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2021.11.12

【森のパワーを感じて】「 おかえりモネ 」ゆかりのスポット巡り ~登米編~

宮城県を舞台にしたNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」。ヒロインが「天気」ととことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな未来を届けていく希望の物語です。今回はヒロイン・永浦百音が「天気」との出会いを果たす登米を街歩き。”モネゆかりのスポット”を紹介します。

自然の力を感じとる「登米編」

1.本場のオランダ風車がお出迎え『長沼フートピア公園』
2.登米の森に佇むブックカフェ『cafe one world』
3.明治時代の面影残す『教育資料館/森舞台/寺池園』
4.“萬画の王様”の人生を辿る『石ノ森章太郎ふるさと記念館』
5.森林の力でリフレッシュ!『登米ふれあいの森』

 

1.本場のオランダ風車がお出迎え『長沼フートピア公園』

遊具も景色も楽しい
憩いの公園

風車は現在、土・日曜、祝日のみ稼働しています

県内最大の自然湖沼・長沼の側にある公園。シンボルのオランダ風車「白鳥」は、本場オランダから取り寄せた、日本に十数台しかない貴重なものです。直径約21mの風車が風を取り込んで回る姿は雄大で、多くの来園客も釘付けに!隣接する『長沼ボート場』は見晴らし抜群で、天気がよい日は奥羽山脈を望むこともできますよ。

国内で唯一の常設2,000m、8つの公認コースを有するボート場。過去にはインターハイや国体の会場として使われたことも

【注目ポイント】

  • 日本に十数台しかない、本場のオランダ風車がシンボル
  • 遊具も充実。全長111mのローラー滑り台は大人も楽しめる大きさ
  • ドラマでも登米編で強い印象を残す重要なスポット

★交通:東北自動車道築館ICより車で25分

長沼フートピア公園

住所: 宮城県登米市迫町北方字天形161-84

電話:0220-22-7600

営業情報:8:30~16:30

定休日:無休

HP:http://fp-naganuma.co.jp

 

2.登米の森に佇むブックカフェ『cafe one world』

本とコーヒーが誘う
静かなひととき

田んぼ道を進んだ先にある小ぢんまりとした一軒。店主・伊藤さんのやさしい笑顔はドラマのあの人に似ているかも!?

世界中を旅した店主・伊藤さんが、2017年にオープンさせたブックカフェ。本棚には旅のエッセイ本やライフスタイル雑誌など、じっくり読みたい本が並んでいます。読書のお供には、季節の食材を使った日替りマフィンやその時の気分でレシピを考える手作りキッシュがおすすめ。登米の森に囲まれたのどかな場所で、コーヒーと共にくつろぎの時間が過ごせますよ。

テイクアウトしやすいようにと2020年からメニューに加わった「キッシュ」(550円)

「イチジクとクルミと紅茶シナモン」(写真手前・Mサイズ190円)、「さつまいもとリンゴ」(写真奥・Mサイズ190円)

【注目ポイント】

  • 手作りマフィンは季節の食材などを使って10~20種類程度用意
  • キッシュやマフィンはどちらもビッグサイズで食べ応えも十分
  • 本棚は店主自らがDIY。旅のエッセイ本やライフスタイル雑誌などがずらり

★交通:三陸自動車道登米ICより車で15

cafe one world

住所: 宮城県登米市東和町錦織萱野5

電話:080-5749-3414

営業情報:11:00~17:00(ラストオーダー16:30)

定休日:火・水曜

HP:https://www.facebook.com/oneworldTome/

 

3.明治時代の面影残す『教育資料館/森舞台/寺池園』

荘厳な建築物が
物語を静かに彩る

旧登米高等尋常小学校が『教育資料館』として一般公開されています

明治時代を偲ばせる建物が多く現存する登米町。美しくレトロな木造建築『教育資料館』や、世界的建築家・隈研吾が手がけた『森舞台』、森の奥にひっそりと建つ『寺池園』など、町の文化を作ってきた建築物は、ドラマの雰囲気を静かに盛り上げてきました。就職を機にやってきたヒロイン・モネの生活を思い浮かべながら、町巡りを楽しんでみてくださいね。

個人所有の別荘である『寺池園』は、期間限定で一般見学が可能。ヒロイン気分でゆっくり深呼吸をしてみよう

『森舞台』は、全国でも珍しい民間伝統芸能「登米能(とよまのう)」の拠点

【注目ポイント】

  • 『教育資料館』では、大正時代の学習机やミシン、オルガンなどを見ることができる
  • 『森舞台』の鏡板の絵は、日本画家・千住 博によるもの
  • ハイカラな洋風建築物や蔵造りの商家など、ノスタルジックな町並みを散策するだけで楽しい

★交通:教育資料館 三陸自動車道登米ICより車で5分/森舞台 三陸自動車道登米ICより車で5分/寺池園 三陸自動車道登米ICより車で7分

教育資料館

住所: 宮城県登米市登米町寺池桜小路6

電話:0220-52-2496

伝統芸能伝承館 森舞台

住所: 宮城県登米市登米町寺池上町42

電話:0220-52-3927

寺池園

住所: 宮城県登米市登米町寺池上町134-1

電話:0220-52-5566(とよま振興公社)

 

4.“萬画の王様”の人生を辿る『石ノ森章太郎ふるさと記念館』

名作誕生に迫る
貴重な資料がずらり

蔵造りの門が印象的。屋外のテーマウォールや中庭のシンボルモニュメントなど、見学ポイントは盛りだくさん

「仮面ライダー」や「サイボーグ009」など多くの名作を生み出した、“萬画の王様”こと石ノ森章太郎。彼の生まれ故郷である登米市石森町にあるこちらの記念館では、人柄や画業について知ることができます。原画や絵コンテなどが展示されているほか、下積み時代を過ごした『トキワ荘』の一室も再現。記念館の目と鼻の先にある生家も合わせて訪れたいスポットです。

エントランスを入ると石ノ森先生の写真と仮面ライダーが!

【注目ポイント】

  • 貴重な原画や絵コンテのほか、キセルやペンなどの愛用品も展示
  • 生家を模した“動くジオラマ”にも注目を
  • 劇中で気象予報士・朝岡さんが喜んでいた石ノ森グッズも揃う

★交通:三陸自動車道登米ICより車で10

石ノ森章太郎ふるさと記念館

住所: 宮城県登米市中田町石森町132

電話:0220-35-1099

営業情報:9:30~17:00(最終入館16:00)

定休日:月曜(祝日の場合は開館、翌日休み)

HP:https://www.city.tome.miyagi.jp/kinenkan

 

5.森林の力でリフレッシュ!『登米ふれあいの森』

五感を研ぎ澄まして楽しむ
登米の森

緑生い茂るセラピーロード。風が流れる音や土の匂い、ふかふかの地面や草木の鮮やかさにリフレッシュできそうです

登米で林業や山林ガイドの仕事を通して、森や空に魅了されていくモネ。こちらの公園は、劇中でも登場した「森林セラピー」が県内で唯一体験できる場所です。園内にあるセラピーロードを歩くうちに心身共に解きほぐされ、ゴールする頃には元気百倍!山道を歩く際には、公園の管理棟で事前説明を受けるのをお忘れなく。

ホームページでは30分、60分、90分のモデルコースを紹介中。団体向けのラフターヨガなどもあります

【注目ポイント】

  • 県内で「森林セラピー」が体験できるのはここだけ!
  • 園内には8つのセラピーロードが。ホームページではモデルコースも紹介中
  • 山林ガイド(予約制)と共に散策するプランなどもあり、より自然を身近に感じられる
登米ふれあいの森

住所: 宮城県登米市登米町大字日根牛上羽沢158-23

電話:0220-52-3482(登米森林公園)※森林セラピーに関する問合せは0220-52-2075(登米町森林組合)

営業情報:4月下旬~10月末9:00~16:30

定休日:火曜

HP:https://forest100.jp/therapy

今こそ行きたい、「おかえりモネ」ゆかりの地を巡る旅。

前編は「海の恵みに育てられる、気仙沼編」をお届けしました。

ぜひ登米編とあわせてチェックしてくださいね。

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琴乃後藤
S-styleWEB編集室

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