プロレスラー内藤哲也選手が仙台にやってきた！12月14日（日）イベント直前インタビュー

明日（12月14日）に迫ったトークイベント「EL COMIENZO フェアウェルイベント」ですが、内藤選手が仙台でイベントするのって珍しいですよね？

内藤選手そうですね。珍しいどころか、僕も同じユニットのBUSHIもキャリアの中で初めてです。こういう試み自体がそもそもタイトルの“EL COMIENZO”（始まりの一歩）なのかなって。新日本プロレスを退団してから何をやってきたのか、これから何を考えてるのか、どう進もうと思っているのかも含めて、話をしていきたいなと思っています。

イベントツアータイトルの“EL COMIENZO（始まりの一歩）”のように、ファンは、一歩踏み出す勇気をプロレスラーのみなさんからいただいています。逆に、お二人にとって“一歩踏み出す勇気”を与えてくれる存在はありますか？

内藤選手やっぱり広島カープですかね、僕は。まあ、新日本プロレス時代の話ですけど、今日試合頑張れば、今日カープ勝つんじゃないかなとか。プロレスとプロ野球でやってることは違うんですけどね。なんかこう、心のどこかで対戦している感じなんですよね。カープが調子いいと、自分も負けたくないなとか。うーん、うまく言えないんですけど。

わかります。日常の中で常にそばにいて励ましてくれたり自分を高めてくれる存在ですよね。プロレスは、まさにそういう存在です！

内藤選手カープもそうですし、昔まだレスラーになる前は、やっぱり自分もレスラーからそういうものをもらっていたような気がするんです。だから、自分自身も、明日頑張ろうとかそういうものを与えることができたら嬉しいなと思いますね。

RYUSEIさん自分は、ファンの時は内藤さんに元気を与えられている側で。今は自分も練習生としてレスラーの立場になったので、ファンの方からの応援の声をきいてすごい力をもらっています。

ありがとうございます。私も含めプロレスを見始めて日が浅い人や、まだ見たことがない人に向けて、それぞれプロレスの「ここが見どころ」というものがあれば、教えてください。

RYUSEIさんプロレスって、誤解を恐れず言うと交通事故みたいな技を受けても何度も立ち上がっていくじゃないですか。自分はサッカーをやっていたんですけど、サッカー選手だと、ちょっと足がひっかかったりしたら、すぐに倒れちゃうんです。でも、プロレスを見てからサッカーすると、ちょっとあたりが強くても「あ、まだ全然大丈夫です」みたいな感じで、自分はすぐに立ち上がってたんですよ。そういう何度でも立ち上がる姿勢みたいなのは見てほしいですよね。自分もそうですが、学校とか仕事とかでストレス抱えてる人だったり、病気とかで頑張っている人にも、そこに立ち向かう力を与えられるものがプロレスの力だと思うので、そこも見てほしいですね。

内藤選手僕は、プロレスの試合自体も見てほしいんですけど、今振り返ってみると、自分がファンとしてプロレスを見ていたときに、ぐっと心をつかまれたのが、レスラーが入場する瞬間だったかもしれないです。もしかしたら、そこに憧れたのかも。

レスラーが入場する時って、会場が一気に盛り上がりますよね！

内藤選手入場の時のコールだったり、お客さんも含めたその会場の熱気がすごい好きで。あとは、みんなで「ワン、ツー、スリー」ってカウントを叫ぶときとか。ファンとして見ていた時も、とにかくあの一体感がすごく気持ちいいなと思っていました。実際、その一体感に憧れて、僕も入場の時にコールされたいなって思ったんだと思います。そういう入場シーンでのレスラーの動きとか、会場の雰囲気なんかもプロレスの見どころの一つかなと思います。

ありがとうございます！最後にひとつ・・・ユニット「LOS TRANQUILOS de JAPON」で、仙台で試合をしてくれますか？

内藤選手同じユニットのRYUSEIもそうだしBUSHIも、スペイン人のアンヘルにも言ってるんですけど、全く強制するつもりはなくて。各自が海外でやりたいって言ったらそれもいいし、日本でやりたいって言ったらそれでもいいし。自分で判断して進んでいくべきだと思うので、ユニットどうこういうより、それぞれがやりたいところで試合をやると思いますね。