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2022.11.30

地元タウン誌編集部が厳選!『仙台浅草』で人気のお店4選

JR北仙台駅の南側にある横丁「仙台浅草」。

通りを挟むように建つ長屋に、居酒屋やスナック、洋菓子店など約30店舗が軒を連ねる横丁です。

前身は1958年に誕生した「北仙台駅前貿易センター」で、当時は八百屋や魚屋が並ぶ商店街だったんです!東日本大震災以降、出展店舗が急増し、老舗も若い店も地域全体を盛り上げているのが魅力ですよ。

今日は、そんな「仙台浅草」で、行きつけにしたい素敵なお店4選をご紹介します。

目次

1.創業当時から変わらぬ設えに歴史を感じる『四ッ葉』
2.その一杯の裏にある物語まで味わう『和酒バル二喬/NIKYO』
3.お隣同士で仲良くなる横丁の醍醐味を楽しむ『とも』
4.「ぬん」と書かれた暖簾が目印『ヌンチャク』

 

1.創業当時から変わらぬ設えに歴史を感じる『四ッ葉』

仙台浅草最古の老舗が
横丁の入口で皆を包み込む

カウンターに座って、煮物や揚げ物など気取らない一品料理をつまみにお酒を味わって

店を訪れたならまず注文したいのが、旬の魚介を盛り付けた刺し盛り。寿司屋だった経験が光る新鮮さを堪能してみてくださいね

創業から変わらぬ造りのカウンターと小上がり、テーブル席。2階には座敷があります

「実は『仙台浅草』っていう名前をつけたのはうちのおじいちゃんなんです」と3代目店主の鈴木昭仁さんが話す通り、仙台浅草を語るうえで欠かせない『四ッ葉』。約70年前に寿司店として創業し、その3年後に現在の場所に移転。昭仁さんが継いだ24年前に、「気軽に酒と料理を楽しんでもらいたくて」と居酒屋へリニューアルしました。かつて寿司屋だった店の誇りが光る刺し盛りや、炭火で炙った焼き物はどれも絶品ですよ。

【交通:JR仙山線北仙台駅より徒歩2分】

★編集部レコメンド

  • 『仙台浅草』の名付け親であり、仙台浅草を最もよく知る老舗
  • かつて寿司店だった経験が光る、新鮮な刺し盛りは必食
  • 煮物や揚げ物といった一品料理は、どれも滋味深くてホッとする味わい
海鮮居酒屋 炭火焼 四ッ葉

住所: 宮城県仙台市青葉区昭和町5-55

電話:022-234-0533

営業情報:17:00~23:00(ラストオーダー22:30)

定休日:日曜

 

2.その一杯の裏にある物語まで味わう『和酒バル二喬/NIKYO

酒の世界をカジュアルに
プロが厳選した銘酒がずらり

『新澤酒造店』のプレミアムライン「残響」(グラス5,800円)は、お酒を引き立たせる「宮城県産牛の季節の煮込み」(800円)と

北海道のワイナリーが手がける「タプ・コプ・ピノ・ノワール2020」(グラス1,500円)には、「モチモチギョーザ」(800円)がぴったり

テーブル席が2卓とカウンターがある店内。お酒と向き合う大人な時間を過ごしてくださいね

日本酒と日本ワインを揃える『和酒バル二喬/NIKYO』。営むのはJSA認定ソムリエであり、「SAKE DIPLOMA酒ディプロマ」の資格を持つ店主・小林さんです。提供するのは、自ら足を運んだ全国の酒蔵やワイナリーから仕入れたもののみ。誕生のストーリーや生産者の想いまで、ゆっくり話を聞くことができるのは、このお店ならではの魅力です。時には希少なボトルに出会えることもあり、ツウにも愛される一軒です。

【交通:JR仙山線北仙台駅より徒歩3分】

★編集部レコメンド

  • 知識を身につけながらじっくりとお酒を味わいたい人におすすめの一軒
  • 日本酒と日本ワインのみならず、国産クラフトジンの品揃えにも注目
  • 全国で7店舗しか飲めない「酒場の純米大吟醸」をはじめ、珍しいお酒も楽しめる
日本ワインと吟醸酒 和酒バル二喬/NIKYO

住所: 宮城県仙台市青葉区昭和町5-55

電話:022-728-2033

営業情報:19:00~23:00(ラストオーダー22:30)

定休日:不定休

HP:https://nikyo.net

 

3.お隣同士で仲良くなる横丁の醍醐味を楽しむ『とも』

焼鳥をお供に今日も一杯
仙台浅草に馴染む炭火焼酒場

焼鳥は5本で990円。写真は左から正肉、ねぎま、セセリ、砂肝、ヤゲンなんこつ。秋田の銘酒「花邑」(グラス550円)と共に

「サンマの生姜煮」や「豚角煮」(各660円※写真はイメージ)など、酒飲みにうれしいメニューがずらり。料理は440円、550円、660円と値段別でわかりやすいのも◎

カウンター5席の小ぢんまりとした一軒。ともさんや隣の席との距離も近く、呑兵衛同士仲良くなれそうです

長年、炭火焼の店で腕を振るっていた店主のともさんが営む一軒。注文を受けてから串打ちする焼鳥や旬の焼き魚など、王道のラインナップが愛されています。「食べるのも作るのも好き」という食いしん坊なともさんらしく、時には洋食や中華がお品書きに並ぶことも。全国各地の銘柄が揃う日本酒も自慢です。フレンドリーでチャーミングなともさんとの会話も楽しく、ひとりでふらっと訪れる酒場にぴったりですよ!

【交通:JR仙山線北仙台駅より徒歩3分】

★編集部レコメンド

  • 炭火で炙った焼き物がメイン。洋食や中華が登場することも⁉
  • 料理はどれもボリューミーなので、ハーフサイズも相談可なのもうれしい
  • 日本酒のラインナップも自慢。その日おすすめの一本はInstagramでチェックを
旨い肴と和みの酒 とも

住所: 宮城県仙台市青葉区昭和町5-56

電話:090-3365-1321

営業情報:17:30~24:00

定休日:日曜、祝日、ほか不定休あり

HP:https://www.instagram.com/umanago_tomo/

 

4.「ぬん」と書かれた暖簾が目印『ヌンチャク』

心の距離がグッと縮まる
気楽な雰囲気の下町酒場

今時季は「北海道産サンマ刺」(880円)が登場。合わせるのは、吉田さんの故郷・富谷の地酒「鳳陽」(グラス680円)

イタリアンのシェフからレシピを教わった「ナポリタン」(780円)。ケチャップの酸味を飛ばし、甘みを際立たせたひと皿

1階にはカウンター席。2階は広々とした座敷席があり、4人程度のグループでも訪問しやすいですよ

仙台の人気居酒屋で長年腕を振るった吉田さんが、「お客さんとの距離が近くて、かしこまらない店を作りたい」と独立し、オープンさせたお店です。メニューに並ぶのは、刺身やダシ巻き玉子といった王道つまみから、激辛中華・水煮肉片(スイジューローペン)など、吉田さんの気分で登場する変わり種まで。「ヌンチャクサワー」や「ガリサワー」、「バイスサワー」など、下町風情を感じるお酒と共に楽しんでくださいね。

【交通:JR仙山線北仙台駅より徒歩5分】

★編集部レコメンド

  • 吉田さんやお隣さんとの距離が近く、下町のような気取らなさが魅力
  • 王道から変わり種まで多彩に揃う。中でも「ナポリタン」はオープン当時から人気のひと皿
  • 昔駄菓子屋で飲んだジュースの懐かしさを目指した「ヌンチャクサワー」は、ぜひお試しを
飲み食い処 ヌンチャク

住所: 宮城県仙台市青葉区昭和町5-56

電話:022-347-3898

営業情報:17:00~24:00(ラストオーダー23:00)

定休日:日曜、祝日

HP:https://nunchyaku.wixsite.com/home

いかがでしたか?

老舗も若い店も!!活気あふれる『仙台浅草』の人気店4選はいかがでしたか?

ぜひ行きつけにしたいお店を見つけてくださいね。

 

もっと知りたい人はS-style横丁特集をチェック!

S-style11月号の巻頭特集は「横丁☆ワンダーランド」!

仙台市内にある5つの横丁からお店をピックアップ。
定番の飲み処はもちろん、ランチにも使えるお店や掘り出し物が見つかる物販店など、多彩な楽しみ方を紹介します。

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S-style2022年11月号(vol.695)

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琴乃後藤
S-styleWEB編集室

宮城県仙台市のタウン情報誌『せんだいタウン情報S-style』。地元グルメや仙台観光を知り尽くすタウン情報編集部が、地元で愛される名物を紹介します。スマホやPCで情報収集をしながら、「街を楽しむプロ」になろう!