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2018.10.26

【注目インタビュー】nano.RIPE・きみコ インタビュー全文&メッセージ動画公開!

みなさんこんにちは! S-style編集部のマタギです。先日、S-sryle編集部にnano.RIPEのボーカル&ギターのきみコさんが遊びに来てくれました! 今年結成20周年を迎え、8月29日に記念すべき6thアルバム『ピッパラの樹の下で』をリリースしたnano.RIPEの2人。今回は、アルバムについてのお話や20周年を迎えた想いや意気込みをじっくりお聞きしました!

今回のツアーは、アッパーな曲が多めで休む暇なしです!―きみコ

6thアルバム『ピッパラの樹の下で』リリースおめでとうございます! 発売して2ヵ月、今のお気持ちは?

きみコ完成の段階で「最高傑作ができた!」と感じてはいましたが、発売してからそれが確信に変わりました。今作は2人体制になってから初めてのアルバムです。メンバーの脱退というのは、寂しいイメージがどうしてもありますが、それを乗り越えた先のパワーアップしたnano.RIPEの名曲が詰め込まれています。自分でも何度も聴いていて、何回流してももう一度聴きたい! と思う作品ができたのは初めてです。

前作「スペースエコー」と比べて何か変化はありましたか?

きみコこれまでは、その時々の自分たちを存分に詰め込もうという想いで制作していましたが、今回はちょっと違いましたね。今年で20周年を迎えるということで、これまでのnano.RIPEの歴史をふり返りつつ、今の自分たちを表現しようという方向へも変わりました。

音楽性の変化はありましたか?

きみコこれまでは使ったことのなかった弦楽器を取り入れてみたり、初期の頃のnano.RIPEを思い返して荒削りのバンドサウンドをあえて作ってみたりしましたね。いろいろな時期のnano.RIPEの音をみんなに聴いてもらいたくて、ちょっと挑戦をしました!

アルバムリード曲「ポラリス」はバンドがこれまで歩んできた道がテーマとのこと。この曲はどのように完成したのか教えてください

きみコリードトラックをどうしようかジュン(ササキジュン)と話し合って、バラード曲をリードにするという挑戦をしてみることになって、生まれたのが「ポラリス」です。

作詞はきみコさん、作曲はジュンさんがされているんですね

きみコそうなんです。ジュンは比較的曲を作るスピードが速いんですが、今回はかなり作りこんでいてじっくり時間をかけていましたね。細かい部分も自分が納得いくまで手を加えていました。

なるほど…。きみコさんは「ポラリス」に対する想いなどありますか?

きみコ「ポラリス」はnano.RIPEの歴史を盛り込んだ、優しく力強い曲にしたいという想いがありました。20年の活動の中で辛かったことや大変だったことを盛り込みつつも、前向きな希望溢れる曲になっています。

現在、全国ワンマンツアー「きせきのつるぎ」を敢行中のnano.RIPEさん。このツアータイトルの由来は?

きみコ人気テレビゲーム「ドラゴンクエスト」が大好きで、ドラクエに登場するアイテム「きせきのつるぎ」からつけました。このアイテム、最強なんです。敵に与えた攻撃で自分がその4分の1回復できるんです。この効果が、まさにライブみたいだなって思って。ライブも、いろんなものを削りながらも、終わったころには幸福感と達成感で満たされるんですよね。まさに「きせきのつるぎ」なんです。

仙台へは10月28日(日)に、『仙台2nd』で開催されますね! 意気込みを聞かせてください。

きみコこれまでのnano.RIPEの名曲や人気曲、ライブ定番曲をたくさん披露して、ベスト盤的なライブにしたいです! アッパーな曲多めで休む暇を与えませんよ~(笑) 

最後に今後の抱負や夢を教えてください。

きみコこれまで明確な目標は特に立てず、目の前の課題をクリアしてレベルアップをしてきました。この先も、さらに高みを目指すために着実に進むことを大事にしていきたいです。今回のツアーも、一本一本を大切にいいものにしてファイナルを迎えることが目標です!

そして最後に、きみコさんから日刊S-style Webをご覧の皆さんへ、メッセージ動画が届きましたよ~!

ボーカル&ギターのきみコと、ギターのササキジュンから成る2人組ロックバンド。前身のバンドを経て’04年にnano.RIPEを結成。今年20周年を迎える。数多くのタイアップ曲や主題歌を手掛け、キャッチ―なメロディとボーカル・きみコの歌声に定評がある。

ホームページ■http://nanoripe.com/
Twitter■https://twitter.com/nanoripe_info

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マタギ

趣味は山登り。山頂でコーヒーを飲み、下山後は銭湯に直行、ラーメンを食べて帰るのが理想の休日。最近は「Netflix」「Amazon Prime Video」「U-NEXT」を使いわけて、ドラマ・映画鑑賞の沼から抜け出せないでいる。