【連載企画】宮城スタートアップ企業を紹介。宇宙事業を身近に！新たなプラットフォーム開発

 宮城県では、未来の暮らしに大きなインパクトをもたらす新たな技術を応援する「テクスタ宮城」プロジェクトが始動。これまで全４回にわたり、宮城県の注目スタートアップ企業を紹介してきました。最終回は、宇宙環境の利用をもっと身近にすべく、宇宙環境利用・ 回収プラットフォーム『ELS-R』を推進している『エレベーションスペース』を紹介！COOの宮丸さんにお話を聞いてきました。

 宇宙での研究成果を地球に持ち帰る！

無限の可能性を秘めた宇宙をもっと身近に

最近、ロケットや衛星の打ち上げなど、宇宙開発に関するニュースを見る機会も増えています。しかし、宇宙事業を始めるには莫大な予算や時間がかかるため、まだまだハードルが高いのが実情。そんな宇宙事業へ挑戦するためのハードルとリスクを大幅に下げる、新たなプラットフォームの開発で注目を集めているのが『エレベーションスペース』です。「私たちが開発を進めている小型の無人人工衛星の最大の強みは、宇宙に打ち上げて、帰ってくることです。実験対象を衛星に乗せて宇宙を周遊し、無重力化での適用や耐久力など大事な研究成果を持って地球に戻ってくる。その“再突入技術”を日本の民間企業で初めて挑戦しています。地球と宇宙の往復を実用化して実績を重ねれば、いずれはこのプラットフォームを応用して、有人での宇宙旅行を実現することも夢ではないかもしれません」

エレベーションスペース

https://elevation-space.com/

テクスタ宮城とは
「テクスタ宮城」とは、革新的なテクノロジーで新たなビジネスに挑むスタートアップ企業を、地域一体で支援するプジェクト。地域のものづくり企業との連携によるイノベーションの創出にも取り組む。

問い合わせ　https://techsta.pref.miyagi.jp/