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2023.03.23

【今年はさらにレベルアップしていく1年】「GANG PARADE」月ノウサギ&キャ・ノンインタビュー

2022年に満を持して再結成した、総勢13名のアイドルグループ「GANG PARADE」。

メジャー2ndアルバム『OUR PARADE』のリリースを前に、10都市10公演を回る全国ツアーが4月よりスタートします。グループ再始動後、最大規模となるツアーの開幕に向けて、月ノウサギさんとキャ・ノンさんにインタビュー!TVアニメのテーマソングである最新曲についてや仙台公演への意気込みなど、じっくり聞きました。

前日まで女川町でのイベント「ONAGAWACK2023」に参加し、編集部を訪ねてくれた月ノウサギさんとキャ・ノンさん

撮影/呉島大介、取材・文/工藤 葵

想いをのせて綴る歌詞
一緒に作る楽しい「遊び場」

TVアニメ「僕とロボコ」のために書き下ろしたデジタルシングル「lol」を1月にリリースされましたね。メンバーの皆さんが作詞を担当されたと聞きましたが、どのように制作したのでしょうか?

月ノウサギ「lol」ははじめてのアニメタイアップ曲です。いつもはフル尺の曲をいただいて、それを聴いてメンバーそれぞれが作詞。その中から歌詞が採用されるという方法をとっているのですが、今回はテレビ尺の音源だけを元に作詞して、その詞が決まってから2番の音源が来て続きを書くという、いつもとは違う作り方でした。

アニメPVに使用されているパートは、月ノウサギさんの作詞が採用されたそうですね。どんな想いを込めましたか?

月ノウサギ原作が『週刊少年ジャンプ』で連載されているのですが、もともと作品を読んでいたんです。オープニングだったらこんな歌がいいな、こういう映像が流れたらいいなということを思い浮かべて書きました。『ご主人様聞いて!』から曲がスタートするのですが、これは登場人物のロボコが言いそうだなというワードなんです。この漫画の笑いを届ける部分や元気いっぱいな感じがギャンパレと重なると思って、ロボコとギャンパレのどちらの魅力も伝わればいいなと私利私欲を込めました(笑)

「作詞は楽しいけれど、13人もいるので競争率が高いバトルです」と真剣そのもの

キャ・ノンさんは2番のサビを作詞されたんですよね。

キャ・ノンはい!月ノちゃんが書いた物語の続きを書くような気持ちでした。月ノちゃんが書いた歌詞は「ページ」とか、マンガを連想するワードが出てくるので、私はマンガを読み進めていった先をイメージして書きましたね。

月ノウサギそういったマンガらしさみたいな部分を意識してメンバーが続きを書いてくれて、それぞれが書いた詞が合わさって完成しているんですけど、ラストのサビの「ラストページはまたいつかにしよう」っていう部分がすごく好きなんです!

キャ・ノンそれ、私!私(笑)!

月ノウサギそうだったのね(笑)。ライブで歌っていてもさみしく終わらない。あたたかくなるいい言葉だなと感じています!

「自分の歌詞が採用されるととってもうれしい!完成するまで使われるかどうかわからないんです」(キャ・ノン)

イベントで感じたファンの熱量
親しみのある宮城でのエピソード

おふたりも所属する音楽事務所「WACK」といえば、女川町で行う音楽祭が宮城県民としては馴染みがあります。今年も2月18日・19日に「ONAGAWACK2023」が行われましたね。イベントを振り返った感想をお願いします。

キャ・ノンこのイベントに参加するのが初めてだったのですが、メンバーから楽しいということを何度も聞いていて憧れがありました。いざ参加してみたら、もう想像以上の楽しさ…!クルージングや「マイナス30度体験」を通してファン(以下、総称遊び人)と交流することができて、女川でたくさん思い出をつくることができました。

月ノウサギ私は3年ぶりの参加だったので「故郷に帰って来られた」という気持ちでうれしくて、女川に着いた時、泣きそうになりました。女川という町の温かさを感じられた2日間でしたし、ライブでも町民の皆さんがこれでもかというくらい楽しんで遊んでくれて、地元の熱量と「WACK」を好きなみんなの熱量がかけ合わさってずっとお祭り状態!「WACK」を町全体で盛り上げるイベントは女川ならではなので、まさにここでしか経験できない2日間でしたね。

グループは総勢13名の大所帯。「ONAGAWACK」ではステージ狭しと駆け回り、息の合ったパフォーマンスを披露した

とても充実された2日間だったようですね。これまで何度も宮城に来てくれていますが、楽しみにしていることや印象的なエピソードはありますか?

キャ・ノンずんだシェイク!ライブ終わり絶対に飲みます。あとはメンバーの「キャン・GP・マイカ」が、ライブMCで宮城にまつわる創作ダンスを披露するんです。蒲鉾の高政さんにちなんだ「たかまサンバ」や「ずんだのワルツ」。…何がなんやらですが、それを見るのが楽しみです(笑)

月ノウサギライブに限らず、仙台にはリリースイベントでもよく来ているので、仙台駅前ビルの『E BeanS』に思い入れがありますね。屋上でライブすると空が近くて、宮城の皆さんとの一体感があって。あそこでのライブがすごく好きです!

宮城には何度も訪れたことがあり、親しみがあるそう。仙台・宮城へのアツい想いを語ってくれました

一度聴くと忘れられない「とろいくらうに食べたい」など、普段はセットリストに登場しないレアなナンバーに会場は大盛り上がり!

長所や特技に磨きをかけて
「らしさ」を武器にレベルアップ

ここからはおふたり自身のことについてお聞きしたいと思います。「ONAGAWACK」でメンバーの皆さんが手首にメンバーカラーのLEDバンドを付けていましたが、おふたりは水色(月ノウサギ)、青(キャ・ノン)と同色系なんですね。共通点やお互い似ていると感じる部分はありますか?

月ノウサギなんだろう…衣装は似ているかな~?スカートとパンツに衣装が分かれている中で、パンツが4人いるんですよ。私とキャ・ノンはパンツスタイルで、トップスのデザインも結構似ているよね。ほかにあるかな?

キャ・ノン身長が同じくらいかな~。性格とかは…似てないかな?

月ノウサギあ!ふたりともコスメが好きなので、「今日ピンク系持ってない?」とかたまに貸し借りしています。紹介しあって買ったり。ね!

キャ・ノンお互いオススメし合って楽しんでいるよね!

2人とも自他共に認めるコスメフリーク。「メイク道具を貸し借りしたり、お互い影響を受けていますね」(月ノウサギ)

お互いの性格はどう見ていますか?

キャ・ノン私はどちらかと言えば不真面目に生きてきたので…(笑)。月ノちゃんは品行方正に生きてきたんだろうな~とあこがれています。

月ノウサギそんなことない(笑)!私もキャ・ノンに対してまったく同じことを思っていたよ!

キャ・ノンえ!私が?その考えは似ているね(笑)

2023年、グループの目標や指針を教えてください。

月ノウサギ再始動した去年はギャンパレ史上一番人数の多い13名体制になって、未知への挑戦という感じでした。13人という形をどうグループに還元していくかをすごく考えながら進んだ年だったんですけど、1年経て「改めて13人で進んでいくぞ!」という気持ちの土台ができた気がします。今年は遊び人たちと一緒にもっとレベルアップしていきたいです。

まっすぐに、今年の意気込みを話してくれた月ノさん。13人での活動もより期待が高まります!

では、個人として磨きたいことはありますか?

月ノウサギ自分磨きを頑張りたいです!もっとビジュアルを磨きたい。コスメやメイクがすごく好きなので、ちゃんと勉強していきたいな~と思っています。

キャ・ノン仕事につながる趣味を磨きたいですね。家系ラーメンが好きなんですが、これまではお気に入りのお店に通っていたので、今年はいろんなお店に足を運んで詳しくなりたい!

S-style2月号ラーメン特集に釘づけの2人。すらりと華奢なスタイルとは裏腹に、「大好きな家系ラーメンなら5分くらいでイケちゃいます」(キャ・ノン)とギャップを見せてくれました

グループ再始動後最大規模
「NEVER ENDING PARADE TOUR」

いよいよ、再始動後最大規模のツアーが始まります。テーマや見どころを教えてください!

月ノウサギ5月にリリースする2ndアルバムは、収録曲のほとんどが新曲なんです。今はまだ制作中ですが、それを引っさげてのツアーになるので、私たちも想像できない新しいギャンパレを見せられるはず!でも「みんなの遊び場」というコンセプトは変わらず大事にしたいなと思っています。

キャ・ノン13人も居るメンバーの中で何人かだけが歌うユニット曲などもあり、今までと違う感じになるはずです!

普段はどんな気持ちでステージパフォーマンスを行っていますか?

キャ・ノン私は視力が2.0なので、一番後ろの人まで見えるんですよ。なので「私も見てます!」と伝えたい。みんなまで届いてるかなと、視線を意識してパフォーマンスしています!

月ノウサギギャンパレの曲が好きで、その気持ちを共有できるライブがもっと好きなんです。一緒に楽しんでくれてる遊び人にたちにもっともっとギャンパレを好きになってほしいですし、その気持ちが届くようにパフォーマンスし続けたいです。

視力の良さが自慢のキャ・ノンさんは、「後方席までしっかり見えていますよ」とにっこり。ライブ中、バッチリ目が合っちゃうかも♡

4月9日(日)に『仙台GIGS』で行うライブへ向けて意気込みをどうぞ!

キャ・ノン暖かくなる季節に、みんなでさらに熱くなれたらいいなと思います。再始動2年目の成長した姿を見せたい。早く東北の皆さんとお会いしたいです!

月ノウサギ仙台公演ですが、宮城の方はもちろん東北の方にも来てほしいです。今までで1番大きな会場になるので、1人でも多くの人に来ていただいて「みんなの遊び場」を作りたい!楽しい遊び場になるよう準備しているので、ぜひライブに来てください!

それでは最後に宮城の「遊び人」とS-style読者へメッセージをお願いします!

月ノウサギギャンパレは「みんなの遊び場」をコンセプトに、ステージと客席の垣根を超えて一緒に作ろうという思いでライブをしています。1人残らず楽しんでもらいたいし、ハッピーな気持ちになれるはず。初めての人こそ、ぜひ足を運んでほしいです。

キャ・ノンギャンパレは曲がめちゃめちゃ多いので、聴くと元気になれるナンバーがたくさんあります。全曲集録しているアルバムもあるので、少しでも気になったら私たちの曲を聞いてください!

【プロフィール】
個性的なアーティストを創出する『WACK』所属のアイドルグループ。2019年4月メジャーデビュー後、グループを分裂しての活動(「GO TO THE BEDS」と「PARADISES」)やメンバーの増減を経て、2022年1月に再結成。13名体制でのリスタート以降「みんなの遊び場」をコンセプトに精力的な活動を行っている。ファンの総称は「遊び人」。

▼オフィシャルサイト
https://www.gangparade.com/

【リリース情報】
アルバム『OUR PARADE』
2023年5月10日(水)発売
通常版(CD) 3,300円
初回限定盤(CD+Blu-ray) 11,000円

【ライブ情報】
『NEVER ENDING PARADE TOUR』
2023年4月9日(日)開場17:00、開演18:00
会場/宮城 GIGS
チケット一般発売/指定席4,500円、立ち位置指定4,500円※未就学児入場不可
受付期間/発売中
受付URL/https://w.pia.jp/t/gangparade/
問合せ/GIP(https://www.gip-web.co.jp/t/info

GANG PARADE 月ノウサギさん、キャ・ノンさんインタビュー掲載!

S-style4月号では女川町で行われた「ONAGAWACK」ライブレポートと、GANG  PARADEの最新シングル「lol」・全国ツアーについてのお話をたっぷり聞きました。
日刊S-style Webでは使用しなかった写真も含めてお楽しみください!

同じくWACKに所属する先輩グループ「BiSH」も同時掲載!
今年6月に惜しまれつつ解散する彼女たち。解散へ向けて歩むメンバーそれぞれの率直な思いや6月のラストライブへ向けての意気込みをたっぷり聞きました。

数量限定販売が決定!
BiSH 特別表紙版

まだまだニュースは続きます!
長きにわたり女川町・宮城県にパワーを与えてくれたBiSHの皆さんへの想いを込めて、「BiSH特別表紙版」の発売が決定‼「BiSH特別表紙版」の発売が決定!

誌面内容は巻頭特集「仙台・宮城パンまつり」、「ONAGAWACK2023-女川町×WACK- BiSH/GANG PARADEスペシャルインタビュー」企画、特別企画「NEW STANDARD BOOK」ほかレギュラーコンテンツ含めてすべて「通常版」と同じですが、「BiSH特別表紙版」は、【表紙、表2(表紙裏)、表3(裏表紙裏)、表4(裏表紙)】がオリジナルの内容となります。

購入方法・注意事項についてはこちらをご覧ください▼
【撮りおろし写真満載】BiSH特別表紙版のS-style4月号発売決定!

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月ノウサギさん&キャ・ノンさんインタビュー掲載!
S-style4月号【通常版】のご購入はこちらから
※【BiSH版表紙】とお間違えのないようご注意ください※
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BiSH 特別表紙版のご購入はこちらから
※【通常版表紙】とお間違えのないようご注意ください※
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マタギ

趣味は山登り。山頂でコーヒーを飲み、下山後は銭湯に直行、ラーメンを食べて帰るのが理想の休日。最近は「Netflix」「Amazon Prime Video」「U-NEXT」を使いわけて、ドラマ・映画鑑賞の沼から抜け出せないでいる。