宮城県気仙沼市の北隣にある岩手県陸前高田市。三陸海岸の南の玄関口として、毎年夏は多くの人で賑わいます。今年は東北初の海上アスレチックが設置されるとあり、注目度が急上昇。2つの海水浴場や夏に欠かせない祭り情報、周辺の立ち寄りスポットと合わせて紹介します。
・東北初の常設海上アスレチック「高田松原ウォーターパーク」
・海水浴場①高田松原海水浴場
・海水浴場②広田海水浴場
・一年で陸前高田が最も熱くなる8月7日。2つの祭りが同時開催!
・立ち寄りスポット①陸前高田 発酵パークCAMOCY
・立ち寄りスポット②サロンドロワイヤルタカタ本店
・立ち寄りスポット③陸前高田市立博物館CAMOCY
この夏、『高田松原海水浴場』に東北初の常設海上アスレチック「高田松原ウォーターパーク」が登場。7月15日(土)~8月20日(日)までの約1ヵ月間楽しむことができます。アスレチックは長さ30メートル、幅45メートルと、スケールの大きさがピカイチ!スライダーやジャンプ台、バランスブリッジなど合計13個のアイテムで構成されるそうです。
画像はイメージ。実際に「高田松原ウォーターパーク」に設置されるものとはカラーリングが異なります
遊具の中には高さ3メートルを超えるものもあり、海の上でアクティブに身体を動かすのにぴったり!バラエティ番組やYouTubeで見たことがあるおもしろアスレチックが、仙台から約2時間ほどの距離の陸前高田市で楽しむことができちゃうんです。この夏は子どもたちのチャレンジ精神や好奇心を刺激する海上アスレチックで、大人も負けずに思いっきり遊んでみてはいかがでしょうか。
高田松原ウォーターパーク
営業期間/7月15日(土)~8月20日(日)
9:00~16:00(50分交代制、毎時0分スタート)
住所/岩手県陸前高田市高田町字曲松地内
料金/大人2,500円、小・中学生1,500円※繁忙期(8/12~8/16は500円増)
問合せ/株式会社NALU
☎080-2800-5551
【注意事項】
・50分交代制。1サイクルにつき最大100名まで。開始30分前までに要受付
・料金はライフジャケット貸出し、保険料込み
・身長110㎝以上参加可能。中学生以下要保護者同伴。中学生のみ利用の場合は同意書が必要
・天候により中止の場合あり(海水浴場が赤旗の場合は中止)
・メガネ、サングラス、帽子、携帯、デジカメは持ち込み可。角があるもの、アクセサリーは持ち込み不可
4万本の松の植樹を終えて戻ってきた人気の海水浴場は、サラサラの砂と遠浅の美しい海が特長。監視員が常設しているので、大人も子どもも安心して楽しめるのもグッドポイント。今年は海上アスレチック「高田松原ウォーターパーク」がオープンし、遊び方もパワーアップ。好みの過ごし方で海遊びを楽しみましょう。
高田松原海水浴場
オープン期間/7月15日(土)~8月20日(日)
遊泳時間/9:00~16:00
トイレ/あり
海の家/あり
温水シャワー/あり
住所/岩手県陸前高田市高田町字曲松地内
駐車場/300台
交通/三陸沿岸道路陸前高田ICより車で7分
岩手県内でも屈指の透明度を誇る海水浴場は、弧を描く砂浜に寄せる美しい波が自慢。山々と海岸が遠くまで重なるリアス海岸ならではの絶景も見どころのひとつです。近くには黒崎仙峡温泉もあるので、海水浴後に立ち寄るのもおすすめ。
広田海水浴場
オープン期間/7月15日(土)~8月20日(日)
遊泳時間/9:00~16:00
トイレ/あり
海の家/あり
温水シャワー/あり
住所/岩手県陸前高田市広田町字前花貝地内
駐車場/50台
交通/三陸沿岸道路陸前高田ICより車で17分
毎年8月7日は、個性的な祭りが同時開催され、陸前高田市が一年の中で最も熱くなる日。由緒ある2つの祭りをチェックしよう。
900年の歴史があるとされ、岩手県指定無形民俗文化財にも指定される祭りは、陸前高田市気仙町内で開催されるもの。「東北の奇祭」とも呼ばれ、山車(だし)同士がぶつかりあう豪快な喧嘩がくり広げられます。互いに山車に取り付けられた綱を相手の山車の背後に伸ばして、山車頭の「引けー!」という掛け声と共に地元民や飛び入り参加者が勢いよく綱を引っ張る。気仙町の熱い血潮そのものの祭りは一度は見るべし!
陸前高田市高田町大町、荒町などで開催される伝統行事。先祖供養のために始まったとされ、東日本大震災以降は鎮魂や復興支援に対する感謝の意味も込めて開催されている。各祭り組が思い思いに飾り付けた山車を引き、「ヨーイヨイ!」と元気な掛け声と共に練り歩く。夜になると山車に灯りがともされ、市街地で勇ましく引く様は圧巻。お囃子が響き渡り、思わず見入ってしまうかも。
せっかく陸前高田市を訪れたなら、ぜひ立ち寄ってほしいスポットを紹介。どこも「高田松原ウォーターパーク」がある『高田松原海水浴場』、『広田海水浴場』からほど近いので、旅を充実させること間違いなし!
古くから醸造業が盛んだった陸前高田市今泉地区。津波被害を受けたこの地に、復興のシンボルとして2020年に誕生したのが『CAMOCY(カモシー)』です。味噌蔵や醤油蔵を連想させる空間に、地場食材を使った食堂やベーカリー、クラフトビール醸造所など、6つの店舗が並びます。そのどれもが、“発酵”をテーマに生活を彩るアイテムを提案してくれます。「楽しい雰囲気を醸す。明るい気分を醸し出す」と願いが込められたスポットで、発酵の魅力にどっぷり浸かってみては。
住所: 岩手県陸前高田市気仙町字町308-5
電話:080-2345-5162(発酵食堂 やぎさわ)
営業情報:10:00~19:00(土・日曜、祝日9:00~)※店舗により異なる
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ パリ」で「世界の優れたショコラティエ100選」にも選ばれた老舗チョコレートメーカー。2017年7月に陸前高田市と東京大学、サロンドロワイヤルの3者が連携協力協定を締結し、農業再生・地方創生プロジェクトに取り組んでいます。こちらの店では、“ピーカンナッツが創る新しい暮らし”をテーマに、ピーカンナッツを仕立てた多彩なスイーツを提供。中でも一番人気の「キャンディピーカン」は、ピーカンナッツ丸ごと1個をチョコやキャラメルパウダーでコーティングしたもの。ナッツのザクザク感と高級感のある甘みがやみつき必至です!
住所: 岩手県陸前高田市高田町字馬場前304-8
電話:0192-22-9191
営業情報:10:00~18:00
定休日:不定休
東日本大震災で全壊した『陸前高田市立博物館』が、同じく被災した『海と貝のミュージアム』と統合し、2022年11月に再オープン。震災後に奮励した「文化財レスキュー」を通してよみがえった資料など、残された背景に想いを馳せながらじっくりと学びたい展示が並びます。リアス海岸の特徴を表した「奇跡の海 三陸」や世界各国の貝類が集まる「貝たちの部屋」には、小さな子どもを飽きさせない工夫が随所に。観覧無料(特別展示は別途観覧料がかかる場合あり)なので、家族での訪問もおすすめの博物館です。
住所: 岩手県陸前高田市高田町字並杉300-1
電話:0192-54-4224
営業情報:9:00~17:00(最終入館16:30)
定休日:月曜(祝日の場合は開館、翌日休み)
いかがでしたか?東北初の常設海上アスレチック「高田松原ウォーターパーク」で思いっきり身体を動かして海遊びを楽しむのもよし、三陸の美しい海を2つの海水浴場で存分に満喫するもよし。立ち寄りスポットもコースに含めながら、この夏のおでかけプランにぜひ陸前高田市を加えてみてくださいね!
せんだいタウン情報 S-styleの非公認キャラクターとしてその名をほしいままにしてきた癒しロボ。これまで連載してきた4コママンガを振り返ってみたり、癒しロボが注目する情報などをお伝えしていきます。
2022.9.2
グルメ, 青葉区, 若林区, 太白区, 泉区
2022.6.10
グルメ, ランチ
2020.11.26
ラーメン, 青葉区, 宮城野区, 若林区, 太白区, 泉区
2021.12.19
グルメ, 酒場
2023.4.27
スイーツ