こんにちは、S-style編集部のあちきです。冬。鍋料理や汁物がおいしい季節になりました。あつあつのシチューにラーメン、そして呑兵衛には「おでん」ですよね。
おでんがおいしい居酒屋をお探しの方に朗報です。「ラーメンおでん」を名物とする新感覚のレトロ酒場が2023年12月8日、仙台市太白区長町にオープン。早速行ってきました!
JR長町駅に12月8日オープンした『おでん・餃子酒場 だしろ』。
昼はラーメン屋。夜の帳が下りると共に、呑兵衛を誘う「大衆酒場」ののれんがかかり…。そう、実はココ、仙台の人気ラーメン店『だし廊』が手がける初の居酒屋店なんです。
JR長町駅の東側出口に直結
『だし廊』は、ダシを主役にしたさまざまなラーメンで宮城県内に複数店舗を展開する人気ラーメン店。ここ長町の店舗は『だし廊-Retro-』として2022年に開店。「営業するうちに長町駅周辺の“呑み”需要の高さを感じて、夜は居酒屋にチャレンジすることにしました」と代表の原田さん。居酒屋業態は初となります。
昭和レトロな雰囲気が漂う店内。階段を上った小上がりにもテーブル席を用意
店の名物は「ラーメンおでん」。居酒屋のために開発されたオリジナルメニューで、正体は『だし廊』で人気の「鶏ダシ」ラーメンスープを使った“鶏ダシおでん”。具材もチャーシュー、玉子、メンマ、ネギ、ナルトと、こちらもまるでラーメンそのものの顔ぶれです。
「いわばラーメンの麺抜きです」と代表の原田さん。ええ!そんなことって…!
店の自慢である「ダシ」を使った居酒屋料理ができないかと考える中で思いつき、「やってみたら美味しかった」と即メニュー化。鶏ガラやコンブ、シイタケなどから抽出した旨みたっぷりのスープに、おでん専用のかえしをあわせて和風の趣きにチェンジ。店内でじっくりと煮込むことで、食材の芯までダシがたっぷり染み込んでいます。
あつあつの「ラーメンおでん」(580円)が登場!おでんの定番・大根の上には、チャーシュー、メンマ、ナルトなど、ラーメンの具材がずらり
『だし廊』のラーメン用に作っている具材をそのままおでんに。豚バラのチャーシューはおでん用に厚切りに仕立てており、とろりとした舌触りが魅力
ひと口食べるとふわりと鶏のダシが広がり、思わず麺を欲してしまう「ラーメン感」。ラーメン風にブラックペッパーをかけていただくのがオススメです。
「カラシ感覚でブラックペッパーをどうぞ。よく合いますよ」と代表の原田さん。たしかにブラックペッパーがぴったり!
そして、もうひとつの名物は「手包み鶏餃子」。
「手包み鶏餃子」(420円)
女性でも食べやすいようニンニクやニラ不使用で、鶏挽肉とタマネギ、キクラゲの歯触りを活かしたひと品。ころんと食べやすいひと口サイズで、まるでシュウマイのような味わいです。
ほかにも、おでんのダシが染み込んだジャガイモを自分で混ぜて作る「だしろのおでんポテトサラダ」(680円)や、ダシにつけて味わう「出汁で食べるアジフライ」(680円)ほか、居酒屋定番の肉料理や一品料理も充実。
〆には『だし廊』で人気の「貝だし」「鶏だし」「魚だし」各種ラーメンが楽しめます。
長町駅周辺の方にはうれしい、新感覚のおでん居酒屋。おいしいおでんで、おいしいお酒が飲みたい!という人は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
住所: 宮城県仙台市太白区長町5-1-1
電話:022-393-9057
営業情報:17:00~22:00※ラストオーダー21:30
定休日:無休※1/1は休み
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日刊S-style Web編集長。仙台生まれ仙台育ち。週1ジム通いの後にすする『そばの神田』が至福。コロナ禍以降は料理とお笑い、「ゼルダの伝説」に凝っています。
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