1963年の発売以来、カレールウ売上No.1として食卓を支え続けた『ハウス食品』の「バーモントカレー」が、2023年に60周年を迎えました。
そんなアニバーサリーイヤーを皮切りに、“カレーをもっと楽しもう!”とスタートしたのが「C3(Curry・Charm・Challenge)プロジェクトinTOHOKU」。
2023年5月のキックオフから、『tbc夏まつり』、ベガルタ仙台試合会場での試飲会、地産地消を絡めた仙台市、多賀城市とのタイアップなど、さまざまな活動を展開しました。今回は、多賀城市との取り組みと、これまでの活動を振り返ります!
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2024年に創建1300年を迎える多賀城市。そんな歴史のある多賀城市が誇る名産品・古代米をより多くの家庭で楽しめるようにと、多賀城市、『ハウス食品』、パン粉の製造や販売を行う『かね久』、古代米の製造や販売を行う『みそらの郷』がタッグを組み、古代米を使ったカレーレシピの開発に取り組んだ。
紫色の古代米に、白い大豆・ミヤギシロメがアクセントになった「古代米で食べるキーマカレー」は、“トッピングで楽しもう”をテーマに、宮城県産のパプリカやカボチャなど彩り豊かな具材とともに楽しめる内容に。このカレーは、2023年11月に開催された「たがじょう秋まつり」でもふるまわれ、来場者から多くの反響が寄せられました。
<本文>
【材料(6皿分)】
●ハウス バーモントカレー<甘口>230g 1/2箱(115g)
●牛豚ひき肉 300g
●サラダ油 大さじ1
●玉ねぎ 中2個(300g)
●水 300ml
●大豆(ミヤギシロメ) 120g
●白米 3合
●古代米 15g
【作り方】
①フライパンにサラダ油を熱し、みじん切りした玉ねぎを炒める。
②玉ねぎがすき通ってきたら、牛豚ひき肉を入れ、さらに炒める。
③牛豚ひき肉の色が変わったら、水、大豆を入れ沸騰したらあくを取り、弱火~中火で焼く5分煮る。
④いったん火を止め、ルウを割り入れて溶かし、再び弱火で時々かき混ぜながらとろみがつくまで約5分煮込む。
⑤皿に、炊いた古代米と④のカレーを盛る。
――2023年の活動を振り返って、総括コメントをお願いします。
「C3プロジェクト」の活動にご理解を示していただいた皆様のご協力のもと、多くの読者に届く地元タウン誌で情報を発信することで、広い認知拡大ができたと思っています。
結果として、仙台市が主催する「とれたて仙台フェア」への参画や、多賀城市の特産品である古代米とのコラボなど、自治体との取り組みが生まれました。
イベントで消費者に向けてダイレクトにカレーの魅力をお伝えし、反響を実感できたことも意義のあるチャレンジだったと思います。
――「C3プロジェクト」の活動を通して、新たにカレーの可能性を感じたトピックスがあれば教えてください。
カレーはまだまだ広がりがある、というひと言に尽きますね。カレーを通じたSDGsや地産地消の可能性も感じましたし、さまざまな食材、ひいては人と人とのつながりを作ることができると、この一年の活動を通して強く感じました。
――来期の展望や意気込みを教えてください。
いまはまだプロジェクトの創設期だと思っています。2024年以降は、さらなる接点を模索しながら「リサーチ&ゴー」の姿勢を継続したいです。一人でも、一食でも多くカレーをおいしく食べていただくことを目標に、東北カレー王国を築けるよう、活動を続けてまいります!
『S-style』2024年1月号では、上記の記事の他、閖上にある『CURRY LABORATORY 笑夢 かわまちてらす店』も紹介。
さらに、古代米とバーモントカレーのセットが抽選で当たるプレゼントも実施!詳しくは、『S-style』を御覧ください。
せんだいタウン情報 S-styleの非公認キャラクターとしてその名をほしいままにしてきた癒しロボ。これまで連載してきた4コママンガを振り返ってみたり、癒しロボが注目する情報などをお伝えしていきます。
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