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2022.12.14

【感動が止まらない】劇団四季『リトルマーメイド』が仙台開幕!初観劇で大感激

こんにちは、S-style編集部のマタギです。

劇団四季のディズニーミュージカル『リトルマーメイド』が仙台に上陸し、11月26日に初日を迎えました!
テレビCMや仙台市営地下鉄の構内、街中などでポスターを見て、観に行きたい!と計画している方も多いのではないでしょうか。

実は劇団四季ファンの私。これまで『美女と野獣』や『キャッツ』をはじめ、『ライオンキング』、『オペラ座の怪人』、『コーラスライン』などさまざまな作品を観劇してきました。

数多ある作品の中でも、特に観たかったのが『リトルマーメイド』。
舞台上で海底世界を表現するってどういうこと?アリエルが宙を舞って泳いでいるのを表現!?
気になる気になる気になる~。東京まで行って観劇しようかどうしようか…。

悩み続けて10年近く経った今年(悩みすぎ)、カンパニーが仙台にやってくるというではありませんか!
劇団四季ファンのわたくしが、編集部を代表して観劇してきました。

興奮のレポートをお楽しみください。

上演情報

©Disney

「リトル・マーメイド」は、主人公のプリンセス、アリエルと共に愛され続けるディズニーアニメーション。その後舞台化された本作は、2013年に東京で日本初演を飾り、以来各地でヒットを続けてきました。

地上の世界にあこがれる人魚姫・アリエルの、恋と夢と冒険の物語。好奇心旺盛なプリンセスが、自らの力で未来を切り開き、運命さえも変えてしまう姿や、美しい恋模様に胸が打たれる作品です。

【上演期間】~2023年3月12日(日)
【会場】東京エレクトロンホール宮城
【料金】公演日・時間により異なる。詳細は劇団四季オフィシャルウェブサイトを確認
【問合せ】劇団四季(☎0570-008-110)

詳細はこちらから▼
https://www.shiki.jp/applause/littlemermaid/

仙台公演会場は「東京エレクトロンホール宮城」

今回の会場は定禅寺通り沿いにある「東京エレクトロンホール宮城」。
地下鉄勾当台公園から徒歩8分ほどのところにあり、「劇団四季の仙台公演と言えば!」な場所ですね。

会場に着くと、青いポスターがお出迎え!わくわくが止まりません

会場に入る時に検温・消毒を終え、いざ客席に着くと、聞こえてくるのは波の音。
ここってもしかして…海辺…!?
舞台のどん帳は青い模様があしらわれ、まるで水面のよう。
観劇前から『リトルマーメイド』の世界を表現した演出が散りばめられています。

そしてついに、ミュージカル『リトルマーメイド』の開演です!

海底世界へ誘う第1幕

幕が上がると現れるのは、アリエルたち人魚や海の生き物たちが暮らす海底世界。青く神秘的な舞台に早くも引き込まれます。

アリエルのお姉さんたちのカラフルな衣裳と華やかな歌声で舞台は彩られ、そして現れるのは海の王・トリトン!ワイヤーを使って宙を舞いながら登場するのですが、ヒレを動かしてゆったりと玉座に座る様は、ほんとうに水の中を泳いで進んでいるよう。

トリトンだけでなく、登場するキャラクター全員が水圧や水の揺らめきを感じさせるような、ゆったりとしたアクションなのです。その場に留まって話をするシーンでも、とめどなく身体をゆ~らゆ~ら揺らす演出の細かさには驚き、感動しました。

そして登場するのはお待ちかねのアリエル!
赤色の髪の毛にグリーンのヒレが美しい人魚姫が、泳ぎながらやってきました。
しなやかなに身体を揺らして、明るい歌声はおてんばプリンスそのもの!

撮影:下坂敦俊 ©Disney

アリエルをはじめ、さまざまなキャラクターの登場に心を躍らせるのはもちろん、ワクワクする曲の数々にも感動です。
『リトルマーメイド』と言えば、「パート・オブ・ユア・ワールド」や「アンダー・ザ・シー」が印象的ですね。私もこの2曲をどんな風に聴かせてくれるのか期待していたのですが、それに加えてバキュンと胸を撃ち抜かれた楽しい曲がありました!

1つ目は、エリック王子が登場する際に歌う「深海の秘密」。船乗りたちの勇ましい歌声が響く一曲です。これから航海に出るというワクワク感が感じられますし、何より彼らのマリンスタイルな衣裳がとってもキュート!これから観劇する方には、そのあたりもぜひ注目してもらいたいです。

2つ目は、アリエルの幼馴染・フランダーと、6人のお姉さんたちが歌う「恋してる」です。ちょっぴり鈍感?なフランダーが主役のポップチューンで、フランダーの愛おしいキャラクターが全面に出ているのがたまりません。

そしてやはりなんといっても第一幕の最大の盛り上がりは「アンダー・ザ・シー」!
セバスチャンの指揮のもと、クラゲやイソギンチャクなどの海底生物が大集合!カリプリ調のリズムに、自然と客席からは手拍子が巻き起こります。伸びやかなセバスチャンの歌声と共に会場は盛り上がります。

撮影:下坂敦俊 ©Disney

勇気と未来を信じる気持ちに感動する第2幕

第2幕の見どころはなんといっても海の魔女・アースラ。その邪悪な姿はもちろん、妖艶な歌唱もびりびりと刺激的!なんとも不気味なのが良いのです。

そんなアースラと、娘を守りたいトリトンが直接対決する最大の山場。
娘を想う父の気持ちが迫力ある演出で表現されていて、圧倒されました。
アースラの容赦ない恐ろしさに、正直ビビってしまったのはここだけの話です。

戦いを終え、フィナーレでは「パート・オブ・ユア・ワールド」のメロディにのせて、第一幕とは違う歌詞が歌われます。
地上への憧れを歌う切ない第一幕と、祝福の賛歌のような第二幕。最高のフィナーレにジーンと心が熱くなりました。

約2時間35分のミュージカル『リトルマーメイド』。
劇団四季ファンの方も、まだ四季作品を観劇したことがないという方も、誰もが心を躍らせ、そして感動すること間違いなしの作品です。上演は3月12日(日)までのロングラン。
ぜひこの機会に観劇してみてはいかがでしょうか。

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マタギ

趣味は山登り。山頂でコーヒーを飲み、下山後は銭湯に直行、ラーメンを食べて帰るのが理想の休日。最近は「Netflix」「Amazon Prime Video」「U-NEXT」を使いわけて、ドラマ・映画鑑賞の沼から抜け出せないでいる。