こんにちは、S-style編集部のあちきです。今日は、9月2日に塩竃市旭町にオープンした台湾式カフェ『竈(Zao)』のレポートをお届けします。
『竈(Zao)』があるのは、JR本塩釜駅から徒歩8分の路地裏。塩竃市役所の近くです。
【営業時間】
早餐(モーニング)7:00~9:00
ランチ11:00~14:00
カフェタイム11:00~18:00
テイクアウト11:00~18:00
この日は午後のカフェタイムに利用させてもらいました!
実は私、2年前に取材で訪れて以来台湾好きに。なかでも、台湾の人のやさしさと街のおおらかな雰囲気が忘れられず・・・。そんな中、台湾式カフェが塩竃にできたと聞き、ワクワクしながら足を運びました。そして出会ったのが店主の古屋さん。
古屋さんが台湾の魅力に惚れ込んだきっかけは「台湾茶」。台湾に行った時に“どこで飲んでもとにかくお茶がおいしい”と驚かされたんだそう。
さらに、健康管理士の資格を持ち、フレンチや製菓、イタリアンなどさまざまな食の仕事に関わってきた古屋さんが感じたのは、台湾の食事の「身体への良さ」。
ひと口目からガツンとインパクトがあるわけではなくても、最後のひと口までじんわりおいしく、食べるほどに健康へと導いてくれる。そんな台湾食を提供したい、とこのお店を構えるにいたったそうです。
お店のメニューは台湾茶とスイーツを中心に、ご飯ものや惣菜までさまざま。この日は古屋さんおすすめの台湾茶「阿里山茶」と台湾スイーツ「豆花(トウファ)」をいただきました。
「阿里山茶」は、お花のようなフローラルな香りが特長。口に含んだ時に鼻から抜ける香りがとっても華やかで、思わず「おいしい」と声が出てしまいました!急須で提供されるため、二煎目、三煎目までゆっくりと楽しむことができます。
また、台湾スイーツ「豆花」も絶品。
ゼラチンや寒天などを使わず、本場台湾の製法にこだわって作った「豆花」はふんわりなめらかな舌触りが自慢。豆の食感が残るように煮た小豆や落花生、ナツメもごろごろと入り食べ応えもばっちりです。すっきりとしたやさしい甘さが染みわたります。
なんでも古屋さん、本場の台湾をリスペクトするからこそ、恥じないものを提供したいと、食材にもこだわりほとんどのものを手作り。
台湾のお土産として有名なパイナップルケーキも、一から手作りされているんです!
「料理を通して健康に、幸せになってほしいというのが一番の想いなので、添加物にも気を配っています。イカ団子もイカを潰すところから手作りしているので、本場の方にも驚かれました」と笑いながら話してくれましたよ。
ほか、台湾料理の定番「ルーローハン」やビーフン、イカ団子、台湾式唐揚げなどの惣菜は持ち帰り歓迎。台湾の早餐(朝食)として知られる豆乳スープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」もテイクアウトできるようになったそうです。
編集部もテイクアウトしてお料理を楽しみました!どれもこだわっていて、一つひとつおいしい。台湾で食べた滋味深い料理の数々を思い出しました!
台湾好きの店主・古屋さんがオープンした、台湾式カフェ『竈(Zao)』。おだやかな時間の流れる空間で、じっくりと台湾茶を楽しむ素敵なひとときが過ごせました。
自分のライフスタイルに合わせて、朝食やランチ、カフェタイムなどに台湾の食文化を取り入れてみてはいかがでしょうか。
住所: 宮城県塩竃市旭町17-41 1F
電話:022-352-9829
営業情報:早餐(モーニング)7:00~9:00 、ランチ11:00~14:00、カフェタイム11:00~18:00、テイクアウト11:00~18:00
定休日:水曜、土・日曜不定休
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日刊S-style Web編集長。仙台生まれ仙台育ち。週1ジム通いの後にすする『そばの神田』が至福。コロナ禍以降は料理とお笑い、「ゼルダの伝説」に凝っています。
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