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2022.06.30

夏本番に負けない!仙台の絶品「うなぎ料理」6選

東北地方もまさかの梅雨明け!早くもバテそうな身体に、ちょっと奮発してウナギはいかが?今日は宮城県仙台市のタウン情報誌『せんだいタウン情報S-style』の編集部が厳選した、仙台で絶対に行きたいウナギ料理の名店を紹介します。

夏本番に負けない!仙台の絶品「うなぎ料理」6選

1.仙台藩より鰻行の元締めも仰せつかった超名店『大観楼』
2.154年の歴史が詰まった横丁の一軒『明ぼ乃』
3.うなぎの味と香り際立つあっさり仕立て『竹亭 本店』
4.旧家を利用した風情ある佇まいも素敵『いわま亭』
5.2021年にオープンした仙台・うなぎ界のニューカマー『鰻にょろ助』
6.全国でも有名な「牛たん焼」の店がおくる隠れ名物『旨味太助』

 

1. 仙台藩より鰻行の元締めを仰せつかった超名店『大観楼』

江戸時代から続く老舗割烹で
鮮度抜群のうなぎに舌鼓

「うな重」(4,620円~)。このほかテイクアウト用のうな重も予約注文で承っています

活きのよいうなぎを一枚一枚、秘伝のタレにくぐらせて焼き上げます。待っている間に白焼きで酒を楽しむのもまた一興

老舗の風格漂う門構えながら、玄関は車いすのまま入れるようバリアフリー仕様のうれしい心遣いも!エレベーターや車椅子用トイレも備えています

仙台藩十一代藩主・伊達義公の時代に、城下で鰻行の元締めも仰せつかったという『大観楼』。創業より200年、うなぎの新鮮さと職人の技へのこだわりは、今も変わることなく守り継がれています。うなぎは愛知県と千葉県から毎日仕入れ、店の地下から汲み上げる井戸水を用いて常に“活きた状態”に。それを熟練の職人が割き、炭火で焼き上げます。多彩な個室も魅力で、予約をすれば割烹ならではの華やかな懐石料理も楽しめます。

【交通:地下鉄南北線広瀬通駅より徒歩5分】

★編集部レコメンド

  • 仙台藩より鰻行の元締めも仰せつかったという創業200年の老舗
  • 毎日仕入れる鰻は活きの良さと職人技の焼きが自慢
  • 店内はバリアフリー仕様で個室も豊富。さまざまな人に利用しやすい
蒲焼割烹 大観楼

住所: 宮城県仙台市青葉区一番町3-9-5

電話:022-221-7575

営業情報:11:00~14:00、17:00~21:00

定休日:月曜

HP:https://daikanrou.gorp.jp/

 

2. 百五十四年の歴史が詰まった横丁の一軒『明ぼ乃』

澄んだ井戸水が活かす
うなぎの持ち味

「うな丼・上」(2,900円)。ガス釜炊きのひとめぼれと一緒に豪快に味わってくださいね

戦後まもなく移転してきた頃から店の作りはほとんど変わらず、老舗の風合いに満ちています

お店の前に出すのぼりが目印!うなぎは炭火でじっくり焼くため、時間に余裕を持って訪れるべし

創業明治元年。空襲をきっかけに中央市場(現・壱弐参横丁)に移った『明ぼ乃』。その最大の理由は、井戸の存在にありました。この地下水に活けのうなぎをさらすことで、生きの良さを保ったまま泥っ気を抜くことができるそうです。関東流に蒸して炙ったうなぎは、脂の旨みを残しつつ表面はパリッと。ご飯を一緒にかっ込めば、至極の味わいが広がりますよ。

【交通:地下鉄東西線青葉通一番町駅より徒歩3分】

★編集部レコメンド

  • 伊達政宗の遺産・四谷用水の流れをくむ井戸の地下水がおいしさのカギ
  • 関東流に蒸して炙ったうなぎは表面パリッと、身はほろり。適度に残る脂も美味!
  • うなぎと同じ井戸水を使って漬けた糠漬けもぜひご賞味あれ
うなぎ 大蒲焼 明ぼ乃

住所: 宮城県仙台市青葉区一番町2-3-28 壱弐参横丁内

電話:022-221-5808

営業情報:11:30~売切れ次第閉店

定休日:月・水・日曜、祝日

 

3. うなぎの味と香り際立つあっさり仕立て『竹亭 本店』

“江戸前”の技を現代に。
炭火で焼き上げる絶品うなぎ

「うなぎ重箱 けやき」(3,800円※きも吸い、お新香付)。お米はタレと相性のよい「宮城県産ひとめぼれ」を使用しています

おすすめの新メニュー「ミニ鰻重と茶そばのセット」(4,000円)。うなぎはもちろん、茶そばに天ぷらなどが付いた大満足の内容です

テーブル席のほか、小上がりもあります。掘りごたつ、座敷、椅子席の個室もあるので特別な日にも利用しやすいですよ

昭和40年創業。現在は東京の和食の名店で修業を積んだ阿部英之さんが2代目親方として現場に立っています。うなぎのほか、ドジョウや懐石料理・日本料理も味わえますよ

創業から今年で57年を数える『竹亭』を訪れたのなら、うなぎの蒲焼は必食!使用するのは熟練の目利きが厳選したその時期一番おいしいうなぎ。産地から生きたまま仕入れ、備長炭を用いてじっくりと焼き上げています。タレは江戸前の製法を踏襲したあっさり仕立て。甘さ控えめにすることでうなぎ本来の味と香りを引き出し、最後のひと口まで飽きることなく楽しめますよ。

【交通:仙台市営バス南光台南三丁目北バス停より徒歩1分】

★編集部レコメンド

  • 甘さを控えた江戸前のタレがうなぎの旨みを引き立てる!
  • テイクアウトにも対応。一部地域では出前も行っており、家でも竹亭の味が楽しめる
  • 232名まで対応可能な多彩な個室を完備。懐石料理もあり、会食にもぴったり
竹亭 本店

住所: 宮城県仙台市泉区南光台東1-53-22

電話:022-252-5030

営業情報:11:00~20:30(ラストオーダー20:00)

定休日:木曜(祝日の場合は営業、翌日休み)

HP:http://www.unagi-chikutei.jp

 

4. 旧家を利用した風情ある佇まいも素敵『いわま亭』

焼きの技術にこだわり四十余年
職人技が光る至高のひと品

「うな重(梅)」(2,960円)あえて小ぶりなうなぎを使うのが『いわま亭』流。小さい方が身の締まりや味がよく、骨も小さく柔らかいため食べやすいそうですよ

「会席膳」(要予約)の際に並ぶ、彩り豊かな旬魚のお造り(写真は2人前)

中庭を望む畳敷きにテーブル席の店内。昭和初期に建てられた旧家をそのまま使用しており、趣があります

2022年で創業49年になる『いわま亭』。愛知県三河一色産の上質な活うなぎを使った多彩なうなぎ料理を楽しめるお店です。中でも人気の高い蒲焼は、創業当時から守り続けてきた秘伝のタレが味の決め手。備長炭で白焼きにし、蒸し上げた後、タレにくぐらせて再び焼きへ。焦がさないよう、なおかつ照りが出るよう、職人技で焼き上げたうなぎは絶品ですよ。

【交通:仙台市営バス大崎八幡宮前バス停より徒歩3分】

★編集部レコメンド

  • 姿焼から白焼、蒲焼、肝吸いやうなぎ酒まで、うなぎを多彩な仕立てで楽しめる
  • 人気は蒲焼。濃厚で甘さ控えめのタレをまとったうなぎは絶品!
  • うな重はもちろん、もう一つの柱である天ぷら、お造りや季節料理が揃う「会席膳」にも注目

 

うなぎ・天ぷら・会席料理 いわま亭

住所: 宮城県仙台市青葉区八幡3-18-19

電話:022-261-9050

営業情報:11:00~21:00(ラストオーダー20:00)

定休日:水曜

HP:https://iwamatei.jp

 

5. 2021年にオープンした仙台・うなぎ界のニューカマー『鰻にょろ助』

外はパリッと中はふっくら
自慢の「地焼き」に注目

蒲焼と白焼を食べ比べできる「鰻重(二尾)」(8,250円)。鰻重は1尾から注文でき、2種焼きは2尾より受け付けています

梅ダレでさっぱりと味わう「鰻刺身(半身)」(2,420円)。上質な脂とコリコリの歯ごたえが魅力です

「鰻串焼き(3種盛り)」(2,068円)。右から肝、うなぎの切れ端を巻き付けた「くりから焼き」、短冊焼

テーブルとカンターを備える、広々とした店内。カウンター席ではスタッフさんとの会話も楽しめますよ

刺身や串焼きなど、うなぎを使った多彩なアテを揃えた『鰻にょろ助』。リーズナブルな価格で楽しめる、「普段使いできるうなぎ店」として注目を集めるお店です。こちらの蒲焼は、蒸さずに“焼き”のみで仕上げる「地焼き」が特徴。焼き目はパリッと、中はふんわり柔らかく、皮目の香ばしさが際立つうなぎを味わえますよ。

【交通:地下鉄南北線勾当台公園駅より徒歩6分】

★編集部レコメンド

  • リーズナブルな価格設定とカジュアルな雰囲気で、普段使いできる“うなぎで呑める店”
  • 宮城県内では珍しい、“焼き”のみで仕上げる「地焼き」の蒲焼が楽しめる
  • 「鰻串焼き(3種盛り)」は、ちょい飲みにもぴったり!
鰻にょろ助 仙台店

住所: 宮城県仙台市青葉区一番町4-4-10 1F

電話:022-265-5881

営業情報:11:00~15:00(ラストオーダー14:00)、17:00~23:00(ラストオーダー22:00)

定休日:水曜

HP:https://kiwa-group.co.jp/nyorosuke_sendai/

 

6. 全国でも有名な「牛たん焼」の店がおくる隠れ名物『旨味太助』

ドドンと1本豪快に
ピンチが生んだ奇跡の丼

親方が数ヵ月にわたって試作を繰り返して完成した「うなぎ丼」(2,650円)。はみ出さんばかりに鎮座するうなぎが迫力満点!

炭火を用いて熟練の技で焼き上げる「牛たん定食B(5枚)」(2,000円)

1948年に初代・佐野啓四郎さんが創業。二代目・佐野八勇さんが初代のフロンティア精神を受け継ぎ、うなぎ丼を完成させました

仙台名物・牛たん炭火焼の草分けとして知られる老舗。2003年のBSE問題で牛たんの調達が難しくなった時期、店を救ったのが「うなぎ丼」でした。丼からはみ出さんばかりのうなぎは、身がふわふわで臭みもなく、専門店顔負けの味わい!子どもからお年寄りにまで好評で、定番の仲間入りを果たしました。牛たんの店ならではの、麦飯やテールスープと合わせて召し上がれ。

【交通:地下鉄南北線勾当台公園駅より徒歩3分】

★編集部レコメンド

  • うなぎは小骨まで柔らかく、身はふわふわ!専門店顔負けの味わいが楽しめる
  • 麦飯やテールスープと合わせていただくうなぎ丼は全国でもここだけかも⁉
  • 弾力のある牛たんは食べづらいというお年寄りや子どもにも好評
旨味太助

住所: 宮城県仙台市青葉区国分町2-11-11 千松島ビル1F

電話:022-262-2539

営業情報:11:30~22:00※現在は20:00まで(日曜は19:30まで)の時短営業中。ラストオーダー各30分前

定休日:月曜(祝日の場合は営業、翌日休みの場合あり※要問合せ)

いかがでしたか?

夏本番に負けない!仙台の絶品「うなぎ料理」6選はいかがでしたか?

おいしいうなぎで精をつけて、暑い夏を乗り切りましょう!

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琴乃後藤
S-styleWEB編集室

宮城県仙台市のタウン情報誌『せんだいタウン情報S-style』。地元グルメや仙台観光を知り尽くすタウン情報編集部が、地元で愛される名物を紹介します。スマホやPCで情報収集をしながら、「街を楽しむプロ」になろう!