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2019.09.13

【9/13公開】『無限ファンデーション』主題歌担当・西山小雨さんインタビュー

heroマタギ

皆さんこんにちは、S-style編集部のマタギです。本日ご紹介するのは、大崎 章監督が監督を務めた映画『無限ファンデーション』。この作品の主題歌ならびに挿入歌を担当したシンガーソングライター・西山小雨さんのインタビューをお届けします。音楽だけでなく、「小雨役」として劇中でも重要な役どころを演じる西山さん。なんと仙台出身なんですよ。映画のお話や音楽のお話をたっぷりお聞きしました!

西山小雨さん『無限ファンデーション』インタビュー

©2018「無限ファンデーション」製作委員会

映画『無限ファンデーション』の主題歌「未来へ」は、どんな楽曲ですか?

西山小雨さん(以下/西山)「未来へ」は、所属していたバンドを卒業してソロ活動をスタートさせた時に初めて作った曲なんです。それまでは、メンバーが作った曲を演奏するだけのポジションでしたが、たくさんのアーティストと共演を重ねるうちに、自分の言葉で歌うことをしてみたくなったんです。とはいえ、一人で活動するというのはとても心細くて。そんな自分に向けての応援歌を作ろうと思って「未来へ」が誕生しました。最初は自分のを励ますための小さな曲だったのに、気付けば映画の主題歌にまでなって、うれしさと驚きを感じています。

そんな小さな曲が映画主題歌になるまでに、どのような経緯があったのでしょうか?

西山音楽仲間「ザ・ラヂオカセッツ」のミュージックビデオを観たのがはじまりでした。ある日彼らのミュージックビデオを観たんです。そしたらもうめちゃくちゃ良くて(笑)。イントロから泣いちゃったんですよね。その後に悔しさが込み上げてきて…。その作品を手がけたのが大崎 章監督だったんです。もう居ても立っても居られなって、お会いする機会を見計らって直談判ですよ(笑)。「私のMVも作ってください!」。そしたら冷たく「お金かかるからね」ってひと言投げられてあえなく撃沈です。でも、大崎監督がその後ワンマンライブに来てくださって。それで「どの曲を撮りたいの?」って聞かれたので、「『未来へ』です」「僕もそれがいいと思った」というやり取りを経て製作が始まりました。

そしたら最初はミュージックビデオ製作の予定だったんですね。

西山そうなんです!脚本は、松本花奈さんという監督が作ってくださったんですが、その脚本を読んだ大崎監督が、「MVに収めるのはもったいない。長編映画になる」とおっしゃって。映画として製作することになりました。

©2018「無限ファンデーション」製作委員会

今作では音楽のほか、演技も披露されています。初めての演技はいかがでしたか?

西山想像以上に大変でした。実ははじめは映画用に書き直された脚本があったんですけど、途中から脚本や台本は無しで即興演技で作っていこうということになったんです。なので、初心者の私は前もって準備ができないのが一番難しかったですね。劇中の挿入歌も、シーンの方向性が決まっていないぶん準備のしようがなかったので、演技をし、曲を作るために自分が出演するシーン以外も見学し、曲を作り、そして歌う。毎日必死でした。

©2018「無限ファンデーション」製作委員会

つまりはみなさんの演技はアドリブで、その場で生み出された表情や言葉ということ?

西山そうなんです! なので、全員の瞬発力とコンビネーションをいかに発揮するかという勝負でした。撮影中は、若手の俳優さんたちは一つの部屋に宿泊して合宿のような雰囲気でした。毎晩話し合いをして、日を追うごとにお互いのことを理解できるようになって、それが現場の雰囲気にも表れていましたね。

©2018「無限ファンデーション」製作委員会

主演の南 沙良さんとは何かやり取りをされましたか?

西山沙良ちゃんは❝自分で考えるタイプ❞なのかなと思います。主役という立場での悩みがたくさんあったはず。けれどもそれを表に出さずしっかりと私たちを引っ張ってくれました。私は沙良ちゃんに何を相談すればいいか分からないくらい何も分からなくて、カメラの前で変な顔をしないよう気をつけることで精いっぱいでした(笑)。

今回西山さんが演じた「小雨」は、どんな存在になりましたか?

西山私の役どころも相まって、撮影中はいろいろと考えて涙を流すことも度々ありました。ただ、「小雨」役を通して改めて実感させられたのは、「当たり前なんかないよ」ということ。「未来へ」の歌詞にも出てくる言葉ですが、ある日突然病気になってしまったり怪我をしてしまったり、今まで普通にできていたことができなくなるっていうのは誰にでも起こり得ることなんですよね。そういうことは忘れがちになってしまいますが、「小雨」が思い出させてくれました。なので、毎日を大切にして、やったことのないことにチャレンジしたり、夢を言葉にして発信したりということを心がけるようになりました。

どんな方にこの映画を観てほしいですか?

西山まずはこれから夢をたくさん見る学生の皆さんに観ていただきたいですね。それから大崎監督世代の大人の方々にも、映画を観ていろいろと感じていただきたいです。ひと通り夢を見終わったと思っているかもしれませんが、まだまだこれからだよと。もちろん私のような20~30代の方にもおすすめです。観終わったら「久しぶりにこんな気持ちになったな」と感じてもらえると思います。

©2018「無限ファンデーション」製作委員会

映画製作のきっかけにもなり、未完成のままだった「未来へ」のミュージックビデオですが、クラウドファンディングにより支援が集まり、8月17日に公開されました。
一般の方から募集した「夢の絵」は子どもたちを中心になんと745枚も集まり、映像内にもたくさんの絵が登場します。下記URLよりぜひチェックしてみてくださいね!
https://www.youtube.com/watch?v=EtVkUIrxe-k

『無限ファンデーション』
2019年9月13日(金)公開
監督■大崎 章
出演■南 沙良、西山小雨、原 菜乃華、小野花梨、近藤笑菜、日高七海、池田朱那、佐藤 蓮、嶺 豪一、片岡礼子
上映館■チネ・ラヴィータ
公式HP■https://mugenfoundation.com

『無限ファンデーション』舞台挨拶付き上映会
日時■2019年9月14日(土)17:00~
場所■チネ・ラヴィータ
登壇者■西山小雨
料金■通常鑑賞料金※詳細はチネ・ラヴィータ公式HPをご確認ください

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マタギ

休日は山に登り、山頂でコーヒーを飲むのが理想の過ごし方。好きな食べ物は肉。イノシシのように猛進し、シカのように悠然とした編集者を目指し奮闘中。「本売る人に会いに」「佐藤ジュンコ探偵局」などを担当。