豊かな自然、海・山・大地が育む、多彩で豊富な食材に恵まれた宮城県。
3つのGI登録産品をはじめ、水産・農産・畜産までさまざまなおいしい食材を生産しています。
今日はぜひみなさんに知ってほしい、宮城県の豊かな食材と、それを支える生産者たちを紹介します。
【地理的表示(GI)保護制度とは】
伝統的な生産方法や、気候・風土。土壌など、地域の特性をもとに生み出される農林水産物や食品などの数々。「地理的表示(GI:Geographical Indication)保護制度」は、こうした産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し、「地域ブランド」として守るための制度。登録産品の名称は、国際的にも知的財産として保護されます。
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詳細はこちら(https://www.miyagi-arigatosan-cp.jp/)から
・【GI登録産品】みやぎサーモン
・【GI登録産品】河北せり
・【GI登録産品】岩出山凍り豆腐
・『森の芽ぶき たまご舎』の卵
・『田束山麓 自然卵農園』の卵
・『菊池牧場』の牛乳
・『柴田牧場』の牛乳
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水揚げは毎年3月から7月頃。出荷前は飼料を控え、水揚げ後は5℃以下に保つなど、徹底した品質管理がおいしさのカギ
宮城県漁業協同組合戸倉銀鮭養殖部会部会長の佐藤正浩さん。お父さんの代からギンザケ養殖に携わってきました
ギンザケ養殖の発祥の地である宮城県。国内生産量の90%以上を占める宮城県産の養殖ギンザケの中でも最高級の身質を誇るのが「みやぎサーモン」です。高品質の魚粉やミネラル類を含む飼料で育まれた身のおいしさはもちろん、徹底した品質管理で鮮度の高さもピカイチ!「初めは甘みを伴ったフレッシュな味わい、後半は良質な脂の濃厚な旨みを楽しめます」と話すのはギンザケ養殖に携わる佐藤さん。ぜひ生で味わってほしい逸品です。
収穫後すぐ出荷調整作業を行い、大量の伏流水で丁寧に洗浄。鮮度管理を徹底し、店頭に陳列されるまでみずみずしいまま!
「地元のお花見では酒の肴がせりの浅漬けだった。この食文化を守りたい」と、河北せり生産者で河北せり振興協議会会長の高橋さん
北上山地の麓で育まれる河北せり。中でも4~5月に出荷される「春せり」(葉せり)は飯野川地区の在来品種「飯野川在来」です。「冬を耐え、春に芽吹いた茎葉は柔らかく、香りがよく感じられる」と話すのは、河北せり生産者の高橋正夫さん。昨年には秋冬せりと県産海産物を使った新名物「石巻せり鍋」が誕生しました。冬は根の風味を「石巻せり鍋」で、春は爽やかな香りを「飯野川在来」で。それぞれの魅力を堪能してくださいね!
180年余りにわたり宮城県民に親しまれる伝統食。ミヤギシロメを使うことで白く美しく仕上がり、キメは細やかになるんだそう
「食べていただくことで知ってもらい、食文化を子どもたちに残していきたい」と、岩出山凍り豆腐生産組合代表の小松庸一さん
宮城県の郷土料理に欠かせない岩出山凍り豆腐。江戸末期に伝わった製法を風土に合わせて改良し、生産されてきました。岩出山凍り豆腐に欠かせないのが、旧岩出山町内でも限られた地区にだけ湧く水質の地下水と宮城県産の大豆ミヤギシロメです。「ここにしかない原料や製法で作られ、明治期には海外の博覧会にも出品された」と歴史を教えてくれたのは夫婦で岩出山凍り豆腐を作る小松さん。宮城が誇る伝統食を味わってみてください。
黄身がオレンジ色のキレイな黄身は濃厚な味わい。安心・安全にもこだわり、品質管理も徹底しています
サルモネラ菌などの検査を徹底した環境の中で育まれた鶏たちは健康そのもの!産卵から360日以内の若鶏の卵のみ出荷しています
卵の魅力を発信するため監修を担う専務取締役・一條信人さん。村田町のほか蔵王町、名取市の店舗でも多彩なメニューが楽しめます
豊かな自然とおいしい空気と水が揃う蔵王は、昔から養鶏が盛んなエリア。その鶏卵は質がいいと評判でした。その蔵王のめぶき卵の魅力を多くの人に知らせたいと立ち上がったのが『森の芽ぶき たまご舎』です。魚粉や米ぬか、海藻、木酢液など、独自配合の栄養価の高い飼料を与えられて育った若鶏の卵は、特有の生臭さが少なく、旨みとコクはたっぷり!生はもちろん調理に使用しても素材本来の味や風味がしっかり楽しめますよ。
住所: 宮城県柴田郡村田町大字村田字迫91-1
電話:0224-82-1811
営業情報:9:00~18:00(レストラン/10:00~ラストオーダー17:30)
定休日:無休
太陽の光が降り注ぐ広い鶏舎。自由に走り回る平飼いで育った鶏のタマゴは、身も殻も硬く強い弾力が生まれます
着色などを一切していないレモン色の黄身はタマゴ本来の色で、自然卵の証。粘度の高い白身もこだわりです
スイーツを通して自然卵の魅力を伝える自然卵農園の大沼あかねさん。自然卵のおいしさは『自然卵のクレープ』でも堪能できます
「無添加の飼料を与え、平飼いで育った鶏が生む自然卵が県内になくて、それなら自分たちで飼育に挑戦してみようと思ったのが始まりです」と話すのは、南三陸町で自然卵農園を営む大沼あかねさん。「卵皇」と名付けられた自鶏卵は、走り回りながらのびのび育った鶏から生まれたものです。宮城県産の米や小麦に南三陸産の野菜や海藻などを自家配合した飼料で育った鶏の卵は臭みがなく濃厚な味わいで、スイーツにぴったりですよ。
住所: 宮城県仙台市青葉区五橋2-11-18 第三ショーケービル1F
電話:050-1295-5318
営業情報:11:30~18:30
定休日:無休
牧場オリジナル商品は『道の駅おおさと』で販売しています。のむヨーグルトのとろみは衝撃的ですよ!
40haにも及ぶ広大な敷地で牛を放牧。牧場主の菊池敏之さんは、バイオマス燃料への取り組みなど資源の循環にも力を注いでいます
『道の駅おおさと』内にある『milk monster』のオリジナル「ソフトクリーム」(330円)は、菊池牧場のミルクの濃厚な甘みがたまりません!
大郷町にある『菊池牧場』は全国的に見ても珍しく、放牧で牛を飼育しているのが特徴です。草原でのびのびと過ごし、ストレスなく育った牛から搾るミルクは風味も味わいも別格!「大郷町の農家やワイナリーから分けていただいた傷物のリンゴやワインカスなどを牛たちにエサとして与えることで資源を循環させるのもこだわりです」と、牧場主の菊池敏之さん。オリジナルのヨーグルトは、素材自体の甘みや香りを存分に堪能できますよ。
住所: 宮城県黒川郡大郷町中村字北浦51-6 道の駅おおさと内
電話:022-359-2675
営業情報:9:30~17:00
定休日:道の駅おおさとに準ずる
牛のためにトウモロコシを栽培するなど、栄養価の高い飼料がミルクの味を引き上げています
新鮮なミルクで作るジェラートは、ホイップのようにふわふわ!常時7~8種類揃う中でも「ミルクジェラート」(420円)が一番人気
「秋保観光のきっかけにしてほしい」とお店を開いた柴田さん夫妻。自家製ミルクとジェラートを通じ地域活性にも取り組んでいます
秋保の『柴田牧場』がオープンした『KOMOREBI gelato』。牛舎で丁寧な管理のもと育てられた牛のミルクを使用したジェラートが楽しめるお店です。自家栽培のトウモロコシなどこだわりの飼料で育まれた牛から搾られるミルクは、甘みと風味が豊かで飲み口もシルクのようになめらか!新鮮なミルクで作るジェラートは絶品ですよ。地域の生産者とつながり、果物など地元食材を使った限定ジェラートも展開しています。そちらもお見逃しなく!
住所: 宮城県仙台市太白区秋保町境野字上戸49-1
営業情報:10:00~16:00
定休日:火~木曜
現在、宮城県食産業振興課では、「食材王国みやぎ 地元産 ありがとさん 地産地消でプレゼントキャンペーン」を実施中。
参画店(飲食店・宿泊施設・小売店)で、県産食材を使用した500円(税込)以上の対象メニュー・商品を購入した人に、月替りの「宮城のおいしいプレゼント」が当たるキャンペーンです。
2023年2月26日(日)まで開催されていますので、ぜひふるってご参加ください。
▼詳細はこちらのページから
https://www.miyagi-arigatosan-cp.jp/
豊かな自然、海・山・大地が育む、宮城のおいしい食材をたくさん楽しんでくださいね!
せんだいタウン情報 S-styleの非公認キャラクターとしてその名をほしいままにしてきた癒しロボ。これまで連載してきた4コママンガを振り返ってみたり、癒しロボが注目する情報などをお伝えしていきます。
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2023.4.27
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2021.8.31
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