ご無沙汰しております。日刊S-style Web限定でお送りしている、ごく一部で大変な人気を得ている4コマ連載「癒しロボ」を振り返るコンテンツです。
ところで、早いもので7月に入りましたね。今年は、例年にも増して、5月病が重症化いたしまして、約2ヵ月も経ったというのに、未だ症状に悩まされている次第でございます。
そんな5月病を吹っ飛ばせ! と、しばらくぶりに癒しロボを振り返ってみたいと思いますが、このWeb連載も今回でまだ5回目。今現在、『S-style』本誌での連載が何回目なのか、一度も数えたことがないだけに、これからどれぐらいの年月をかけて振り返りを続けるのかと考えると、気が遠くなってまいりますが、そこは温故知新。振り返りを続ければ、いずれ一回転すれば正面に戻るはず。前を向いてゴールを決めるまでなんとか、がんばってまいりましょう。
■1コマ目
「今朝、編集長がボクのことを話題にしてくれました…」と、まずはお得意のひとりごと。つーか、基本、ひとりごとなんですが。このような、日々の情景を題材として描かれているので、このセリフもわかる人にはわかる、一見さんお断り的な敷居の高さも、マニアックなファンを増やしていく理由のひとつでしょう笑。絵自体は、今となってはなんとも雑なタッチですが、そこがまた、いわゆる「味」というやつですね…。首が長い!
■2コマ目
「とあるアンケートで、人型ロボットに求めること、第2位が、なんと…」。いまや、そんなに珍しくもなくなってきたPepperくんのような人型ロボットに、何を求めますか? というアンケートの結果が発表になったんですね。もっとも多かった回答は「防犯、警備」。以降は、「話し相手」、「家事」、「教育」、「育児」と続くわけですが…。
■3コマ目
第1位「防犯、警備」に次いで多かった回答が、なんと「癒し」だったのであります! んだから、「えっへん!」と誇らしげに胸を張る癒しロボが描かれております。掲載になった2014年8月頃も、癒しをロボットに求めることは確かにありました。ペット型ロボットがそれですね。当然、人型のロボットにも癒しを求める風潮はありましたが、名前が癒しロボだけに、ここはぴったりハマっちゃったわけですね。
■4コマ目
ただし、癒しロボ的には、人間がロボットに対して癒しを感じるのは、いわゆる犬型、猫型など、ペットの延長にあるもので、もふもふだったり、ぷにぷにだったり、ニャーニャーだったり、ワンワンだったりと、人間を相手に振りまく愛嬌や感触が必要なのではないかと考えていたわけです。なので、こうつぶやくので。「でも、編集長、ひと言、忘れています…。ボクの体がチタンとカーボンでできたひんやりボディだってことを…」。うーん、なんだかよくわかりません。質実剛健なボクに、人間は癒やされるのだろうか? とちょっとした悩みを告白しております。
さて…。
今回の4コマが掲載されているのが、2014年8月号。癒しロボが掲載になっているページの下には、知る人ぞ知るまぼろしのコーナー「編集カマスポが読者の“?”に答える、あんな店、こんな店調査団」というコーナーがありました。この回は、カマスポがニューハーフに変身し、その仕上がりの採点が、まさかの60点!「ひげの処理不足でマイナス50点、でも、女装の勇気にプラス10点」だそうです。
2014年8月号の第1特集は、夏を楽しむ「仙台の夜ごはん」特集でした。S-style読者のために、お酒と料理で1,500円のセットを作ってもらったりして、大いに盛り上がりました。誌面には、ほろよいご機嫌なお客さんもにもいっぱい登場いただきました~! ほかにも、秋保ヴィレッジのオープン情報をはじめ、ソチオリンピックで金メダルを獲得した羽生結弦選手の地元凱旋公演「Together on Ice」のレポートも掲載している、かなりレアな一冊でした。
Web限定連載の癒しロボをもう一度見たい、という人は、こちらをどうぞ。
せんだいタウン情報 S-styleの非公認キャラクターとしてその名をほしいままにしてきた癒しロボ。これまで連載してきた4コママンガを振り返ってみたり、癒しロボが注目する情報などをお伝えしていきます。
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