今年の夏は、岩手県北部の沿岸エリア“北三陸”でちょっと特別な旅をしてみませんか?
ダイナミックなリアス式海岸や、日本一の水深を誇る洞窟探検、海女さんの文化や震災の記憶を伝えるスポットなど、北三陸ならではの魅力が盛りだくさん。
地元のグルメも楽しみながら、7つの海街を巡るドライブ旅へ、いざ出発です!
三陸の海風が心地よい洋野町では、名物のウニが6〜8月に旬をむかえます。
殻付き、むき身、炭火焼きなど、多彩な味わいを堪能できますよ。
8月18日(月)には、旧南部領(青森県南・秋田県北・岩手県北)で受け継がれる盆踊りの祭典『北奥羽ナニャドヤラ大会』を開催。
約800人の踊り手が集まり、街頭流し踊りや特設ステージでの舞台審査が行われます。
節回しや振り付けが地域ごとに少しずつ違うのも、ナニャドヤラの魅力。
それぞれの土地の踊りが一堂に会し踊る光景は、どこか懐かしく、心に沁みわたります。
立ち寄りスポットも多彩です。
『たねいち産直ふれあい広場』には、新鮮な農産物や海産物のほか、旬の素材を使った手作りグルメも揃います。
さらに、自家製豆腐ステーキが味わえる『アグリパークおおさわ』も人気。
道の駅や銭湯、星空観察が楽しめる『おおのキャンパス』もあり、自然と食、癒しを丸ごと楽しめます。
会場/岩手県洋野町大野地区中心街、大野小学校校庭
開催日/2025年8月18日(月)
問合せ/洋野町地域振興課 ☎0194-77-2111
住所/岩手県九戸郡洋野町種市69-16-1
営業時間/11:00~15:00(L.O. 14:30)、17:00~21:00(L.O. 20:00)
電話/0194-66-2662
HP/アグリパークおおさわ
久慈市の夏は、『久慈琥珀博物館』での本格的な琥珀採掘体験がおすすめ。
約60分間、貴重な琥珀を自分の手で掘り出せます。
また、『小袖海女センター』では、“北限の海女”が素潜りでウニを獲る姿を間近で見学できます。
ウニを手に笑顔を見せてくれるパフォーマンスもあり、夏ならではの体験として人気です。
レトロな昭和空間が広がる『昭和の想い出博物館レトロ館』(『道の駅くじ やませ土風館』内)も見どころのひとつ。
懐かしのアイテムがずらりと並び、思わずあの頃にタイムスリップしたような気分に。
さらに『新山根温泉 べっぴんの湯』は、強アルカリ性の泉質で“美肌の湯”として知られています。
豊かな森林や渓谷に囲まれたロケーションで、心までやさしくほぐれるような癒しのひとときが過ごせます。
住所/岩手県久慈市小久慈町19-156-133
営業時間/9:00~16:30(閉館17:00)
休業日/12月31日、1月1日、2月末、12~2月の毎週火曜※「琥珀採掘体験」は11月末まで
料金/高校生以上500円、小・中学生200円
電話/0194-59-3831
HP/久慈琥珀博物館
住所/岩手県久慈市宇部町第24地割110-2
営業時間/9:00~17:00※素潜り実演は、7~8月の土・日曜、祝日と9月の日曜のみ実施
料金/素潜り実演観覧料500円
電話/0194-54-2261
HP/小袖海女センター
住所/岩手県久慈市中町2-5-6
営業時間/9:00~19:00
電話/0194-66-9200(久慈市観光物産協会)
『国民宿舎えぼし荘』は、全客室と露天風呂からオーシャンビューを満喫できる絶景の湯宿。
三陸の海の幸や山の恵みを活かした料理が評判で、ランチでは野田村のブランド豚「南部福来豚」の唐揚げを豪快に盛った「南部福来豚唐揚げ丼」が人気です。
2025年6月に移転オープンした『道の駅のだ ぱあぷる』は、野田村のおいしさと魅力がぎゅっと詰まった注目の新スポット。
新鮮な農水産物や郷土の味が並ぶ直売所のほか、「のだ塩麹唐揚げ定食」や「のだ塩ソフト」など、ご当地グルメも見逃せません。
コインシャワーや授乳室付きトイレも備え、旅の休憩にもぴったりです。
住所/岩手県九戸郡野田村玉川2-62-28
ランチ営業時間/土・日曜、祝日の11:30~14:00
電話/0194-78-2225
HP/国民宿舎えぼし荘
三陸の風がそよぐ普代村では、自然に包まれた癒しのひとときを満喫できます。
『普代浜園地キラウミ』でのビーチヨガ体験は、朝日と波音に包まれながら、心と身体をリフレッシュ!
初心者や年齢問わず気軽に参加でき、運動不足やストレス解消、免疫力アップにもおすすめです。
宿泊は、全室オーシャンビューの『国民宿舎くろさき荘』へ。
朝日を望む展望大浴場、新鮮な海の幸が並ぶ食事とともに、海にとけ込むようなステイが叶います。
送迎付きのお得な宿泊プランも注目です。
場所/普代浜園地キラウミ南浜(岩手県下閉伊郡普代村第7地割明神)
開催日/7月27日(日)、8月31日(日)、9月21日(日)7:00〜
料金/1,000円(村内で使える1,000円クーポン付)
問合せ/普代村観光協会 ☎0194-35-2115
田野畑村でスリル満点の海の冒険を楽しむなら『北山崎サッパ船アドベンチャーズ』へ。
地元漁師が操る小型漁船・サッパ船に乗って、高さ200m級の断崖絶壁に迫る迫力のクルージングへ出発!
岩穴の隙間をくぐり、洞窟を抜けてエメラルドグリーンの海を進めば、まるで天然のテーマパークのようなワクワク体験が待っています。
さらに田野畑村は、約1,000kmにおよぶ「みちのく潮風トレイル」の人気区間でもあり、深い森と青い海が織りなすダイナミックな景観が魅力。
自然を感じながらのハイキングは、心までやさしく解きほぐしてくれます。
希望に応じてプラン提案やガイド手配も可能なので、気軽に相談を。
住所/岩手県下閉伊郡田野畑村机142-3(机漁港)
営業時間/9:00~17:00(所要時間:約1時間)
休業日/不定休(運航状況は要問合せ)
料金/大人(中学生以上)3,800円、小人(小学生)3,000円、幼児無料
※1名利用時の最低料金:7,600円 ※要予約(当日予約は船の都合により不可の場合あり)
問合せ/NPO法人 体験村・たのはたネットワーク☎0194-37-1211
岩泉町では、神秘の地底世界があなたを待っています。
“ドラゴンブルー”と称される透明度抜群の地底湖で知られる『龍泉洞』は、日本三大鍾乳洞のひとつ。
洞内を進むと、凛とした空気に包まれ、幻想と神秘、そして感動の世界が広がります。
地底の青を満喫したあとは、水と緑にあふれる園地での散策もおすすめ。
9月末までは渓流釣りも体験でき、せせらぎに癒やされるひとときが過ごせます。
季節ごとに開催される「龍泉洞まつり」では、洞内スカイランタンなど幻想的な演出も。
スケジュールをチェックして、ぜひ足を運んでみてください。
さらに町内には、2025年4月に新たなリゾート『CYMBALS(シンバルス)』が誕生。
“未体験を体験する”をテーマに、グランピングやコテージ宿泊のほか、バギー体験や電動バイク、渓流釣りなど、大自然を遊び尽くすアクティビティが充実しています。
地元の旬食材を使ったレストラン『りゅうのこ』での食事も、旅の楽しみに加えてみては。
住所/岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1
営業時間/8:30~18:00※10月~4月は~17:00
休業日/無休※増水等により臨時閉洞の場合あり
料金/大人(高校生以上)1,100円、小・中学生550円
問合せ/龍泉洞事務所☎0194-22-2566
HP/龍泉洞
本州最東端のまち・宮古市は、豊かな海の幸と心に残る風景が待つドライブ旅にぴったりの場所です。
2025年6月、田老地区に『宮古市災害資料伝承館』が完成しました。
津波や火災、風水害など過去の災害の記録を展示し、「いのちを守る」大切さを伝える学びの場として注目されています。
旅の楽しみはグルメにも。
瓶詰めのウニから発想を得て生まれた「瓶ドン」は、瓶に詰まった色とりどりの新鮮魚介を自分で盛りつける体験型ご当地丼。
自分だけのオリジナル丼作りを楽しめます。
浄土ヶ浜や三王岩、早池峰山などリアス式海岸ならではの絶景も見逃せません。
さらに遊覧船『宮古うみねこ丸』に乗れば、海上からしか見られないダイナミックな風景をガイド付きで満喫できます。
住所/岩手県宮古市田老字館が森129-2
営業時間/9:00~17:00
休館日/月曜(祝日の場合は翌営業日)、年末年始
料金/入館無料
電話/0193-65-6852
HP/宮古市災害資料伝承館
発着地/出崎埠頭、浄土ヶ浜(桟橋)
運行/1日7便(7〜8月は毎日運行、9月以降は火曜運休)
料金/大人1,500円、小人(小学生)750円※天候や海の状況により臨時運休あり
問合せ/岩手県北バス 宮古遊覧船事業部☎0193-65-8856
北三陸には、ここにしかない景色と体験が待っています。
自然の力強さ、受け継がれてきた文化、人のあたたかさに触れる夏の旅。
この夏は、北三陸をまるごと楽しみに行きましょう!
せんだいタウン情報 S-styleの非公認キャラクターとしてその名をほしいままにしてきた癒しロボ。これまで連載してきた4コママンガを振り返ってみたり、癒しロボが注目する情報などをお伝えしていきます。
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