センダイガールズプロレスリング(以下仙女)の観戦をきっかけにプロレスに沼って半年とちょっと。SNSのタイムラインは、ほぼプロレス(ときどき猫)のスタッフこけしです。仙女最大のビッグマッチまで、あと9日!注目の若手選手連載の最後はYUNA選手の登場です。8月24日のゼビオアリーナ仙台で、センダイガールズワールドジュニア王座に挑むYUNA選手の意気込みや、趣味の写真とプロレスとの出会いまでお話を伺いました。
(プロフィール)YUNA(ユナ)。宮城県大河原町出身の21歳。2023年8月9日デビュー。写真が趣味で、仙女所属選手のポートレート写真を撮影することも。得意技は「ドロップキック」「ミサイルキック」。
YUNAさんはい、いとこや姉がプロレス好きだったんです。最初は姉がテレビで何度も同じ試合を見ているのが不思議で、正直「何が面白いの?」と思っていましたけど(笑)。そのうち、そんなに面白いなら自分も1回くらい見てみようっかなって思い、試合を見に行ったら面白くて。それが小学校5、6年生くらいだと思います。当時は、母や姉と「新日本プロレス」とか「ドラゴンゲート」とか、あとはデスマッチ系とか、いろんな試合を見に行ってましたね。
YUNAさんうーん、まだ小学生だったんで、あんまり具体的に考えてはなかったんですけど。プロレスラーが載ってる『選手名鑑』(※週刊プロレスより年に1回発行)ってありますよね。あれが、家にあって。パラパラ見ていたら、女子プロレスラーの木村花さんを見つけて。その姿を見て、憧れたのは覚えています。ただ、絶対プロレスラーになるとかではなく、なんとなくプロレスラーになってみたいなぁという感じでした。
YUNAさん中学校に上がると、部活をやらなきゃいけないじゃないですか。その時に、特にやりたいこともなかったんですよ。でも、どこかでプロレスっていうものが心にあって。じゃあ、プロレスに近そうな柔道をやってみようと思って柔道部入りました。ただ、自分自身、あまり学校に行けなくなってしまった時期もあって、部活は2年くらいで辞めちゃったんです。
YUNAさんはい、プロレスに元気をもらっていました。「来月、プロレスを見に行くから学校も頑張ろう」って感じで。実は、当時カメラにも興味があって、いろんな写真を撮っていました。プロレスとカメラに励まされていましたね。
YUNAさんそうです!そうです!まさに。中学3年生の時に親からCannonの一眼レフカメラをプレゼントしてもらって。そこからは、ずっとプロレスの試合を撮影してましたね。
YUNAさんそうです。高校生の時に、プロのカメラマンが講師として教えてに来てくれたんです。そこで、撮影の技術を教えてもらいました。そんな中、高校3年生の時に「写真甲子園」っていうのがあって、出展することになったんです。自分はプロレスを題材に出展したい!って思って。そこで、当時から何度か観戦もしていた仙女に頼んで、リングサイドで写真を撮影させてもらい、作品にしたんです。そしたらそれが、賞を取っちゃって(笑)。気が付いたら、東北大会まで行ったんです。
「写真甲子園」に出展した写真の一枚。YUNAカメラマンならではの選手の切り取り方ですね。
YUNAさんそうですよね、人生わからないですよね。以前から仙女の試合は観客として見てはいたんですけど、リングサイドで写真を撮らせてもらったことで、やっぱりプロレスってすごいな、面白いなって。それで、仙女で主催している「仙女サークル」にも参加したりもして。そんなことをしていたら、橋本さんから「プロレスラーに興味ないの?」って言われて、急に写真撮られて(笑)。これ「里村さんに送るねって」って言われたんですよ。
YUNAさんうーん、その時は迷っていて。写真系の大学もいいかなって思ってたんです。でも、プロレスも心の中でくすぶっている感じで。決めきれなくて、あえて半年くらいプロレスから離れてみようと自分で期間を区切ってみたんです。そこから、久々にプロレスを見に行ったのが高校3年生の1月、仙女の試合で。その試合を見て、自分はやっぱりプロレスが好きだ、プロレスをやろうって決めました。そこからすぐに履歴書を書いて仙女に送って、無事入門することができました。
YUNAさんそうですね、仙女を初めて観戦した試合の第一試合が、ジュニアの戦いだったんです。当時、愛海さんとか優里佳さんが、初めから気持ちが入った試合していて。それを見て、こちらも熱くなって、仙女にハマっていたので迷いはなかったです。あと、仙女って練習内容がすごくハードなんですけど、先輩が優しいですよ。礼儀とか人としての基本も一から教えてもらってるし。人数も少ないからみんなで頑張ろうって。
YUNAさん自分のちょっとした夢でもあるんですけど、理想が、仙女の選手を、自分が撮影して写真集みたいなもの出してみたいんです。ずっと近くでみんなと一緒にいて、自分にしか撮れない表情とかあると思うので。
「最近、いいカメラ買ったんです」と笑顔のYUNA選手。YUNA選手が撮影した選手のポートレートもグッズで販売されています。ぜひ、チェックしてみて。
YUNAさんまずは、ジュニアベルトをとることが目標です。あとは、プロレスをもっといろんな人に知ってほしいという思いもあります。自分自身がプロレスを見て元気や刺激をもらったので、同じように感じてほしいですね。プロレスが生活の一部になると、生活がちょっと楽しくなる。そんな瞬間をもっとみなさんにも体験してほしいですし、子どもたちにもたくさん見てもらって、プロレスを好きになるきっかけができるよう頑張りたいです。
おまけ
音楽も大好きでライブ会場にもよく遊びに行くそう。「みちのくプロレス」のように、「ARABAKI ROCKFESTIVAL」でプロレスをやってみたいという野望もお聞きしました。宮城を代表するイベントで仙女を見る日、楽しみにしています!
【SENJO THE BIGGEST ゼビオアリーナ仙台】
開催日時/2025年8月24日(日)15:00試合開始/13:30開場
会場/ゼビオアリーナ仙台
住所/宮城県仙台市太白区あすと長町1丁目4−10
チケット/2階自由席3,300円、1階ひな壇席6,600円、リングサイド8,800円他
※18歳以下無料招待
問い合わせ/センダイガールズプロレスリングhttps://sendaigirls.jp/schedule/20250824/
プロレスは元気と勇気をくれるパワースポット。プロレス沼に足を突っ込んだスタッフこけしが、推しの魅力を(勝手に)伝えます。
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