【神社お参りの新定番！】宮城の夏詣（なつもうで）3選

夏の強烈な日差しとアスファルトの熱気に疲れたら、涼を求めて神社を訪れるのはいかが？近年、注目を集めている「夏詣（なつもうで）」の参加神社では、風鈴や花手水など五感で癒しを感じる工夫がいっぱい。感謝を込めて心身を清め、残り半年の健康を祈願してみて。

「夏詣（なつもうで）」とは？

★竹駒神社の権禰宜・村岡さんに聞きました
「2014年に東京の『浅草神社』が提唱して始まりました。半年間の穢れを祓い、健康を祈る6月の神事「夏越の大祓」があることから、1年の半分が過ぎたタイミングで寺社仏閣に再びお参りすることを「夏詣」と名付けたのです。夏の装いとなった神域を訪れ、涼を感じて平穏無事を願う。身近にあるものを楽しみ、日常の小さな幸せを感じていただけたらと思います」（権禰宜・村岡さん）

1.シンボルの“おきつねさま”と風鈴が夏を彩る『竹駒神社』（岩沼市）
2.大河ドラマで脚光を浴びた由緒ある神社『早馬神社』（気仙沼市）
3.幻想的な小鳥居もフォトジェニック！『萬蔵稲荷神社』（白石市）

 

1. 竹駒神社（岩沼市稲荷町）

夏の楽しさを味わいながら
神様とのご縁を再び結ぶ

京都、茨城と並び、日本三稲荷の一つとされる『竹駒神社』。「飛躍の霊狐」像など狐がシンボルになっています。夏詣では鳥居の先に約1,181個の江戸風鈴と、月ごとに色を替えた風車を飾り、涼し気な夏の装いに。8月の土・日曜は夜間参拝を実施し、昼間とはひと味違う幻想的な雰囲気が楽しめます。8月12日（土）には納涼盆踊りやビアガーデンなども行われるので注目を。

★編集部レコメンド

• 夏詣期間：～2023年8月31日（木）まで
• 夜間参拝では門の彫刻などもライトアップ！浴衣などで訪れるのもおすすめ
• 2023年8月12日（土）には納涼盆踊りやビアガーデンなども実施

【交通】仙台東部道路岩沼ICより車で10分

 

2. 早馬神社（気仙沼市唐桑町）

大河ドラマで脚光を浴びた
由緒ある神社で厄を祓う

気仙沼市唐桑半島の付け根にある『早馬神社』。源頼朝に仕えた梶原景時の兄・景実が創建し、800年以上の歴史を有します。夏詣期間中、併設の『梶原しげよギャラリー』にはカラフルな厄除風鈴を設置。花手水で手を清め、参拝した後は奥にある「厄割り石」へ。厄玉に息を吹きかけ、石に向かって投げ割ることで半年間の厄を祓い、平穏無事を祈りましょう。

★編集部レコメンド

• 夏詣期間：～2023年8月31日（木）まで
• 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも脚光を浴びた由緒ある神社
• 九つの開運招福を願う「馬九行守（うまくいくまもり）」。夏詣限定の瑠璃色は要チェック！

【交通】三陸自動車道唐桑半島ICより車で15分

 

3. 萬蔵稲荷神社（白石市小原字）

幻想的な小鳥居をくぐり
降り注ぐ風鈴の音に和む

白石市の山間にあり、100基余りの鳥居が連なる光景はまるで京都のよう。神秘的な参道を進んでいくと、祈祷所の手前には風鈴が涼やかな音色を奏でる“風鈴参道”が現れます。色とりどりの花を浮かべた花手水に癒されたら、宇迦之御魂神を祀る本殿へ。良縁子授け、商売繁盛や五穀豊穣を願い、全国から多くの人が訪れる神社です。

★編集部レコメンド

• 夏詣期間：～2023年8月31日（木）まで
• まるで京都のような幻想的な風景が圧巻！
• 森林と赤い鳥居、色とりどりの風鈴のコントラストが美しい

【交通】東北自動車道国見ICより車で15分

【お参りの新定番】宮城の夏詣（なつもうで）3選はいかがでしたか？

ぜひ夏の神社で癒しを感じてくださいね🎐

▼夏詣 公式サイト
https://natsumoude.com/

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