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2023.03.29

【同じレシピでどう違う?】東北12のブルワリーが造った「東北魂ホワイト」官能評価会レポ

東北のクラフトビール醸造所12社が、同じレシピを元にそれぞれが製造した「東北魂ホワイト」を持ち寄って、キリンビール仙台工場を会場に官能評価会を開催しました。

ちなみに、官能評価会とは、各ブルワリーが醸造したビールをテイスティングし合いながらディスカッションしていくもの。

「東北魂ビールプロジェクト」とは

主に東北地方のクラフトブルワリーの有志が集まり、世界に通用するビール造りをするためにお互いに技術研鑽しながら高め合うというもの。東日本大震災後、2013年に発足しました。

普段はライバル同士でもある東北のブルワーたちが、美味しいビールを醸造するために、品質の向上を目指す取り組みです。

2017年11月には、キリンビール、およびスプリングバレーブルワリーの2社もプロジェクトに参加し、キリンビール仙台工場は各社が製造するビール分析の役割を担っています。

会場となるキリンビール仙台工場へ

「東北魂ビールプロジェクト」に参加しているブルワリーは

  • OIRASE Brewery-奥入瀬ビール-(青森県十和田市)
  • いわて蔵ビール(岩手県一関市)
  • 田沢湖ビール(秋田県仙北市)
  • 秋田あくらビール(秋田県秋田市)
  • BLACK TIDE BREWING-ブラックタイドブルーイング-(宮城県気仙沼市)
  • ISHINOMAKI HOP WORKS-イシノマキホップワークス-(宮城県石巻市)
  • 希望の丘醸造所(宮城県岩沼市)
  • 米沢ジャックスブルーイング(山形県米沢市)
  • 半田銀山ブルワリー(福島県桑折町)
  • 福島路ビール(福島県福島市)
  • ホップジャパン(福島県田村市)
  • 南会津マウンテンブルーイング(福島県南会津町)

の12社と、キリンビール、スプリングバレーブルワリー。

官能評価会では、各ブルワリーの皆さんが同じレシピで作ったビール「東北魂ホワイト」をそれぞれ持ち寄り、キリンビール仙台工場の木口副工場長、スプリングバレーブルワリーのヘッドブリュワーの古川さんも加わり、ブラインド評価、品質分析の結果とともに共有していきます。

色、にごり、香り、味わいなど、ブラインド評価を参加ブルワリーの代表メンバーで行いました

何度も味わいをくらべながら評価表に記入。順位を決めるわけではないですが、参考までにそれぞれ1位から3位までを発表

主催者である『世嬉の一酒造』、いわて蔵ビールの代表取締役社長の佐藤さんは「お客さんにはおいしさを実感いただき、一緒に地域を盛り上げていっていければと思っています」とのこと。

それぞれのブルワリーが持つ独自の技術やこだわりを活かして、世界中のビールファンを魅了するようなビールが登場するかも!?

最新の活動、今後の予定は
東北魂ビールプロジェクト Facebook
を御確認ください。

【問合せ】
キリンビール仙台工場
総務広報
☎022-259-2321
https://www.kirin.co.jp/experience/factory/sendai/

iyashirobo
癒しロボ

せんだいタウン情報 S-styleの非公認キャラクターとしてその名をほしいままにしてきた癒しロボ。これまで連載してきた4コママンガを振り返ってみたり、癒しロボが注目する情報などをお伝えしていきます。