2018年4月22日に仙台市泉区にオープンした『MIFA Football Park 仙台』が5周年を迎え、9月23日（土・祝）にイベントを開催します。
当日は普段は体験することのできないフットボールコンテンツをはじめ、隣接する『WILDBEACH』でのこの日限定のオリジナルフードの展開や、縁日などのお祭りエリアも設置。
主催するMIFAの発起人であるアーティスト・GAKU-MCさんをはじめ、元ベガルタ仙台・千葉直樹さんやヴォスクオーレ仙台の監督・清水 誠さんも参加します。
老若男女問わずサッカーとふれあえるお祭りなので、ぜひ会場に足を運んでみよう！
イベント内容やタイムスケジュールはコチラ！
https://sendai.mifafootballpark.com/5thanniversaryparty/
「MIFA Football Park 仙台 / FUN-TE! 5th anniversary party」
開催日／2023年9月23日（土・祝）
開場時間／8:00～21:00
※イベントのスケジュール詳細時間はコチラ
会場／MIFA Football Park 仙台
住所／仙台市泉区高玉町9-2
入場無料
【荒天時の開催について】
荒天の場合は、中止とさせていただきます。
※一部コンテンツは屋内で開催いたします。
中止の場合は、MIFA Football Park 仙台 / FUT-TE! 5th anniversary party 特設ページにて当日6時に発表させていただきます。
今回のイベント開催に先駆けて、GAKU-MCさんにインタビューを行いました！
『MIFA』や『MIFA Football Park 仙台』に込めた想い、サッカーと地域を繋げる試みについて話してくれていますよ！
5年後も10年後も、
サッカーを通して地域と繋がれる場所に
このたび、泉区七北田にある『MIFA Football Park 仙台』が5周年を迎えるということで、おめでとうございます。失礼ながらこの施設の運営にGAKU-MCさんが深く関わられていることをこのインタビューまで存じ上げませんでした。
GAKU-MCそうですよね。僕とMr.Chirdrenの桜井（和寿）で、ウカスカジーというグループを組んでいます。そもそもは2002年ぐらいから同じサッカーチームで一緒に草サッカーをしたり、音楽もやったりする仲になって。そこでお互いに「長い間音楽を生業としていられるのもサッカーのおかげだな」なんて話していたんです。振り返ると、制作で行き詰まったり、人間関係でうまくいかなかったりした時に、ストレス発散や健康維持としてサッカーを続けていたんですね。音楽のしがらみが全くない状態で、新しい仲間や友人と呼べる人とのたくさんの出会いを、僕たちはサッカーからもらってきたと気づいたんです。それで、何かサッカーに恩返しすることができないかと「MIFA（ミーファ）」という団体を立ち上げて、2012年の12月に組織化しました。
そういう経緯があったんですね。組織として、『MIFA Football Park 仙台』のような施設を作って運営していくことは、初めから目指していたことだったんですか？
GAKU-MCはじめは、音楽とサッカーのイベントをやって地域貢献していこうというようなところからスタートしました。やりながら「将来どういうふうになりたいか」なんて話していた時に、桜井が「スタジアム作りたい」って言ったんですよね。
それは大きな話ですね。
GAKU-MC「さすがにスタジアムでライブやっている人の発想は違うな」ってすごく驚いたんですけれども（笑）。「そこを目指すならまずは何をしたらいいんだ？」ということで、フットサル場から運営してみようということになったんです。パートナーとなってくれる不動産会社を探していたらいい出会いがあって、2014年に東京の豊洲に1号店を作ることができました。そして、2号店として2018年に『MIFA Football Park 仙台』ができたんです。
仙台を選んだ理由は何かあったのですか？
GAKU-MC僕も桜井も東日本大震災の復興活動で宮城や東北のほうに通っていたので、その思い入れもあります。また、『MIFA Football Park 仙台』ができる前に、「MIFAスマイルプロジェクト」として、子どもたちのためのサッカー教室をやれないかということで東北のほうに来たこともあったりして。そういう活動を通して知り合いができたりしていたこともあり「こういう土地があります」という情報をいただくことができました。それで「ぜひやりましょう」と。
GAKU-MCさんも桜井さんも、学生時代にサッカーをされていたんですか？
GAKU-MC僕は高校の途中までやっていたんですけど、思いっきり挫折してしまって一度サッカーを嫌いになったんです。個人的にはサッカーで全然何も成し遂げていないし、むしろ、「大好きだった女の子に振り向いてもらえなかった」みたいな、やり残しのような気持ちでずっとサッカーに接していました。しばらくしてから、改めてサッカーともう一度出会うきっかけがあって、良さに気づいたんです。桜井のほうは、早くから音楽をやり始めていたので、Jリーグを観てサッカーに憧れたって言っていましたかね。その時にはもうすでにMr.Childrenで活動していて、公園で一人でリフティングとかの練習をしてたって言っていました。
その2人が今はサッカーを共通語として、これだけ関係が深くなって、『MIFA』を立ち上げ、フットボールパークを全国で展開するところまで来ているんですね。
GAKU-MCそうですね。今は全国4店舗を展開しています。施設の運営は『MIFA』が行っていて、そこでスクールをやり、大会を開き、周年イベントのようなものをやるというのが基本的な動きです。『MIFA Football Park 仙台』があるエリアには他に何店舗もサッカー場がありますし、ベガルタ仙台の本拠地でもあります。本田圭佑さんプロデュースのサッカー教室『ソルティーロファミリアサッカースクール』も『MIFA Football Park 仙台』のピッチを使って運営しているんですよ。すごくサッカー熱の強いエリアだと思いますので、その中でも少しずつ皆さんに知ってもらって利用してもらえるようにスタッフ一丸となって取り組んでいますね。
サッカーに興味を持つ子どもたちも特に多いエリアかもしれませんね。
GAKU-MC土・日曜の朝（8～10時）は施設を無料開放しているんです。最近はサッカーをしてはいけないっていう公園も多いじゃないですか。サッカーをやりたいのに場所がないという子たちに無料で使ってもらって、そこで繋がった友達と仲良くなったり、コミュニケーションがとれるような場になるといいなと思っています。実は、今朝も『MIFA Football Park 仙台』に行って、地元の小学生に混じってサッカーやってきたんですよ（笑）。みんな上手で、「日本の未来は明るいな」って思いました。
宮城県って、実はJリーグもWEリーグもあるし、高校サッカーも力を入れているチームがたくさんあって、サッカーが盛んなエリアだと思うんです。
GAKU-MC『MIFA』も地域貢献というものを掲げていますので、宮城県のサッカー熱の底上げに関わっていけたらとも思っています。今回のイベントでもエキシビジョンマッチに元ベガルタ仙台の千葉直樹さんやヴォスクオーレ仙台の監督の清水 誠さんと一緒に参加します。当日は、キックターゲットをはじめいろんな催し物をやるので、この場所を知らなかった人にも家族や友人と気軽に遊びに来てもらいたいですね。僕もお祭り大好きですから、朝から晩まで会場にいますよ（笑）。
ぜひ地域の多くの皆さんに訪れてもらいたいですね。
GAKU-MC今回のイベントは「5年間ありがとうございました。これからの5年、10年もよろしくお願いします」という意味合いが強いんです。サッカーやフットサルをする場ですがそれだけではなくて、みんなが集って交流する場所になってほしいという思いが大きいんですよね。これからも、僕や桜井も『MIFA Football Park 仙台』に可能な限りかかわって、いろんな仕掛けを用意して、皆さんに楽しんでもらいたいと思っています。皆さん、ぜひ『MIFA Football Park 仙台』に遊びに来てください。
MIFA Football Park 仙台
住所： 宮城県仙台市泉区高玉町9-2
電話：022-725-6236
営業情報：9:00～23:00（電話受付時間／平日12:00〜23:00、土・日曜、祝日9:00〜23:00）
趣味は食べ歩きと勝手に決めつけられるものの、じつは小食。山形県北東部のカルデラの中で思春期を過ごし、性格は∞のようにねじ曲がってしまった。ベガルタ仙台を取材していた経験から、Jリーグと各クラブのホームスタジアムには結構行っている。ビジネスホテル好き。
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