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2021.09.11

【全文公開】蒲鉾本舗高政社長による好評連載「女川とアカルイミライ」vol.6

有沙高橋ありちゃ

皆さんこんにちは!
S-style編集部のありちゃです。

女性アイドル(特にWACK)と女川大好き!なありちゃの熱烈オファーにより始まった、蒲鉾本舗高政社長・高橋正樹さんによる好評連載「女川とアカルイミライ」。

震災後の悲しみの中、ひょんなことから始まった女川とアーティストたちの物語。さまざまな出会いを経て、“被災地”から“ハッピーを届ける町”へと変貌を遂げた女川のストーリーを、物語の立役者・老舗蒲鉾店『蒲鉾本舗 高政』社長の高橋正樹さんが紡ぎます。

蔵出し情報満載!(?)な本連載を、全国のアーティストファンにも届けるべく、
特別にWEBで全文公開します。

第6回 「ただいま」と「おかえり」

住んでいる我々には全くわからないのだ。女川とほかの被災地、何が違うのかわからない。でも、何度も女川に来ていただく方々はこう言ってくれる。「女川は特別な場所なんです」。

東日本大震災の後、各界著名人や歌手・アーティストが被災地を訪れた。被害著しい女川町にも多くの方が慰問や励ましに来てくださった。そして、必ず最後に「また来ます。がんばって!」とお別れする。その時は社交辞令ではなく、ご本人は本当にまた来ようと思ってくれているのだろう。しかし、スケジュールの関係でなかなか再訪できないものだ。それでもまた来てくれる人は多い。どうやら女川町は“再訪率”が高いらしい。それをSNSで叩かれることもあった。「また女川? 私ファンなのに、なんであっちばかり」。それは…私たちにもわかりません。

何度も女川に来てくださる皆さんが同じように言うことがある。「最初は励ますつもりで来たけど、地元の人のパワーや心根に触れて気持ちが変わった」「女川がどうなるのか見届けたい」「次に来た時に、どんな風に復興しているのか楽しみ!」。震災後の私は女川町の内と外と繋げる役割を与えられ、さまざまな人の応対をさせていただいてきた。訪れた方と町民の交流の場を設けるのも1つ。女川の人々は夢を語る。我々はこんな町にしたい。ひどい目にあったけど、この先はその分もっと幸せに生きていきたい。僕らは未来を自分の手で作りたい。そしてある人にこんなことを言われる。「女川の人って、復興の話をする時に“私は”じゃなくて“私たちは”って言うんですね」。確かにそうかもしれない。「水曜どうでしょう」の藤村ディレクターは「気になってしょうがないんだよ。呼ばれなくてもまた来るから、酒とうまいものを用意しといてな」。EMPiREのメンバーは「おばあちゃん家に泊まりにいく感覚に近いかも」。みんなそれぞれの女川を想ってくれている。ありがたい。そんな人たちが女川に帰ってくると、「ただいま」「おかえり」。お互いに笑顔が自然に出るのだ。

「S-style9月号」には秘蔵写真も!

いかがでしたか?

「S-style9月号」には「水曜どうでしょう御一行」「EMPiRE」の秘蔵写真も掲載しています。
興味がある方は、ぜひお手にとってみてくださいね。

次回の連載もお楽しみに!

 

「S-style9月号」はAmazonで好評発売中!

★「女川とアカルイミライ」過去記事はこちらから★
第1回 BiSと女川のはじまり①
第2回 BiSと女川のはじまり②
第3回 BiSと女川のはじまり③
第4回 女川町民音楽祭「サンマーソニック」①
第5回 女川町民音楽祭『サンマーソニック』②

有沙高橋
ありちゃ

女性アイドルをこよなく愛するS-style編集部の末っ子。好きな食べ物はラーメン(特に極太縮れ麺が好き)ニンニク、炙り〆サバ。「仙台原石図鑑」「カメラ片手に気ままなバス旅」などを担当。