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2021.10.15

【毎日を楽しく】リリー先生のスタイリッシュティーレシピ連載【Vol.1】

新たに始まるWeb連載「リリー先生のスタイリッシュティーレシピ」。

仙台で紅茶教室「Lilys tea」を主宰する柴田麗麗(リリー)先生が、S-styleオリジナルレシピを紹介します。

レシピのキーワードは「身近で簡単」!
「難しそう…」「段取りが多そう…」といった心配は不要です。スーパーやコンビニで手に入る材料で、超簡単&スペシャルな一杯が作れます。

初回の今回は、リリー先生の紅茶への想いと、【予習編①】【予習編②】をお届け。

はじめまして、リリー先生!

紅茶は、子どもから大人まで気軽に楽しめる飲み物

はじめまして、紅茶教室Lilys tea 主宰ティータイムスタイリストのリリーです。
今回S-styleでのWeb連載がスタートし、こうして皆さんと関われることを幸せに思います。

紅茶と聞くと皆さんはどんなイメージを持ちますか?
優雅、セレブ、敷居が高い・・そんなイメージをお持ちの方も多いかと思います。
そんな気取った紅茶の世界も嫌いではないですが、わたしはどちらかというとおうちの中で気軽に紅茶を楽しんでもらいたいという想いで、紅茶教室をしています。

わたしの紅茶教室は、紅茶が好きな方ももちろん来ますが、はじめて紅茶教室に来る方の大半が、コーヒー党なのです。
「自分が飲まない飲み物を人に出すのは、勇気がいる。」
コーヒーが飲めない私は、インスタントだとしても、人にコーヒーを出すのはドキドキします。それはきっとコーヒー党の方が、紅茶を人に出すときの気持ちと似ているのかなと思っています。

正直、紅茶のことを何も知らなくても、茶葉とお湯さえあれば紅茶は淹れられます。
「あれしちゃだめ、これしちゃだめ、こうしなきゃいけない」ということはありません。

紅茶は、自由に楽しんでいい。

紅茶を淹れて、紅茶を飲みながら、みんなが笑顔になる時間が私の大好きなティータイムです。

S-style Webでは、簡単な材料とわずかな工程で作る「スタイリッシュティー」の、オリジナルレシピを紹介します。

これからどうぞよろしくお願いいたします!

【予習編①】まずは紅茶を淹れてみよう
★準備物

・ティーポット
・ティーカップ
・茶葉
・茶こし
・タイマ-

★分量

お湯350mlに対して、細かい茶葉は小さじ2、大きい茶葉は大さじ1

①ケトルに汲み立ての水を入れます。
一度沸かしたお湯ではなく、水道から出したてのものを使いましょう。

②ポットに茶葉を入れます。
開けてからだいぶ経っているものは劣化している可能性大!
湿気の少ない場所で常温保存し、早めに飲み切りましょう。紅茶の保管方法も大切です。

③お湯を沸かして、沸騰直前約98度で止めます。

④一気にお湯を注ぎます。

怖がらず、一気に注ぐのが紅茶をおいしく淹れるコツです!

⑤蒸らし時間は、細かい茶葉なら2~3分、大きな茶葉なら4~5分

⑥茶漉しを使ってティーカップに注ぎます。

⑦美味しい紅茶をさぁどうぞ!

2杯目を飲む時は・・・

2杯目以降はお茶の味が濃くなるので、差し湯は欠かせません。
ティーポットからティーカップに濃くなった紅茶を注いだら、カップに差し湯をして自分の好きな濃さに調整していきます。
1杯目から濃いと感じた場合は、差し湯を使っても失礼にあたりません。

人へおもてなしする際は「紅茶の濃さはいかがですか?」という気持ちを忘れないように。

【予習編②】紅茶を淹れる時は「ジャンピング」に注目!
ジャンピングとは・・・ジャンピングができているとおいしい証拠です!

★ポイント

・水道から出したての水を使う
・沸騰直前のお湯を注ぐ
・新鮮な茶葉を使う

茶葉が大きく上下に飛び跳ねているのがわかりますか?

★ティーポットによっても変わります

・ガラスのティーポット
ジャンピングがよく見えるのと、冷ましやすいのが特徴です。
ひとつ持っておくととても使い勝手が良いのでおすすめですよ。

・磁器のティーポット
保温性に優れていますが、ジャンピングが見えません。
ふたを開けてみて、茶葉が上に浮いていたらジャンピング成功の証です。

次回からは、スタイリッシュティーのオリジナルレシピをご紹介していきます。
お楽しみに!

lilys tea
Lily's tea リリー先生

仙台在住ティータイムスタイリスト。2014年から紅茶教室「Lily's tea」を開講中。SNSでレシピを発信したり、ライブ配信で生徒と交流したり、明るい笑顔と親しみやすさが魅力!