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2024.07.22

仙台からの夏旅にぴったり!秋田・鹿角の8月夏祭りに行こう

秋田県の北東部に位置する鹿角エリア(鹿角市・小坂町)は、北東北三県のほぼ中央に位置し、十和田湖や八幡平からなる「十和田八幡平国立公園」を有する自然環境に恵まれた地域で、花輪ばやしを初めとするユネスコ無形文化遺産が3つも存在する希有なエリア。これからの季節は北限の桃や鹿角りんごなど果物も魅力で、おいしい食べ物や温泉などが楽しめます。

そんな秋田県鹿角におでかけするなら、8月が旬!伝統的な夏祭りがたくさん開催され、家族で楽しめるイベントが盛りだくさん。歴史や文化に触れる絶好の機会です。

今日は、ぜひ仙台から足を運んで体験したい、秋田県鹿角エリアの夏祭りを紹介します。

「小坂七夕祭り」(小坂町)

個性豊かな山車が町内を練り歩く

明治末期頃、鉱山で栄えた小坂(こさか)地域。「小坂七夕祭り」は出稼ぎでやってきた鉱夫がふるさとを想い、始めたとされ、現在は町民の健康や五穀豊穣を祈願する祭りとして受け継がれています。青森ねぷたの流れを汲む武者人形や、アニメのキャラクターをモチーフにした個性豊かな山車が、太鼓や笛などのお囃子に合わせ町内を練り歩きます。

小坂町は他にも、国重要文化財の『康楽館』や『小坂鉱山事務所』など見所満載。夜の祭りまでの時間に、小坂町の歴史や文化に触れてみるのもおすすめです。

開催日時/8月3日(土)・4日(日)
会場/秋田県小坂町明治百年通りほか町内
問合せ/小坂七夕祭振興会(小坂町教育委員会学習振興班内)
☎0186-29-2069
https://www.town.kosaka.akita.jp/machinososhiki/kankosangyoka/kankoshokohan/3/2023ibento/index.html

「花輪ねぷた&花輪ばやし」(鹿角市)

花輪の祭りはここから始まる!「花輪ねぷた」

「花輪(はなわ)ねぷた」は、藩政時代末期頃から伝わる七夕行事。将棋の駒型をした高さ5mの巨大な王将灯篭10台が、直径2mの大太鼓を打ち鳴らしながら町内を練り歩きます。2日目の夜には集合した灯籠にいっせいに火が放たれ、燃やして流す勇壮かつ幻想的なねむり流しは、今日では類例がなく、この祭りの重要な特徴であり、最大の見せ場となっています。

開催日時/8月7日(水)・8日(木)
会場/秋田県鹿角市 鹿角花輪駅前ほか花輪町内
問合せ/花輪ばやし祭典委員会事務局
☎0186-22-6088
https://www.hanawabayashi.jp/

鹿角市最大のお祭り、それが「花輪(はなわ)ばやし」。日本三大ばやしのひとつで、ユネスコ無形文化遺産に登録された、日本一の祭り囃子とも称賛されています。熱気あふれるお囃子と、本漆と金粉で彩られたきらびやかな屋台が特徴で、まさに豪華絢爛という言葉がぴったり。一番の見どころは「駅前行事」で、鹿角花輪駅前広場に全10町内の屋台が横一列に並んでお囃子を競演します。大迫力の演出で祭りは最高潮を迎え、見る者を魅了します。

開催日時/8月19日(月)・20日(火)
会場/秋田県鹿角市 鹿角花輪駅前ほか花輪町内
問合せ/花輪ばやし祭典委員会事務局
☎0186-22-6088
https://www.hanawabayashi.jp/

「毛馬内(けまない)の盆踊り」(鹿角市)

ユネスコ無形文化遺産に登録された「毛馬内の盆踊り」

2022年に「風流踊」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録された、秋田県の三大盆踊りのひとつ。花輪ばやしの賑やかさとはうって変わって、落ち着いた雰囲気の盆踊りで、独特の衣装でゆったり踊るのが特徴です。豆絞りの手ぬぐいで頬被りをし、会場に焚いたかかり火を細長く囲んで踊るさまは、情緒豊かで優雅に流れるひととき。厳かですが親しみやすく、飛び入り参加も可能。一緒に輪の中に入って踊ってみてはいかが?

開催日時/8月21日(水)~23日(金)
会場/秋田県鹿角市毛馬内 毛馬内盆踊り会場
問合せ/毛馬内北の盆実行委員会
☎0186-30-3939
https://www.ink.or.jp/~kemanai09/

風情あふれる秋田県鹿角エリアの夏祭り。

ぜひこの夏は家族で鹿角を訪れて、忘れられない思い出を作ってくださいね!

地域連携DMO㈱かづの観光物産公社
https://explorekazuno.jp/

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癒しロボ

せんだいタウン情報 S-styleの非公認キャラクターとしてその名をほしいままにしてきた癒しロボ。これまで連載してきた4コママンガを振り返ってみたり、癒しロボが注目する情報などをお伝えしていきます。