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2023.08.03

柏木ひなた最新EP「ここから。」が配信リリース!ソロとなった今の心境をクローズアップ

昨年末にアイドルグループ「私立恵比寿中学」を惜しまれつつ卒業し、今年6月に「From Bow To Toe」でソロデビューをした柏木ひなたさん。

ソロとしての道をスタートした現在の心境と、7月12日に配信リリースされた1st EP「ここから。」についてお話を聞きました。

終始笑顔でインタビューに答えてくれた柏木さん

撮影/呉島大介 取材・文/編集部

夢のスタートラインに立ち
ソロとしての責任感も

ソロデビューおめでとうございます!まずは今の率直な心境をお聞かせください。

柏木ありがとうございます!私は芸能界に入った時から1人で歌って踊れるようになるのが夢だったんですけど、いざそれが叶うとなると、なんだか不思議な感じがします。今までは「私立恵比寿中学」のメンバーと一緒に活動するのが基本だったので、心のどこかでは不安もありますが、ソロとしての責任も感じますね。

夢のスタートラインに立った喜びと、ソロとしての責任で「頭の中がふわふわします」と率直な心境を語ってくれた柏木さん

SNSではソロデビューを祝福する声も多数寄せられていましたね。こちらはご覧になりましたか。

柏木はい。SNSを通してたくさんの方にソロデビューを祝福してもらったり、楽曲の感想とかもたくさんいただいて、みなさん本当に楽しみに待っていてくださったんだなっていうのが伝わってきました。ファンの方に対しては、今まで応援してきていただいた分もあるので、今後の活動を通して恩返しをしていきたいなと思っています。

ファンの方々に感謝を
そんな楽曲にしたかった

今回配信リリースされた「ここから。」はどのような作品に仕上がっていますか?

柏木今回デビューするにあたって、長年応援してきてくださった方や卒業してからも待っていてくださった方に感謝が伝えられたらいいなと思っていました。なので今回のEPは、そういう感謝だったりとか、柏木ひなたのこれからを期待してもらえるような楽曲になりました。特に1曲目の「From Bow To Toe」は曲調もアップテンポでパワフルなので、これから頑張っていくって感じが伝わる曲だなと思っています。

今回のEPにも収録されている「From Bow To Toe」ですが、曲中で「キミとの約束守るためにここに来たの」という歌詞がありますね。これはファンに向けてのメッセージなのでしょうか。

柏木そうですね。卒業する時「また会おうね」といったことは間違いないですし、それが いつになるかはわからないけど、約束が守れたらいいなとは思っていて。 だからこんなに早くソロデビューできて、またみんなと一緒にライブなどを通して会うことができるのはうれしいです。

ファンの間でデビュー曲はバラードなんじゃないかと予想がされていたことに対して「いい意味でみなさんを裏切れたかなって思っています」と柏木さん。ファンにとってもうれしいサプライズですね

2曲目に収録されている「感情線」はどのような曲になっていますか。

柏木この曲はエビ中時代に色々なことを乗り越えてきた自分と、現在ソロとしてのスタートを切った自分を行き来できるような楽曲になっています。皆さんも青春時代を懐かしんだりと、自分自身に置き換えて共感していただける部分もあるんじゃないかなと思います。

曲中で「不安じゃ無いよ!ごめん、嘘だよ、、少し怖いけど、きっと大丈夫」という歌詞がでてきますよね。これは柏木さんのリアルな心境を表しているのでしょうか。

柏木そうですね。私はエビ中の時から弱音を吐けなくて、強がっちゃうタイプだったんです。でもそれはみんなに結構バレてはいたんですけど。

「この歌詞はめっちゃリアルですね」と柏木さん

なるほど。柏木さんのことを昔から応援しているファンからしたら、より伝わる部分もあるんでしょうね。

柏木そうですね。だから今、各地方でラジオ番組に出演した時にこの曲を流していただくと、 Twitterで「感情線やばい」とかって書かれたツイートをよく目にして。みんな心に染みる部分があるのかなって思います。

100曲近いデモから
本当に歌いたいものを選びました

今回のEP制作にはどのように関わられたのですか。

柏木デビュー曲の「From Bow To Toe」もそうなんですが今回のEPに入る楽曲は、スタッフのみなさんと一緒に決めていくところから自分も制作に携わりました。 グループの時はすでに出来上がった曲を渡されて「じゃあこれを歌うので練習してください」というのが多かったんですけど、これからはソロでやっていくということもあって、どういう方向性で柏木ひなたを表現していくかを考えるには当人がいた方がいいということで曲決めに参加して、100曲近いデモ曲の中から5曲を選びました。

「どのように自分を表現していくかを意識すると、曲選びにはすごく体力を使いましたね」と柏木さん

曲選びをする際に大切にしていたことはありますか。

柏木流行りにとらわれたくないっていうところは自分の中にありました。tiktokとかで流行るような曲に寄り過ぎても 自分の色は出せないかなって思うので、自分が本当に歌いたいもの、そしてこの先も長く歌い続けられるものを選びました。

活動していく中で、自分の色を出していくことを大切にされているんですね。

柏木そうですね。ソロになった今、もう柏木ひなたは柏木ひなたが作り上げるしかないと思っているので、ちゃんと自分の色を確立していきたいと思います。

「これからは色々なことに挑戦していきたいです」と柏木さん

私から歌を取り上げたら
何もできないので(笑)

エビ中時代からソロとなった現在まで歌い続けてきた柏木さんですが、ご自身の中で“歌う”ということが非常に大きな意味をもっているのでしょうか。

柏木そうですね。私は歌が好きなんです。なので、好きなことをお仕事としてやらせてもらっていることは本当にありがたい。私は結構飽き性なので、ここまで何かを好きになれているっていうことが珍しいんです。きっと一生嫌いになることはないんですけど、歌が好きな限り、音楽が好きな限りはこのお仕事を続けたいなって思います。多分、私から歌を取り上げたら何もできないので(笑)

「好きになったらとことん好きなんです。うん、ずっと好きなんですよ。でも、好きになるものがそこまで多くはないんです」と柏木さん

歌はもちろんですが、ダンスにも注目しているファンもいると思います。今後も歌って踊るスタイルは続けていきますか。

柏木エビ中の時ほどまではいかないけど、踊りもやっていきたいと思います。 なので「From Bow To Toe」は、MVでがっつり踊らせていただきましたし、今後はダンス動画も公開する予定です。小学校3年生くらいからダンスを始めたんですけど、ひさしぶりにアイドルじゃないダンスを踊りましたね。

アイドルのダンスと、そうでないダンスはどのような違いがあるんですか。

柏木アイドルの時は笑顔だったり顔や手の角度、大人数で振り付けを揃えるとかってことを意識していたんですけど、ソロになってからは制限をせずに、自分を表現することをより意識するようになりました。1人で歌ってちゃんとダンスも踊るとなると、大変だとは思うんですけど、これからも頑張っていけたらいいなと思ってます。

「手を振る角度もここからここまでとか、立ち振る舞いにも色々と約束がありました」と柏木さん

記憶に残るアーティストに!

最後にS-styleの読者にメッセージをお願いします!

柏木ソロとしての柏木ひなた第2章では、たくさんの方に歌をお届けして、みなさんの記憶に残るアーティストになりたいと思っているので、ぜひ応援していただければ嬉しく思います!

【プロフィール】
柏木ひなた
千葉県出身の24歳。「私立恵比寿中学」のメンバーとして12年間活動したのち卒業。歌唱力やダンスに定評があり、2023年3月末よりソロシンガーとして本格的に始動。同年6月28日(水)には、『SMEレコーズ』よりソロデビュー曲となる「From Bow To Toe」をリリース。

リリース情報

「ここから。」
Digital EP 2023.7.12
ソニー・ミュージックレーベルズ SMEレコーズ
各種ストリーミング・DLサイトにて配信
通常音源¥1,200※各ストアごとに異なる

ogen
おげん

てんびん座O型の新人編集者。好きな食べ物は笹かまぼこ。自分史上最もおいしい笹かまぼこを決定すべく、色々なお店の笹かまぼこを食べ比べる日々を送る。どれもおいしくて選べそうにない。