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2025.12.19

【勝手に女子プロ連載vol.9】仙女選手が選ぶ「2025年Myベストバウト賞」発表!

2025年もあと少し。仙女の一年を振り返ると、里村明衣子選手の引退、高瀬みゆき選手、優宇選手、スパイク・ニシムラ選手3名の入団、仙女史上最大のビッグマッチへの挑戦と激動の一年となった仙女。今回は、選手のみなさん協力の元「仙女的Myベストバウト賞」を勝手に創設。選手のメッセージと共に1年を振り返ります!

目次

1.DASH・チサコ選手「魂のハードコア」
2.橋本千紘選手「10年目の節目、魂のぶつかり合い」
3.岩田美香選手「真っ向勝負でベルト防衛」
4.愛海選手「里村明衣子さんから託された思い」
5.岡優里佳選手「プレッシャーのその先へ!」
6.YUNA選手「リベンジの末、地元でのベルト初戴冠」
7.高瀬みゆき選手「感謝と寂しさの防衛戦!」
8.優宇選手「今の自分を作った仲間たち」

 

DASH・チサコ選手「魂のハードコア」

チサコ選手が選んだのは、2025319日『THE TOP of JOSHI WRESTLING』国立代々木競技場第二体育館でのスターダムの世羅りさ選手との一戦。「ハードコアマッチがまた少し認められた試合。私のスタイルを貫いてきて良かったと思える試合でした。対戦相手も遠慮なく自分のハードコアを出せる相手でした(チサコ選手コメント)。」

この試合は「アメトーーク!」などで紹介されるほど大きな話題に!配信の試合を見ながら、あんなところから飛ぶの!?と度肝とを抜かれました。

 

橋本千紘選手「10年目の節目、魂のぶつかり合い」

橋本千紘選手が選んだのは2025923日『女子プロレスBIGSHOW in 仙台』仙台サンプラザホール大会での、岩田美香選手とのベルトをかけた試合。“橋本がんばれー!”“岩田負けるな―!”と、大歓声の中試合を決めたのは橋本選手。「デビュー10年という節目の仙台サンプラザホールで、私にとって忘れられない戦いになりました。(橋本選手コメント)」

試合はバズ・ソイヤーからの片エビ固めで橋本選手がセンダイガールズワールドシングル王座を防衛。試合後のマイクでは10年間の二人の歩みに想いを馳せ、見てるこちらの涙腺も崩壊。

 

岩田美香選手「真っ向勝負でベルト防衛」

岩田美香選手が選んだのは、高瀬みゆき選手とのタッグ「赫覚醒」対スターダムの舞華&HANAKO組と戦った2025319日『THE TOP of JOSHI WRESTLING』国立代々木競技場第二体育館の試合。試合前の記者会見で舞華選手からビールを浴びせられた岩田選手。「お互いピリピリとした空気感から始まりましたが、試合はお互い1歩も引かず。そんな中、私たち赫覚醒がベルトの防衛に成功。真っ向からぶつかり合い、また闘いたいと思った1戦でした(岩田美香選手コメント)。」

岩田選手のコメントにもある通り、真っ向からぶつかり合う試合展開。意地と意地のぶつかり合いに、見てるこちらも勇気をいただいています!

 

愛海選手「里村明衣子さんから託された思い」

4月29日に後楽園ホールで行われた里村明衣子さんの引退試合。愛海選手は里村さんのタッグバートナーとして、アジャ・コング選手&橋本千紘選手と対戦。「初めて選手の引退試合に選ばれて、里村さんから“愛海に任せたよ”と、直接言われたことが、20歳の私には強く響きました。試合では泣かずに立ち向かえたものの、終わった瞬間に悔しさが一気にあふれて、もっと里村さんと闘いたかったという思いで泣きじゃくりました。今はその悔しさも含めて大きな経験になり、何事にも挑み続けたいという気持ちが生まれています。(愛海選手コメント)」

愛海さんの試合を見守る里村さんも印象的。試合後のアジャ・コング選手から「これからも仙女の若手の壁として立ち続ける」というコメントで、また涙。

 

岡優里佳選手「プレッシャーのその先へ!」

暴れん坊バナナこと岡選手が選んだのは、202529日 新宿FACE大会。桃野美桜選手とのタッグ「ボブボブモモバナナ」vs岩田美香選手&高瀬みゆき選手「赫覚醒」との試合。仙台ガールズワールドタッグ王者として迎える試合は相当なプレッシャーかと思いきや…「この日は自分にとって2試合目のタイトルマッチな上に、初めて先輩(岩田選手)をイジった後の試合だったのでダブルのプレッシャーが凄かったです。ま、イジった自分が悪いんですけど(岡優里佳選手コメント)。」

岩田選手を「ニキ」と呼び、時にはいたずらをしかけることも。そんな2人の関係が始まったきっかけの試合。

 

YUNA選手「リベンジの末、地元でのベルト初戴冠」

8月24日に行われた『SENJO THE BIGGEST ゼビオアリーナ仙台』で、センダイガールズワールドジュニアのベルトをかけ闘いに挑んたYUNA選手。「スターラムのさくらあや選手とはシングルマッチやベルトをかけた戦いをしてきました。でも、勝つことができませんでした。そんな中、この日初めてさくらあや選手に勝てて、初めて同期に勝つことができました。地元宮城のビッグマッチでベルトを取れたことも本当に嬉しかったです(YUNA選手コメント)」

「ベルトを持って4ヶ月が経ちましたが、私の中でとても自信になり、もっとプロレスを広めるためにもっとこのベルトと共に成長していきたいと思いました」と語ってくれたYUNA選手。仙女の未来は明るい!

 

高瀬みゆき選手「感謝と寂しさの防衛戦!」

2025年7月に優宇選手と共に仙女に入団した高瀬みゆき選手が選んだのは、126日アゼリア大正ホールで行われた「赫覚醒」タッグチームでの試合。相手は、フリーから共に仙女に入団した優宇選手と橋本選手の「チーム200キロ」。「チーム200キロと赫覚醒の最後の試合。橋本さん、優宇さん、岩田さんがいたから仙女に来た。その優宇さんが引退してしまうと思うと、寂しくて、悲しくて…でも、現役中にベルトを絶対に取り返したいと燃える思いで臨んだ試合でした。(高瀬みゆき選手コメント)」

「負けてしまったこと以上に、感謝と楽しさがありました。その分涙が止まりませんでした。この日の試合は一生忘れないと思います。」という高瀬選手のコメント通り、 ファンのみなさんも心振るわされる試合でした。もちろん、私も画面越しにもらい泣き。

 

優宇選手「今の自分を作った仲間たち」

引退を目前に控えた優宇選手が選んだのは、「チーム200キロ」として、盟友・橋本千紘選手と共に「赫覚醒」の二人と戦った126日のアゼリア大正ホールでの一戦。高瀬選手も選んだこの日の試合について、優宇選手からは感謝のコメントが。「この3人が居なきゃ今の自分は居ないです。ありがとう!(優宇選手コメント)」。

 

「チーム200キロ」は、2025年プロレス大賞の優秀タッグ賞にもノミネート。2人の 放つ強さと明るさで周囲に元気を届けてくれました。そんな「チーム200キロ」としての試合も、2025年12月26日仙台PIT大会で最後。

おまけ

こっそり他薦部門もアンケート。橋本選手と岩田選手から偶然にも同じ試合が推薦されました。その試合とは…8月24日ゼビオアリーナ仙台大会「愛海&岡優里佳 vs Chi Chi &スパイク・ニシムラ」。

橋本選手「急遽、アクシデントで岡優里佳が代打で試合をすることに。愛海と岡優里佳の仙女で培ってきたものが試合というよりも感情で伝わってきました。モニターで試合をみて泣きそうになった。その後、スパイクの、入団発表があり一体感がうまれたのもすごく良かったです」

岩田選手「選手の怪我により急遽、岡優里佳がビッグマッチで2試合をこなした試合。並ならぬ体力だなと感心しました。そしてこの日から、スパイク・ニシムラが仙女へ入団。試合後に仙女の赤ジャージを受け取ったスパちゃんの笑顔がとても良かった!」

 

全力で元気と勇気をくれる選手のみなさんにこの場をかりて感謝とリスペクトを捧げます。まだ、仙女を生で見たことがない人は、増席された1226日の仙台PIT大会へ!(チケットは残り僅か、お早めに!)

【12月26日(金)仙台PIT「チーム200キロ」ラストマッチ】

日時/20251226日(金)19:00-試合開始 18:15-開場
会場/仙台PIT(仙台市太白区あすと長町2丁目2-50)
チケット/最前列 ¥7,700(完売)、リングサイド ¥5,500(残り僅か)、指定席 ¥4,400(残り僅か)

詳細・問い合わせ https://sendaigirls.jp/schedule/20251226/

kokeshi

プロレスは元気と勇気をくれるパワースポット。プロレス沼に足を突っ込んだスタッフこけしが、推しの魅力を(勝手に)伝えます。