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2023.02.07

【美しい里山の原風景を巡る】冬の栗原アドベンチャー

冬真っ盛り! みなさんはウィンタースポーツを楽しんでいますか?
冬ならではのアクティビティといえば最近、サイクリング好きの間で「走りやすくて風情のある情景が楽しめる」と、話題になっているスポットがあるんです。

それは栗原市。

登山やハイキング、紅葉狩りでも有名なこの町の、豊かな自然をより楽しみたいのなら冬も侮れません。この季節だからこその特別な風景や体験がたくさん待っていますよ。
特に冬の栗原市を存分に堪能するなら、舗装路も未走路でも走れるグラベルロードに乗って巡るのがおすすめ!

そんな冬にこそ行きたい、栗原市の魅力的なサイクリングロードをレポートします。

コンテンツ

1.サイクリストのユートピア『こんちゅう館』で最新e-bikeをレンタル
2.冬の風物詩、渡り鳥の姿を望む伊豆沼・内沼サイクリング
3.グラベルロードの本領発揮!姫松舘森林公園でオフロードを楽しもう
4.豪農を象徴する『長屋門』を巡って、町の歴史を感じよう
5.冒険心をくすぐる秘密の鉱山道と神社を巡ろう
6.キャンプもオールシーズンOK!冒険のゴールは花山湖
7.冬の栗原をグラベルロードで巡る、コンセプトムービーもチェック!

 

1.サイクリストのユートピア『こんちゅう館』で最新e-bikeをレンタル

 

e-bikeなので長距離もラクラク。荷物をたくさん入れられるバッグも一緒にレンタルして完全装備でサイクリングを楽しみましょう

内沼のほとりにある『こんちゅう館』(サンクチュアリセンターつきだて館)では、最新モデルのe-bikeレンタルがスタート。しかも舗装路はもちろん悪路でも安定して走行できるグラベルロードタイプの自転車なので、走れるフィールドがグッと広がります。『こんちゅう館』のお隣『HotsandwichCoffeeひしの実(スワントピア交流館内)』では、毎週日曜日に具だくさんのホットサンドを販売しているので、旅のお供にすすめです!※販売日時の詳細はフェイスブックをご参照ください。

こんちゅう館(サンクチュアリセンターつきだて館)
住所/栗原市築館字横須賀養田20-1
☎0228-22-7151

Hotsandwich&Coffeeひしの実(スワントピア交流館内)
住所/栗原市築館字横須賀養田18
https://www.facebook.com/swantopiahishinomi/

 

日曜日限定で販売する『Hotsandwich&Coffeeひしの実』のホットサンドは、ボリューム満点。サイクリングの燃料補給にも最適です

2.冬の風物詩、渡り鳥の姿を望む伊豆沼・内沼サイクリング

 

冬期の日没は16:30頃。この時間に始まる「ねぐら入り」で、水鳥達が一斉に飛び立つ姿は圧巻です

伊豆沼・内沼は面積約4平方キロメートルの低地湖沼で、冬季でも日中は最高気温が4℃を超えます。湖が滅多に凍結しないのが、冬になると多くの渡り鳥が訪れる理由のひとつ。そんな水鳥たちの姿を眺めながらゆっくり沼周囲をぐるっと1周すれば、冬ならではの内沼・伊豆沼の美しい景色にたくさん出合えます。

伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター
住所/宮城県栗原市若柳字上畑岡敷味172
☎0228-33-2216

 

3.グラベルロードの本領発揮!姫松舘森林公園でオフロードを楽しもう

 

潜り橋の上を走ると、まるで水面の上を進んでいるようで新鮮

遠くは山脈まで一望できる気持ちいい田んぼの畦道も、サイクリングしていて気持ちいいポイント。田園地帯の中には水面すれすれの橋が架かっており、地元では通称「潜り橋」と呼ばれています。かつて用水路や川から水が溢れた際に、水没しても流木などで橋が壊れないように、欄干が無いシンプルな作りになっているのが特徴。
今では水路は整備されて、立派な橋にかけかえられることも増えたので姿を消していますが、水面すれすれに走る楽しみを味わいながら、田畑と共に生活をしてきた栗原の原風景を感じることができます。

一迫まで走ると小高い山の上にあるのが姫松舘森林公園。ここは林道を登り山頂まで自転車で行くことができます。道中は坂で未舗装路とハードな道になっていますがe-bikeのグラベルロードなら楽々。山頂からは田園風景が一望できて、里山らしい味わい深い景色が楽しめます。

グラベルロードの機能性を楽しむなら林道走行がおすすめ。e-bikeのサポートもあってどんどん進みます

4.豪農の象徴『長屋門』を巡って、町の歴史を感じよう

 

栗原市内には町の歴史や文化に触れられる建物が多く残っているのも見どころです

栗原市内まで走ると、よく目にするのが長屋門。これは諸大名の武家屋敷門として発生した、江戸時代に多く建てられた門形式。自分の屋敷の周囲に長屋を建てて、家臣たちを住まわせていたりしたようです。
明治時代以降になると、農作物や農具を収納する物置や作業小屋としての実用的な機能と、裕福な農家である象徴として栗原にも多く造られました。
今では長屋門をカフェにしたり、会社の事務所にしたりと現代らしく活用されています。こうした長屋門を見ながら町の歴史に触れるのも、サイクリングの楽しみのひとつです。

 

5.冒険心をくすぐる秘密の鉱山道と神社を巡ろう

 

トンネルを抜けるとそこは...

その昔、鉱山の町として栄えた旧鶯沢町細倉エリア。ここでは鉱物を運ぶために作られた山道が今もその面影を残していて、『細倉マインパーク』へ行くと実際に坑道を歩くこともできます。特に山道を進むと現れる、手彫りで掘られたトンネルはアドベンチャー感満載。さらに山道を進むと、文化5年の鉱山最盛期に建立された「山神社」が見えてきます。祭りの際には、この神社から町まで露天が立ち並んだそうで、鉱山で栄えた町の栄枯盛衰を感じることができます。

 

突然現れる鳥居にドキッ!冒険心がくすぐられます

6.キャンプもオールシーズンOK!冒険のゴールは花山湖

 

湖畔を目の前に黄昏る時間は、心も疲れた身体もリセットしてくれるようです

最終目的地は花山湖。近年はワカサギ釣りが楽しめるのでも有名なこの湖は、県内でも貴重なオールシーズン使用可能な人気のキャンプ場もあります。自転車にキャンプ道具を積んでサイクリングをして、ここでソロキャンプをして一夜を過ごすのが通の楽しみ方。特に冬は一段と星空がキレイで、利用客も少ないので、ゆっくり自然を満喫しながら一人を楽しむなら絶好のロケーションです。

■花山青少年旅行村
住所/栗原市花山字本沢稲千場2-1
https://hytv.jp/

気持ちいい景色を目の前に、焚き火で暖をとるのはキャンプ好きなら至福のひと時

冬の栗原アドベンチャーはいかがでしたでしょうか?
寒さの厳しいこの時期だからこそ出会える体験が、栗原市にはたくさん詰まっています!
ぜひグラベルロードに乗って、知られざるこの町の魅力をぜひ堪能してみてください。

栗原の観光情報は「栗原市観光ポータルサイト ぎゅぎゅっとくりはら」をチェック!
https://www.kurihara-kb.net/

 

7.冬の栗原をグラベルロードで巡る、コンセプトムービーもチェック!

 

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