電気自動車の普及やカーボンニュートラルの推進など、自動車業界は未来へ向けて最近どんどん進化を続けていますよね。
その技術の進化はタクシー業界の未来とも密接に関係しているんです。
スマホアプリによる配車や乗り合いなど、ニーズに合わせてどんどん新たなサービスを打ち出し、タクシーを利用する人が便利になるのはもちろん、ドライバーにとってもより働きやすい環境へとアップデートを続けるタクシー業界。
その未来について、スマートモビリティ化への推進にも積極的に取り組む「仙台中央タクシー」にお話しを聞いてみました。
仙台中央タクシーは、2019年に配車アプリサービス「Uber Taxi」を東北で初めて導入。その後も新たな配車アプリ「DiDi」をスタートするなど、積極的に新しいシステムの実用化を図っています。
それはお客さんがよりスマートにタクシーを利用できる利便性のみならず、業界で働くドライバーにとっても多くのメリットがあると、仙台中央タクシーの人事担当・伊藤さんは話します。
「これまではドライバーがお客さまを乗せるには、どこを走ってどこで待てばいいのかという、いわば経験値からくるベテランの勘というのもが求められていました。でも最近、配車アプリの導入をはじめGPSでの位置管理など、新しいシステムの導入で所定場所に待機していれば自動的に配車が割り振られるので、キャリアに関係なく活躍できるようなシステムになっているんです。」
『仙台中央タクシー』では本社のある宮城野区、都心部の青葉区、営業所のある泉区を中心に8カ所の待機所を設置しており、最近では待機所を起点に乗車依頼を待つのが主流。
それだけにキャリアに関係なく、安定した収入を得られるのもこれからドライバーを目指す人にとっては嬉しい話。
さらに、二種免許を取得するための費用を支援し、正社員として3年間働けば、返済も不要といった手厚いシステムなど、タクシー業界は年齢や性別関係なく、だれもが働きやすい環境へとどんどん進化を続けています。
「タクシードライバーは、ライフスタイルバランスを大切にする若者にとって大きなメリットがある仕事です」。そう話すのは『仙台中央タクシー』の清川晋取締役。
その働きやすさの理由の一つが、日勤、夜勤、通しと勤務時間を選べることで自分の生活リズムにあったワークスタイルを組み立てられること。
「実際に東京など都市部では勤務時間が選べることが魅力となり、新卒の若手ドライバーが増えているようです。また最近ではドライバー自身が「TikTok」などSNSを活用して、自らをプロデュースしてお客さんを増やす人もいて話題を呼んでいますね。近年は、アプリを活用したシステムも、自動車もどんどんと進化を続けており、それと連動してタクシー業界もさらなる進化を続けています。もしかするとそう遠くない未来にはAIを活用した自動運転のタクシーが現れるかもしれませんし、いつかは空飛ぶ車も実用化されるかもしれません。そんな時代の進化やシステムの変化を柔軟に取り入れられる若者こそ、タクシー業界の新たな未来を切り開くキーマンになると思います」。
ドライバーの働き方も利用する人のサービスも、実は大きな変革期を迎えているタクシー業界。そんなタクシーの未来を担うのは、きっと柔軟なアイディアを持つ若者たち。
フレキシブルなワークスタイルや、新しいことへの挑戦、やりがいを持った仕事をお探しなら、ぜひ注目してほしい業界です。
仙台中央タクシー株式会社
仙台市宮城野区扇町5-5-20
☎022-232-5741(平日9:00〜17:00)
http://www.sendaichuotaxi.co.jp/
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