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2023.12.26

このスープスパ、仙台駅の“顔”なんです!駅ナカの老舗洋食店『トライアングル』の歴史に迫る

こんにちは。現在発売中の『せんだいタウン情報S-style1月号』巻頭特集は「仙台・宮城 街の洋食」。鉄板ハンバーグからオムライス、とろ~り濃厚なグラタンからミックスプレートまで、ちょっぴり特別で、食べると笑顔になれる、仙台の素敵な洋食店を特集しています。

せんだいタウン情報S-style2024年1月号「仙台・宮城 街の洋食」特集

今日はそんな中から、東北の交通の要・仙台駅で、38年間にわたり愛され続ける老舗レストランをご紹介。知る人ぞ知る店名の由来や店の歩みに迫ります。

1985年創業。仙台駅の顔として愛されるパスタハウス『トライアングル』

仙台駅の1Fにある現在のトライアングル店舗。通し営業のため、時間帯に関係なく客足が絶えません

創業38年、仙台駅1階に店を構える『パスタハウス トライアングル』。「特製スープスパゲティ」をはじめ多くの名物パスタを目当てに、フルタイムで賑わうお店です。

もとはJR仙台駅の直営店としてオープンし、創業時は鉄道員が厨房に立ち料理を提供。1980年代、飲食店でスパゲティを注文すると1皿2,000円はくだらない時代。『トライアングル』ではもっとイタリアンを身近に味わってほしいと、お手頃価格で提供していました。

それが話題を呼び、ランチ時は行列ができるほど大盛況。今はグループ会社の「東北総合サービス」に引き継がれ、仙台駅3階にあった店舗は何度か移転した後、現在は西口1階のtekuteせんだいで営業しています。

名前の由来はオープン当時の“ちょっぴり変わった”お店の立地

かつて仙台駅3Fにあった時代の店舗外観

『トライアングル』という店名。実は、オープン当時の立地が由来です。

オープン当初は仙台駅3F、3本の通路が交わる三角形状の立地にあり、そのトライアングルのような形から命名。

1Fへの移転後は無くなってしまった特徴ですが、当時をご存知の方は、ぜひかつての仙台駅の姿に想いを馳せながら懐かしのスパゲティを味わってみてはいかがでしょうか。

創業時からの人気No.1は、旨みがギュッと凝縮した濃厚スープスパ

時代に合わせてお店の移転やさまざまな変化はあれど、創業時からのレシピは今もしっかりと継承しています。

オープン当時からの人気No.1メニューは、食材の旨みがギュッと凝縮した「特製スープスパゲティ」。

「特製スープスパゲティ」(1,200円)。アサリ、ベーコン、しめじの旨みを凝縮したスープスパゲティは創業時から人気No.1。なんと往年のファンは、麺抜きでこの“スープだけ”を注文する人もいるのだとか

「いつ食べてもホッとしていただける、昔と変わらない味を大切にしています」と店長の川島さん。仙台におけるスパゲティ専門店のパイオニアは、今日も昔と変わらぬ味で洋食ファンをもてなしています。

年末年始に仙台駅を利用する人はぜひ、“仙台駅の顔”として38年にわたり愛される洋食店『パスタハウス トライアングル』で、身も心も温めてくださいね。

パスタハウス トライアングル

住所: 仙台市青葉区中央1-1-1 JR仙台駅1F tekuteせんだい

電話:022-716-6670 

営業情報:11:00~20:00(ラストオーダー19:30)※12/31(日)は11:00~17:00

定休日:無休※1/1(月・祝)は休み

\仙台・宮城のおいしい洋食店がずらり!/

アツアツの鉄板ハンバーグに、つやっと美しいオムライス、とろ~り濃厚なグラタンや夢が詰まったミックスプレート。目の前にすると、思わずにんまりしてしまう洋食メニュー。ちょっぴり特別で、食べると笑顔になれる、それこそが“洋食”の魅力です。ハンバーグやオムライスなど、定番メニューごとに“絶対外さない”お店を紹介する「定番洋食 ザ・ベスト」をはじめ、長年愛される老舗や喫茶店まで、今こそ食べたい「街の洋食」を集めました。

(vol.709)
【コンテンツ】
【巻頭特集】
■定番洋食 ザ・ベスト
■愛され続ける老舗レストラン
■コスパ抜群!満腹洋食ランチ
■喫茶店の洋食
■デカ盛り洋食challenge!
■食事券&おうちで洋食プレゼント
■index

iyashirobo
癒しロボ

せんだいタウン情報 S-styleの非公認キャラクターとしてその名をほしいままにしてきた癒しロボ。これまで連載してきた4コママンガを振り返ってみたり、癒しロボが注目する情報などをお伝えしていきます。