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2022.07.13

まさかのリメイク!?『キャメラを止めるな!』は7/15(金)公開!

こんにちは、S-style編集部CINEMAコーナー担当のマタギです。

日刊S-style Webをご覧の皆さん、注目です。
あの「カメ止め!」が、リメイクされるというではありませんか!

カメ止めとは、2018年に公開された映画『カメラを止めるな!』。
監督もキャストも当時はまだ無名にも関わらず、公開されるや否や熱狂的な口コミが日本列島を駆け巡り、観客動員220万人・興行収入31億円を突破して社会現象を巻き起こした、あのゾンビ映画です。

そのカメ止めがまさかのリメイク!?
一体どんな映画に仕上がったのか、一足お先に観てきたマタギがご紹介します。

7月15日(金)公開

映画『キャメラを止めるな!』

© 2021 - GETAWAY FILMS - LA CLASSE AMERICAINE - SK GLOBAL ENTERTAINMENT - FRANCE 2 CINÉMA - GAGA CORPORATION

【あらすじ】
舞台はフランス。「山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影が進められていたが、俳優たちの下手な演技にキレた監督が、本物のゾンビを召喚してクルーを襲わせ、超リアルな映像をモノにする!」という日本で大ヒットした映画のリメイクを、30分間生放送&カメラ1台でワンカット撮影するよう依頼されたフランス人監督・レミー。
初めは消極的だったレミーだが、「あの」無茶ぶり日本人プロデューサーのゴリ押しにより、渋々引き受けることに。
撮影現場には、監督志望だが純粋すぎて空気の読めないレミーの娘と、熱くなると現実とフィクションの区別がつかない妻も加わり大混乱!

問題ばかりの製作チームは、まったく話のかみ合わない日本人プロデューサーとのバトルを乗り越え、ラストシーンまで完走できるのか? フランスでも映画を愛する者の誓いはひとつ! 何があっても、カメラは止めない!

名監督に名優揃い!
オリジナルを完全リメイク

今作の指揮をとったのは、映画『アーティスト』で第84回アカデミー賞作品賞、監督賞を始めとする5部門を受賞したミシェル・アザナヴィシウス監督。
監督・レミー役は、映画『タイピスト』で知られる実力派俳優、ロマン・デュリス。監督の妻・ナディア役には、オスカー女優でのベレニス・ベジョが抜擢されました。

オスカー監督とフランスを代表する名優による、豪華競演ということです。
これはなんだか名作誕生の予感!

ここまで読んで、じわじわと期待値が高まってきていませんか?

台本読み合わせのシーンですね。監督、早くも困り顔か!?

あの30分間も完全再現!
フランスならではの笑いも光る

カメ止め!と言えば印象的なのが、冒頭30分間で流れるゾンビ映画のシーンではないでしょうか。
劇場で観た時、「何を観させられているんだろう…」と不安になって仕方がありませんでしたが、「キャメ止め!」でもしっかりと描かれています。

でもこの30分間が超重要!
すべての違和感の答え合わせが残りの約80分に凝縮されているので、席を立たずに最後まで目を凝らしてください。というか、後半からもう目が離せなくなります。

メイク役のナツミ(左)と、ヒロインのチナツ。え、なんで日本語名?おかしくない?

これはゾンビの攻撃を真っ向から受けたあのカメラマンと…、青い肌の…スマーフ!?

ちょっとネタバレの写真です!ケン(なんで日本語名!?)の首が飛んでいます!

いたいた、無茶ぶりプロデューサー。リメイク版にまで進出するなんて剛腕ですね~。今作でも、彼女が撮影現場をかき乱します!

本作は字幕と吹替があり、吹替の日本語キャストがなんとも豪華な顔ぶれなのです。
そちらもぜひチェックしたいところですが、1回目はぜひ字幕で鑑賞を。
というのも、フランス人俳優さんたちが、カタコトの日本語で役名(ケン、チナツ、ナツミ…)を呼び合う違和感を感じて欲しいから。
そのおかしな設定にも理由があるのです。

チナツー!

『キャメラを止めるな!』の公開は7月15日(金)。それまでに『カメラを止めるな!』を観ておくのもおすすめです!最高のゾンビ映画を観て、思いっきり笑いましょう!

『キャメラを止めるな!』
7月15日(金)公開
上映館/チネ・ラヴィータ、TOHOシネマズ仙台、イオンシネマ新利府
HP/https://gaga.ne.jp/cametome/

↑一番左のふくよかな男性。あの、アルコール依存症のお父さんですが、彼が生放送前に飲んでしまうお酒に注目を。宮城県民ならきっとピンとくるはず!

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マタギ

趣味は山登り。山頂でコーヒーを飲み、下山後は銭湯に直行、ラーメンを食べて帰るのが理想の休日。最近は「Netflix」「Amazon Prime Video」「U-NEXT」を使いわけて、ドラマ・映画鑑賞の沼から抜け出せないでいる。