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「仙台のおみやげ」を選ぶ時に、定番人気なのが「笹かまぼこ」。杜の都、仙台の名産品として長きにわたり愛されています。宮城県内には、笹かまぼこの老舗や名店が多くあり、伝統の笹かまはもちろん、アレンジかまぼこ商品など、バリエーションも豊富です。
今回は変わり種ではなく、プレーンの笹かまをご紹介します。お店ごとに味も歯ざわりも、こだわりも違うので、皆さんぜひ食べ比べてみてくださいね。
※本企画は宮城県のタウン情報誌『せんだいタウン情報S-style2021年8月号』より、読者アンケートで地元民のお気に入りの店を集めた「宮城県民が選んだ、愛されグルメグランプリ」特集掲載内容からお届けします
1.石巻に生まれて百余年『白謙かまぼこ店』
2.笹かまぼこの名付け親『阿部蒲鉾店』
3.驚きの大きさで、贈り物としてもインパクト大『鐘崎』
4.元鮮魚店ならではの味わい『高政』
5.笹かまはもちろん、デザートかまぼこまで!『馬上かまぼこ店』
6.午後には売り切れ⁉人気の老舗『粟野蒲鉾店』
7.手焼き体験で気分もアガる!『松島蒲鉾本舗』
8.百余年もの間愛され続ける『佐々直』
9.笹かまの可能性を追求する老舗『武田の笹かまぼこ』
10.じんわり広がる魚の旨みを感じて『松澤蒲鉾店』
大正元年に創業した指折りの老舗店。袋を開けた瞬間に上品な磯の香りを放つ「極上笹かまぼこ」は、石巻近海で水揚げされる高級魚キチジで仕立てた“白謙の顔”です。すり身には、魚の旨みと甘みが際立つ天日塩でほんのり塩気をプラス。肉厚に焼いた身をひと口食べると、ブルンッとした弾力となめらかな舌触りが感じられ、食べ応えも十分です。
【交通:JR仙石線石巻駅より徒歩5分】
~読者の声~
かまぼこ自体がおいしいが、真イカ入り、紅ショウガ入りなど、オリジナルもおいしい(男性・50代・石巻)
★編集部おすすめポイント
手型のかまぼこを「仙台名産・笹かまぼこ」と命名したのは、『阿部蒲鉾店』の創業者。伊達家の家紋「竹に雀」にちなみ、その名を付けたそうです。看板商品の「阿部の笹かまぼこ」は焼き方にこだわり、まずは遠赤外線で中までじっくり焼いてふわふわの食感に。次に近赤外線で香ばしく焼き目をつけて丁寧に仕上げています。
【交通:地下鉄仙台駅より徒歩5分】
~読者の声~
笹かまぼこと言ったら「阿部かま」!あまり厚みがないのが良い。口の入れた時の食感がよい(女性・50代・利府町)
★編集部おすすめポイント
住所: 宮城県仙台市青葉区中央2-3-18
電話:0120-23-3156(お客様相談室)
営業情報:10:00~18:30
定休日:無休
化学調味料・保存料・でんぷん・卵白無添加で、素材の味わいを生かしたかまぼこ作りにこだわる『鐘崎』。なんと言っても看板は、笹かま界で唯一無二の厚さを誇る「大漁旗」です。口の中で踊るようなぷりぷりの歯ごたえ、高級魚・キチジの濃厚な旨みは、“大漁”の名にふさわしい贅沢感です。磨き上げられた美味を堪能してください。
【交通:仙台東部道路仙台東ICより車で4分】
~読者の声~
大漁旗が好き。大判で食べ応えがあってぷりぷり食感!(女性・30代・仙台市太白区)
★編集部おすすめポイント
住所: 宮城県仙台市若林区鶴代町6-65
電話:022-238-7170
営業情報:9:30~18:00
定休日:不定休
港町・女川町で鮮魚の卸・加工業を生業としていた『高政商店』が原点。笹かまぼこ製造を始める前から魚に携わっていただけあり、素材へのこだわりは随一です。漁場から工場まで食材を素早く搬送し、新鮮な状態で採肉。「水晒し」の工程を経て、すり身を練り上げています。こうして完成する2種類の笹かまぼこは、どちらも魚本来の旨みが感じられる味わいです。
【交通:三陸自動車道石巻女川ICより車で20分】
~読者の声~
シンプルに笹かまが肉厚でおいしい!(男性・60代・仙台市青葉区)
★編集部おすすめポイント
住所: 宮城県牡鹿郡女川町浦宿浜字浜田21
電話:0225-53-5411
営業情報:8:30~17:30
定休日:不定休
地元・亘理に根差し、県南に直営8店舗を構える『馬上かまぼこ店』。スケソウダラやイトヨリダイなどを丹念にすり潰すことで魚の旨みを引き出し、なめらかに仕上げた「笹かまぼこ」が人気を集めています。旬野菜などさまざまな素材とすり身を織り交ぜた笹かまぼこシリーズや、「揚げかまぼこ」、デザートかまぼこなど、商品の幅広さも魅力です。
【交通:JR常磐線亘理駅より車で4分】
~読者の声~
種類が豊富でお土産にもいいと思います(女性・30代・大河原町)
★編集部おすすめポイント
住所: 宮城県亘理郡亘理町逢隈鹿島字西鹿島62
電話:0223-34-1258
営業情報:8:30~18:30
定休日:無休
1926年の創業当時から変わらぬ伝統の製法で、ふっくらと焼き上げる「笹蒲鉾」。スケソウダラとキチジを合わせた身は、外はもっちり、中はふかふかの仕上がりで、噛むほどに魚の脂の甘みが広がりますよ。「バジルチーズ揚げ」や「平揚げ」など本店限定の味わいもあり、石巻をより一層盛り上げている人気店です。
【交通:三陸自動車道石巻河南ICより車で11分】
~読者の声~
チーズかまぼこがおいしい!小腹が空いたときにさっと食べられる大きさです(女性・50代・仙台市青葉区)
★編集部おすすめポイント
観光地・松島名物の
のど越しなめらかな笹かま
松島で長年愛されている蒲鉾店。職人がこだわって作った、なめらかな口あたりとクセのない味わいが特徴です。大豆を用いた揚かまぼこ「むう」やスイーツ感覚のかまぼこ「どらぼこ」をはじめとした、個性豊かな商品ラインナップも魅力。季節限定商品も豊富です。ショップでは「笹かまぼこ手焼き体験」や揚げたての「むう」を楽しむこともできますよ。
【交通:JR仙石線松島海岸駅より徒歩8分】
~読者の声~
かまぼこのおいしさ、商品ラインナップの多さ(男性・40歳・名取市)
★編集部おすすめポイント
閖上で誕生した『佐々直』は、2021年で創業105年。笹かまのルーツと言われる「手のひら蒲鉾」や、「おとうふかまぼこ」など、バラエティ豊かなラインナップが自慢です。中でも日々の食卓におすすめなのが「上饌 笹蒲鉾(吉次)」。キチジやスケソウダラを原料に、独自開発した純米酒や藻塩を加えて、繊細な魚の風味を活かす製法にこだわった逸品です。
【交通:JR仙台空港アクセス線杜せきのした駅より車で2分】
~読者の声~
スーパーにも置いてあり、価格も手ごろ。普段の買い物でついで買いしちゃう定番品です(女性・50代・仙台市青葉区)
★編集部おすすめポイント
業界で初めて缶詰商品を販売するなど、常に笹かまぼこの新たな可能性を追い求めてきた老舗。そんな『武田の笹かまぼこ』を支え続ける「武ささ」は、最高級ランクのスケトウダラをふんだんに使用した贅沢な商品です。魚の繊維を壊さないよう創業当時から石臼製法にこだわっており、柔らかな歯触りが楽しめますよ。
【交通:JR仙石線本塩釜駅より車で5分】
~読者の声~
最高ランクのスケトウダラを使用、繋ぎの日本酒は浦霞、石臼での手作り…バカうまです(男性・40代・仙台市若林区)
★編集部おすすめポイント
住所: 宮城県塩竈市港町2-15-31
電話:022-366-3355
営業情報:10:00~16:00※時短営業中
定休日:不定休
100余年に渡り、「お客さまの心を満たし、喜んでもらいたい」という一心で笹かまぼこを届ける『松澤蒲鉾店』。職人が笹かまぼこ一つひとつにしっかりと目を通すことで、長い歴史を持つ“松澤品質”を保ち続けています。看板商品の「笹百年きちじ」は、穏やかに広がる魚の旨みが特長。味付けに愛媛産の天然鯛ダシを使用し、上品な味わいに仕立てています。
【交通:JR仙台駅より徒歩5分】
~読者の声~
魚の旨みが味わえます(女性・50代・仙台市青葉区)
★編集部おすすめポイント
住所: 宮城県仙台市青葉区中央1-8-28
電話:022-222-5723
営業情報:9:30~19:00
定休日:無休
お土産や贈答品として親しまれているのはもちろん、お茶請けやおやつ、おつまみにもぴったり。わさび醤油で食べるのもおいしいですよ。宮城県の海の恵みを存分に味わえる「笹かま」をじっくり楽しんでくださいね。
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宮城県仙台市のタウン情報誌『せんだいタウン情報S-style』。地元グルメや仙台観光を知り尽くすタウン情報編集部が、地元で愛される名物を紹介します。スマホやPCで情報収集をしながら、「街を楽しむプロ」になろう!
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