おばんですっ!モツヲです。
最近はせわしない世間の波にもまれにもまれ、泳ぎ疲れて家に漂着することもしばしば。
ぐったりと疲れた身体に、砂漠のオアシスのような安息を与えてくれるのが、そう、“晩酌”!
ぐでっとしてしまった肉体と精神を叩き起こしてくれるような喉ごしを求めて、手に取ったのは…「スーパードライ」。
というわけで今回は、新しい「スーパードライ」を初体験した、一部始終をお届け!
長年慣れ親しんできた「スーパードライ」が
「キレのよさはそのままに、飲みごたえを向上」させたなんて見過ごすわけにはいかんぜよ。
「瞬間のキレと飲みごたえで躍動感あるうまさ」
をこの喉で確かめてやるぜ!
奈良時代なら「初老」のお祝いをしているはずの40代モツヲの晩酌、お相手をお願いいたしまする~。
1)〈先付け〉「スーパードライ」のことを知る
2)〈椀物〉「スーパードライ」が変わる理由
3)〈向付〉「スーパードライ」はこう変わった
4)〈煮物〉「スーパードライ」飲んでみた
5)〈焼き物〉「スーパードライ」に合わせてみた
6)〈強肴〉「スーパードライ」2本目開けた
7)〈水菓子〉まとめ
アサヒ「スーパードライ」が誕生した1986年。
大物芸人が主役を務めるトレンディードラマが大ヒットし、日本中が釘付けに。
街を歩けば誰もかれもがラテンのリズムに合わせて「CHA-CHA-CHA」と口ずさむ。
みんなの肩幅が広かった、バブリーな時代。
当時のお父さん方がテーブルに瓶を乗せてプロ野球を見ながら飲んでいたのは、重く苦みが強いビールだったそう。
「本当にこの味が求められているのか」と考えたアサヒは、徹底的なマーケティングリサーチを実施。
データを検証した結果、ビール業界に一石を投じるべく、コクとキレ味を追い求めて生み出されたのが「スーパードライ」なのです。
時は流れて2022年。
時代の価値観は、「社会的な評価を得て“上”を目指すSTEP-UP志向から、自分らしく新しいことにTRYをして“前”へ進むSTEP-FORWARD志向へ」と大きく変わりました。
「取り残されないようにしがみつく40代ではなく、前向きにチャレンジする40代へ」というのは、自分に当てはめてみたときのポジティブ解釈。
「自分らしく全力で取り組む人々を後押しする、気持ちが高まる瞬間に寄り添うブランド」として、この春「スーパードライ」は生まれ変わることを決めたのであります。
さて、気になるのは味わいの変化。
これまでも十分に個人的セレクト上位に入っていた、あのキレ味。
もう喉に対するキレって言ったら、「スーパードライ」の喉ごしが基準となっているほど。
新「スーパードライ」に関して入手した資料によると…
「舌で感じる味の濃さや苦みは変更せず、発酵由来のビールらしい香り(エステル香)と、ホップ香を付与することで、飲みごたえを向上」との記載が。
これまでより、より香り高く、深い味わいになっているのは確かなようだ。
もったいぶってくれますなぁ。
肝心の「キレ」はどうなの?
「飲んだ瞬間の飲みごたえと、瞬時に感じるキレのよさ、これが『新・辛口』です」と、堂々たる表記。
缶の裏側にも「辛口カーブ」なる図が明記されていることからも、確かな自信が感じられますな。
さて、前置きがかなり長くなりましたが、実際に飲んでみよう!
ということで、キンキンに冷えた缶ビールを冷蔵庫から取り出し、いざ開缶。
祝砲さながらプシュッという心地よい音を立て、立ち上るおいしそうなビールの香り。
なるほど、これまでの「スーパードライ」よりも香りがアップしているかもしれない。
コクコクッとグラスに注いで、今度は味わいをチェック。
まさに喉から手が出る勢いで一気にグラスを傾けてみる。
…うん、うまい。
味の濃さや苦みは慣れ親しんだ「スーパードライ」と同じながら、ビールらしい香りとホップの香りがアップしたことで、鼻から抜ける香りがぐんとアップ。
味わい深くなったからか、口にしっかりとした余韻が残り満足感が強い。
喉を通るキレは言わずもがな。
あえて喉を鳴らして飲みたくなるような、すぐ次のひと口が欲しくなる瞬発力を感じるぜ。
やっぱり…、うまい!
ビール単体でこんだけ満足できるんだからと、冷凍庫から取り出した冷凍食品の餃子。
40代の晩酌に、冷凍食品は心強い味方ですな。
数分チンして、こだわりのラー油と酢、そして醤油でタレを作れば、晩酌セットのいっちょあがり。
餃子をパクリの、「スーパードライ」をゴクリ。
がんばった一日のご褒美の、至福の時間。
パクッ、ゴクッ、パクッ、ゴクッ…
無限ループのパラダイス!
喉がさらなる快感を求めちゃうもので、ついつい2本目もオープン。
今回のリニューアルでは
1.洗練されたシンプルなデザイン
2.磨きをかけたシルバーデザイン
3.アイデンティティの明確化
を掲げてパッケージもデザイン変更。
じっくり眺めるていると、このデザインからだけでも「キレ」というワードが浮かぶほどシャープなデザインですよね。
味の記憶と相まって、お店で思わず手が伸びちゃうのも頷ける。
缶に描かれた“DRY”ロゴや“Asahi”ロゴのように、「ところどころとんがっててもかっこいい、そんな大人にならなきゃな」なんて考えつつ、グビグビ…。
さて、3本目は我慢して、まとめといきましょう。
この爽快感と飲みごたえは、喉を通してみないとわからない!
仕事帰りにお店に立ち寄ったら、生まれ変わった「スーパードライ」を手に取って、キレ味最高の晩酌タイムをどうぞ!
スーパードライ
販売中
価格/オープン価格※コンビニエンスストアでの店頭想定価格は缶350ml:219円前後、缶500ml:286円前後
販売元/アサヒビール
https://www.asahibeer.co.jp/
※飲酒は20歳になってから
趣味は食べ歩きと勝手に決めつけられるものの、じつは小食。山形県北東部のカルデラの中で思春期を過ごし、性格は∞のようにねじ曲がってしまった。ベガルタ仙台を取材していた経験から、Jリーグと各クラブのホームスタジアムには結構行っている。ビジネスホテル好き。
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