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2023.06.27

4thシングル『DROP That』リリース!INI 田島将吾さん&髙塚大夢さん来仙インタビュー

日本最大級のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から生まれたグローバルボーイズグループ・INI(アイエヌアイ)。

熾烈なオーディションを勝ち抜いた才能と個性豊かな11人のメンバーで構成。レベルの高い楽曲とパフォーマンスで国内外に存在感を発揮し、数々のテレビCMタイアップほか、K-POPの祭典「KCON」や、世界最大級のK-POP授賞式「MAMA」にも出演するなど目覚ましい活躍を見せています。

そんな彼らが5月24日に4thシングル「DROP That」を発表。今回は、メンバーの田島将吾さんと髙塚大夢(ひろむ)さんが来仙し、新作についてお話を聞かせてくれました。

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INI 田島将吾さん&髙塚大夢さん
インタビュー掲載!

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(左)田島将吾(たじましょうご)。1998年、東京都生まれ (右)髙塚大夢(たかつかひろむ)。1999年、東京都生まれ

撮影/呉島大介 取材・文/編集部

4thシングルのコンセプトは
「すべて放り投げて一緒に楽しもう」

4thシングル「DROP That」のリリースおめでとうございます!まずは今の率直な気持ちを教えてください。

田島昨日全曲配信されて、夜に改めて全部聞いてから寝たんですけど、音源を聴いてもメンバーみんなちょっと成長したのかなっていうのを感じましたね。また良いINIを見せられたんじゃないかなと、聴きながらちょっとうれしくなりました。

髙塚前作から少し期間が空いての4thシングルですし、11人全員がそれぞれにまた新しい自分を見せられたらっていう気持ちで取り組んだので、パフォーマンス面においても楽曲面においても、 自分たちの新しい魅力がしっかりと詰まった1枚になっていると思います。僕も昨日、4曲を改めて聴いていて、そう感じました。

今回の『DROP That』のコンセプトやメッセージを教えてください。

田島すべて“DROP That”(放り投げて)して、楽しむっていうのがコンセプトです。「1人ぼっちのように感じる時も全部放り投げて、一緒に楽しもう」というメッセージが込められていて。どの曲も、孤独感や寂しさを感じている人を元気づけたり、一緒にそこから楽しいところへ連れ出したりするような歌詞になっています。

髙塚聴いていてすごく明るくなれる楽曲たちですね。

なかでもお気に入りの曲はありますか。

田島僕は「DROP」かなあ。「Dramatic」に続くかっこよさがあって、振り付けでもそのかっこよさが出てると思います。曲自体も良くて、西くん(メンバー:西 洸人)が書いてくれたんですよ。曲やパフォーマンスを通して、自分をさらけ出せる楽曲になっているので、歌っていてもパフォーマンスをしていても楽しいです。

髙塚僕は『INItialize』が好きです。タイトルに“INI”という文字が入ってるのはもちろんですが、曲調がすごく好きです。この作家さんのほかの楽曲も、前から好きだなと思って聴いていたので、今回こうしてINIの曲に携わってくださってすごくうれしかったです。爽やかだけどかっこよさもしっかり感じるような曲って、今までINIの楽曲ではあまりなかったから、すごく新鮮で良いなと思っています。

前作から9ヵ月。
初の全国ツアーを経て
進化したこと

前作から9ヵ月ぶりのリリースということですが、9ヵ月の中で印象に残っている出来事や、成長・変化したと感じることはありますか。

田島ツアーはやっぱり大きかったのかなと思いますね。いろんなところを回って、直接MINI(ファン)の方と一緒に楽しんで…、という時間が本当に大切だなということに、ツアーを通してやっぱり気づきましたね。

ちょうど前回田島さんにインタビューさせていただいた時はツアーの直前でしたね。ツアーを経ての変化はありますか。

田島変わったのかな。最近感じるのが、何かを機に成長したというよりは、“気づいたら成長していた”みたいなことが多いんですよね。気持ちの変化なのか分からないですけど。でも、コンサートも確実に自分に影響を与えているものではあります。やっぱりINIのコンサートは割と激しい曲が多いから、1日に2公演とかある時は体力的にも本当に大変でした。あのセットリストを乗り切っただけで、それがすごく自信になったというか。だから今後色々大変なセトリがあっても、「いやでも、あの時あれを乗り切れたから」みたいな感じで、動じないかもしれません(笑)。

髙塚そうですね。ツアーももちろんなんですけど、ツアー後にトレーニング期間があって、ボーカルレッスンやダンスレッスンをたくさんするタイミングがあったんです。それを経て改めて自分の歌とかダンスとか、スキルに関して、自分と向き合えたなと感じていて。自分にはなにが必要なのか、どういう魅力を引き出していったらいいのかとか、自分でしっかり見つめ直せたのが結構大きいかなと思います。

YouTubeやSNSでも、今回の新作のパフォーマンスについて「スキルが上がった!」というファンのコメントも多く発見しました。それはご自身たちでも実感していらっしゃいますか。

髙塚どうだろう(笑)。あんまり実感はないか。本人としてはまだまだ、これから…。

田島 それもそうだけど。少なからずは、うん。ある気がします。僕は。

髙塚多分、メンバーそれぞれがお互いを見ながら「あー、すごい成長してるな」っていう感じの瞬間は結構あるんじゃないかな。

田島さんと髙塚さんはお互いになにか成長や変化を感じることはありますか。

田島大夢はうまいからね。歌もそうだし、ダンスを覚えるのも。この前めっちゃ感心したことがあったんです。Travis JapanさんとTikTokを撮った時に、動画をもらってダンスを2人で覚えたんですけど、大夢はすぐに完璧に覚えて、本番も1回も間違えずにこなしたときに、めっちゃ成長してる!と思いました。

髙塚うれしい!僕が思うたじくんの魅力は…多分あんまり気付かれていない。いや、気付いているファンの方もいるだろうけど、でもまだたくさんの人が気付いているわけではないことで、1つ感じていることがあるんですよ。僕はたじくんの歌が本当にすごく魅力的だなと思うんです。ラップやダンスのイメージが強いと思うんですが、しっとりとしたバラードとか歌わせたら、本当に良いと思う!

田島すごくうれしい。磨いて、そういった面も出せるように頑張ります。

「たじくんは歌声の隠れた魅力を持っているメンバーだと思うんです」と髙塚さん

最近は数々のタイアップや音楽祭の出演など、ますますINIの存在感が増しているように思います。先日のKCONでのパフォーマンスもすごかったですね!ご自身の楽曲はもちろんですが、Stray Kidsのカバーも迫力満点でした。相当練習されたのではないでしょうか。

髙塚そうですね。「MANIAC」の練習は、たじくんがリードしてみんなをまとめてくれたんです。

田島はい、振付の細かいところと、ブラッシュアップを担当しました。アレンジで最後の部分が原曲より長くなっているので、その部分をただ終わらせたくないなと思って、西君に振付を作ってもらったんです。みんなで協力してできた1曲だと思います。

髙塚その日初めて、そういったイベントでトリを務めさせてもらったんですよ。最後っていうのが今までなかったから、余計にみんな気合が入っていて、魂がこもってましたね。

田島うんうん、気迫がすごかったね。すごくやってて楽しかったです。

11人全員で形作っていく
INIの第二章

今回の作品『DROP That』がグループにとって第二章の幕開けになるということですが、第二章はどんなものになっていくと感じてらっしゃいますか。

田島最近は、パフォーマンスや歌も含めて、自分たちの見せたいINIに少しずつ近づけられていると感じています。もちろん今までもそうでしたが、より消化できているんじゃないかと。日々、自分たちのINIがちょっとずつちょっとずつ出せてきている気がしています。

髙塚うんうん、同じ気持ちですね。毎回作品毎に、INIのメンバーがずっと温めていたような魅力を出していけたらなと思います。

田島さんは昨年12月以来、仙台で2度目のインタビュー。「ぜひ仙台にもツアーで来てほしい」と編集部が伝えると「僕が推しておきます!」とすっかり仙台推しになってくれた様子

第二章が楽しみです!それでは最後に、読者の方々にメッセージをお願いします。

田島今回のシングルは『DROP That』ですが、どんなことも溜め込まず吐き出すことって本当に重要!思ったことを全部吐き出して、僕たちと一緒に楽しみましょう。

髙塚INIには東北出身のメンバーがいませんが、絶対に東北のMINI(=ファン)のみなさんを置いていきたくないっていう気持ちが強くあって。だから必ず11人で東北に来たいなと思います。いつも応援してくださってありがとうございます。

【プロフィール】
INI(アイエヌアイ)
2021年、日本最大級のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」からデビュー。日本と中国出身のメンバー11名から成る。グループ名には“11人の僕たち(I)があなた(I)と繋がり合う(Network)”という意味が込められている。

【リリース情報】
「DROP That」(通常版)
シングル
2023.5.24
LAPONE Entertainment
YRCS-90231
¥1,400

🄫LAPONE Entertainment

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あちき

日刊S-style Web編集長。仙台生まれ仙台育ち。週1ジム通いの後にすする『そばの神田』が至福。コロナ禍以降は料理とお笑い、「ゼルダの伝説」に凝っています。