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2023.01.26

【魚市場の“朝限定”ごはん】塩釜水産物仲卸市場「朝勝(あさかつ)」に行ってきた!

こんにちは、S-style編集部のあちきです。

生マグロの水揚げ量日本有数を誇る『塩釜水産物仲卸市場』で、平日朝限定のメニューが食べられる「朝勝(あさかつ)」プロジェクトがスタート!

「朝に勝つ」と書いて、「朝勝(あさかつ)」とは?一体どんなものなんでしょうか。

早速足運んで確かめてきました。

目次

■塩釜水産物仲卸市場「朝勝(あさかつ)」とは
■1~2月の「朝勝」は“熱熱”がテーマ
■いざ実食!
・だし廊 -SaKaNa-
・ハリーズチャウダー
・塩釜水産振興センター
・塩竈ギョウザセンター
■まとめ

 

塩釜水産物仲卸市場「朝勝(あさかつ)」とは

「朝勝(あさかつ)」とは、『塩釜水産物仲卸市場』で始まった平日朝限定の「モーニングサービス」のこと。

『塩釜水産物仲卸市場』を“朝ごはんの聖地”にすることを目指し、2023年1月23日(月)から本格稼働しました。

『塩釜水産物仲卸市場』。業者はもちろん一般客もお得な卸価格で海産物を購入できるので、おでかけスポットとしても人気!

『塩釜水産物仲卸市場』は開場が午前3時(日曜、祝日は午前6時)。

朝がとても早く、一般的な朝食の時間帯にはひと仕事を終えた業者が昼替りの食事をとることも多いんだそう!

その朝ごはん文化をさらに発展させ、一般客にも市場で朝の時間を楽しんでもらおうと、このモーニングサービスが始まりました。

平日7:00~10:00の3時間限定で、お得な特別メニュー朝限定メニューを提供します。

ちなみに、「朝活」ならぬ「朝勝(あさかつ)」という気になるネーミングには、「朝を制する者は1日を制す」「朝に勝って自分に勝つ」というメッセージが込められているんです。

 

1~2月の「朝勝」は
“熱熱”がテーマ

2023年1月23日(月)~2月28日(火)の「朝勝」は、“熱熱”がテーマ。

身体を芯から温めてくれる汁物から激辛グルメまで、約10店舗が“熱熱”をテーマに趣向を凝らした特別メニューを販売します。

その内容は、

  • 熱熱シビ辛らーめん(だし廊 -SaKaNa-)
  • 熱熱具だくさんスープ餃子(塩竈ギョウザセンター)
  • トリュフ薫るクリームパスタ(UNDERDOG COFFEE)
  • 本格カレー(あんこ物語)
  • かき鍋定食(塩釜水産振興センター)
  • レッドホットチリチャウダー(ハリーズチャウダー)

などなど。

どれもまさに熱熱でおいしそう…!

凍える冬の寒さは市場の「朝勝」で乗り越えよう、ということで、早速取材に行ってきました!

やってきました!『塩釜水産物仲卸市場』。仙台からは高速道路を使って45分ほどで到着

まずは、2022年10月に誕生した新エリア「セブンストリート」内にある『だし廊 -SaKaNa-』へ。「セブンストリート」はフードコートスタイルで和洋中さまざまな料理が楽しめる飲食エリアです。南側正面入り口からだと、入って一番奥の場所!

 

いざ実食!

※写真はすべて試食会用のメニュー

だし廊 -SaKaNa-

『だし廊 -SaKaNa-』は、宮城の人気ラーメン店『だし廊』による7店舗目の出店。

イワシとサバの旨みが効いた「醤油らーめん」と、貝のダシを使った「塩らーめん」が名物です。

「朝勝」“熱々”メニューは、魚ダシの醤油ラーメンをベースにアレンジした「熱々シビ辛らーめん」(900円)。

『だし廊』のシビ辛ラーメンを食べるのは初めてなので楽しみです!

着丼!

「熱熱シビ辛らーめん」(900円)

ほんのりと赤いオイルに覆われた「熱熱シビ辛らーめん」。魚ダシの醬油ラーメンに、痺れと辛味をプラスした一杯です。

ひと口食べると、舌を刺激するシビ辛のインパクトが◎。ただし喉を通る頃には、ダシの旨みと香りが強く広がります。パンチがありながら、繊細なダシの旨みもきちんと活きたこの味、さすが『だし廊』です!

ちゅるちゅる麺もおいしい!

 

ハリーズチャウダー

続いてやってきたのは『ハリーズチャウダー』。市場内で仕入れた食材を使用した、クラムチャウダーとフィッシュ&チップスのお店です。

『ハリーズチャウダー』もセブンストリート内にあります

こちらの朝勝メニューは、熱熱レベル最強の「レッドホットチャウダー」。“3種類の辛味ソースを入れたうま辛クラムチャウダー”とのことですが、見た目がすんごい!

ドドン!「レッドホットチリチャウダー」(1,300円)。まるでボルケーノ…!

くり抜いたパンの内側に、燃えるようなピンク色のソースがたっぷり。さらにハラペーニョと糸唐辛子がトッピングされ、見た目からすでに危険な雰囲気が漂っています。

どろりと濃厚なソースをパンにつけていただくと、予想を超える辛さ。

こ、これは…。辛いものが得意な人も用心してほしいレベルに辛い!

クラムチャウダーの魚介の旨みはしっかり感じるのですが、それ以上にとにかく辛い!喉と胃が熱くなってくる感じがします。まさに熱熱ですね。

実はこのクラムチャウダー、注文時にお願いすれば、さらに辛さレベルをあげることもできるんだとか。辛い物好きの人は自己責任でチャレンジを!

 

塩釜水産振興センター

続いては、セブンストリートからほど近くにある『塩釜水産振興センター』にやってきました。

好きな海鮮をのせて楽しむ「マイ海鮮丼」で人気のお店です。

セブンストリートからすぐの6号売り場にあります

こちらで提供しているのは、1日10食限定の「かき鍋定食」(1,000円)。

この日は、試食用のカップでいただきました。

旬のカキと野菜、お豆腐が入ったカキ鍋を試食!

市場ならではの冬の味覚・カキをあつあつの鍋で楽しむ「かき鍋定食」。ふっくらしたカキはもちろん、おつゆが美味。カキのダシと野菜の甘さが溶け込んだ汁が身体の芯まで染み渡ります。ふぅ~あったかい。

自分で作れない絶妙な味付けが、さすが魚のプロ!と感じました。これが1,000円で食べられるなら早起きする甲斐あり!

 

塩竈ギョウザセンター

最後に訪れたのは『塩竈ギョウザセンター』。

『塩竈ギョウザセンター』は南入口の左手奥にあり、、セブンストリートや『塩釜水産振興センター』から離れています

このお店では、餃子やフルーツジュース、お弁当などを販売しています。

「朝勝」熱熱メニューは「熱熱具だくさんスープ餃子」(500円)です。

試食用をいただきました!

野菜がたっぷり入った具だくさんスープに、もちもちのエビ入り餃子が入っています。

エビの風味が効いた餃子は食べ応えあり。熱々のスープで身体が温まりました。カップ入りでつるつると食べられるので、市場で買い物していて、身体が冷えてしまった!なんて時の食べ歩きにも良さそうですね。

ほかにも“熱々”グルメはありますが、お腹がいっぱいになってしまったため今日はここまで。パスタやカレーなどほかの料理も気になります!

 

まとめ

  • 『塩釜水産物仲卸市場』で「朝勝(あさかつ)」がスタート
  • 平日朝7:00~10:00の3時間限定で、朝勝限定メニューが食べられる
  • 2月までのテーマは「熱熱」。凍える冬の朝は熱熱グルメで身体の芯から温まろう!

平日朝限定で、お得で楽しいメニューが楽しめる『塩釜水産物仲卸市場』。ちなみに土・日曜、祝日も「朝勝」以外の通常メニューを提供しているため、朝ごはんを食べることは可能です!

朝食の後は、市場で新鮮な海産物を買い物したり、松島方面へドライブしたりしてみるのもいいかも!

2023年はぜひ!早起きして「朝勝」からの充実した1日をスタートしてみませんか。

塩釜水産物仲卸市場

住所: 宮城県塩竈市新浜町1-20-74

電話:022-362-5518

営業情報:平日3:00~13:00、土・日曜3:00~14:00、日曜、祝日6:00~14:00※食事処は平日8:00~12:00、土・日曜8:00~13:00、日曜、祝日8:00~13:00(各店舗毎に異なる。詳細は要確認)

定休日:水曜

HP:https://www.nakaoroshi.or.jp/

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achiki
あちき

日刊S-style Web編集長。仙台生まれ仙台育ち。週1ジム通いの後にすする『そばの神田』が至福。コロナ禍以降は料理とお笑い、「ゼルダの伝説」に凝っています。