最近、仙台の街を歩いていると、新しい古着屋がオープンしているのをよく目にしませんか?
2000年以降に産まれた世代を席巻している90年代のスタイルやアイテムのリバイバルブームをきっかけに、首都圏の大手古着チェーンがこぞって地方に支店を造る動きが活発化しており、仙台でも日増しに『古着』の注目度が高まっています。
そんな中、仙台にて古着シーンを長く牽引する名店の『Hi-smile(ハイスマイル)』が満を持して、仙台パルコの本4Fでポップアップショップを期間限定オープン。
その注目のポップアップにて並ぶスペシャルなアイテムをレポートします!
ポップアップショップの名は「SLOPPY STORE」。
“スロッピー”とは「ずさん」や「大雑把」という意味の単語ですが、それはアメリカ古着への比喩表現。
アメリカで大量生産される服はものによって縫製が雑だったり、サイズに個体差があったりとその造りはまさに“スロッピー”。でもその雑とも思える作りをむしろ味と捉えて愛でるのも、古着の楽しみ方のひとつでもあるのです。
そんなアメリカンナイズなノリこそがポップアップストアのコンセプト。
お店には今の気分にぴったりなヴィンテージから貴重なデットストックもの、仙台ではなかなか出会えないアメリカの現行品、そして今回のために作られたコラボアイテムまで、時代やスタイルに捉われずセレクトされたアイテムが並びます。
この冬の主役にしたいアウターやコーディネートのアクセントにしたいインナーやパンツなど、さまざまなアイテムの中から注目をピックアップ。
まずは入口にディスプレイされた、丸みのあるフォルムが特徴の通称「レベル7」。
こちらは数あるアメリカ軍のアウター類の中でも最高クラスの、ダウンの8倍と言われる圧巻の防寒性を誇るアイテム。
アウトドアメーカーの『ワイルドシングス』が手掛けていたことでも有名なこのジャケットは、余計な装備を排したミニマムなデザインと軽量な作りでストリートでも大人気。年々流通も少なくなっているらしいので、今のうちに手に入れておきたいところ。
ちなみにマネキンが着用しているパンキッシュなプリントのスウェットは、本町にある『damo kofee haus』のオーナーが自ら手刷りしたコラボアイテムなんですよ。
そして、こちらのキルティングコートにも注目。
特大サイズのメンズ用モッズコートのライナーを一度解体し、ほぼ全てのパーツのサイズを調整後に再度縫製と言う非常に手間のかかる工程を経て完成した逸品。共布のポケットやボタン、首元のリボンも、ヴィンテージにはないこちらだけの仕様です。
定番のモチーフだからこそ、古着屋ならではの視点からひと手間加えられているのが量販店の商品にはないうれしいところです。
70年代から90年代頃に掛けて製造された未使用品をボディに使用したスウェットは、大人気のカフェ『HEY』とコラボしたもの。
一点ごとに配色に加えプリントの技法まで変えた凝った仕様でほとんどが一点物ですので、自分にあったお気に入りを探してみるのも楽しいですね。
さらに、仙台で実物を見れる機会が取扱店がほとんどない、アメリカで買い付けた新品のインポート物にも注目。
なかでも大好評だという『ロサンゼルスアパレル』のスウェット類は、写真のクルーネック以外にフーディーとパンツが揃います。ミニマルなデザインと肉厚で着心地抜群の生地は一度着ると癖になること間違いなしのアイテムです。
ヴィンテージも現行品もまだまだ紹介しきれないほど気になるアイテムがたくさん。
期間中は定期的にアイテムも追加されるとのことなので、こまめに足を運ぶのもおすすめです。
この冬はポップアップで、特別な一着との一期一会の出会いを楽しみましょう。
住所: 仙台市青葉区中央1-2-3 仙台パルコ本館4F 特設会場
営業情報:11:00~21:00 ※~1月31日(月)までの期間限定開催
定休日:仙台パルコに準ずる
せんだいタウン情報 S-styleの非公認キャラクターとしてその名をほしいままにしてきた癒しロボ。これまで連載してきた4コママンガを振り返ってみたり、癒しロボが注目する情報などをお伝えしていきます。
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