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2024.05.29

みんなで盛り上げる東北応援キャラクター!東北ずん子・ずんだもんって知ってる?

こんにちは、S-style編集部のおげんです。
突然ですがみなさん、ずんだもんをご存じですか?

知っている人も知らない人も、まずはこちらのXのポストをご覧ください。

編集部のこのポストに対し、

“ずんだもんの耳みたい”

という声が寄せられ、
一体ずんだもんとは何かと、気になって気になって仕方がない編集部。

いてもたってもいられず、制作者にオンラインインタビューを決行しちゃいました!

ずんだもんとは

ずんだもんとは、東北地方を応援する“ずんだ餅”をモチーフにした妖精のキャラクター。その可愛らしいデザインと元気な性格で、ネット界を中心に話題になっているんです。元々は、同じくずんだ餅をイメージして誕生したキャラクター・東北ずん子が所持していた「ずんだアローの弓」がずんだもんの元の姿となっています。

ずんだ餅づくりやずんだ餅を利用した創作料理づくりが趣味の東北ずん子

東北ずん子・ずんだもん共に、東北の企業は商用利用が可能で、クリエイターに関しては非商用利用が自由というのが話題に。

企業は自社のポスターやイベントの公認キャラクターに活用したり、クリエイターは同人誌を作ったりなど、アイディア次第で活用の幅はぐんと広がります。
最近ではYouTubeのゲーム実況や解説動画にもAIで作成した東北ずん子・ずんだもんが多く使われるなど、メディアやイラスト、動画などの形式にとらわれず露出の幅が広がっています。

原作者に聞いた!ブームの理由

そんな東北ずん子・ずんだもんのブームの理由を、権利元の「SSS合同会社」の小田さんに聞きました。

ずんだもんが誕生した経緯を教えてください

小田2011年1月にアニメの周辺にビジネスを企画しようと思って会社を立ち上げたところ、3月に東日本大震災があり「コンテンツの力で東北を盛り上げられないか」と考えて生み出したのが東北ずん子、その後に誕生したのがずんだもんです。ずんだもんに関しては、無料の音声合成ソフトのサービスを始めたタイミングで、元々妖精だったものを人の形にすることで、音声合成をしやすくしました。その結果、ずんだもん人気も高まっていきましたね。

ずばり、ずんだもんがバズった理由は何でしょうか?

小田ユーザーさんがコンテンツを作りやすい環境を作ったことに要因があると思っています。コンテンツには、“オワコン化するっていう言葉がありますよね。終わったコンテンツの意味でオワコンって言われますけれども、オワコン化はコンテンツを作っていく上でどうしても出てくるんですよね。人は次々に新たなコンテンツを求めていくので。例えば週一回発行の週刊漫画はコンテンツ制作側からするとものすごいコンテンツの供給量なのに、ファンからするとそれでも足りないと感じる人はいると思います。なのでもっとたくさんの供給をするためには、ユーザーさんの力を頼った方がいいなと思いました。コンテンツを自社で作りきるっていうよりは、音声合成や3Dモデルの配布などの環境整備を優先しましたね。

なるほど。ユーザー自身がコンテンツを盛り上げる仕組みが、人気の秘訣なんですね。今後さらに力を入れていきたいことはありますか?

小田今一番頑張っているのが土産物の流通関係です。よくユーザーさんから「仙台駅に行っても土産物コーナーにずんだもんがいない」と言われるので、時間はかかりそうですがそこをしっかりとカバーしたいと思っています。ユーザーさんが消費する気で来ているのに、消費してもらうものがないっていうのは、ある意味失礼な話なので。それは弊社がやってもいいし、宮城県の他社さんがやってもいいので、それはみんなで作らないといけないなって思いますね。

最後に読者へメッセージをお願いします!

小田興味を持った人がいたら、ぜひ自分たちでグッズ等を作ってみてください。ネットで販売するのも自由だし、フリーマーケットとかで販売してもいいです。最近だとぬいぐるみを売ってる人とかもいますね。ぜひチャレンジしてもらえると嬉しいなと思います。

みんなで盛り上げる東北応援キャラクターずんだもん
気になった人は、ぜひ自分好みに活用して楽しんでみてくださいね!

★公式サイトはこちら
https://zunko.jp/

ogen
おげん

てんびん座O型の新人編集者。好きな食べ物は笹かまぼこ。自分史上最もおいしい笹かまぼこを決定すべく、色々なお店の笹かまぼこを食べ比べる日々を送る。どれもおいしくて選べそうにない。