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2018.08.28

【遠くの喫茶店へ】盛岡市・TEA HOUSEリーベ

50年間の趣きが満ちる空間に老若男女が憩いに集う

こんにちは。せんだいタウン情報S-style編集部のカマスポです。
今回は、『S-style8月号 喫茶店特集』からお気に入りの一軒をご紹介します。

撮影/齋藤太一

ダークブラウンの床板を踏みしめながら2階へ続く螺旋階段を登る。格調高い装飾とレトロな照明が彩るフロアでは、幅広い世代のお客さんが紅茶を片手に自由な時間を過ごす。「開店当初から、若い方と年配の方が一緒にいても違和感のない空間を作りたかったんです。それが形になっています」と教えてくれたのは、店主の児山さん。21歳でこの店のマスターとなり今年で48年目。「このお店に来てくれるお客さんは、みんないい方たちばかり。お客さんがこの雰囲気を作ってくれているんです」。かつては高校生が背伸びする場所だった。近隣にある官庁の職員が連日打合せで利用した。そんな時代を経て小さな変化はあれど、変わらないのはこの店が市民の拠り所であること。ノスタルジーと新しさの両方を纏って、昭和の香りを残した店は今日もまた歴史を重ねていく。

爽やかな味わいの紅茶と合わせ、たくさんの果物を盛り合わせた看板メニューの「ティーパンチ」(630円)

コーヒーのほろ苦さとクリームの甘さ、果物の甘酸っぱさがマッチする「コーヒーゼリーパフェ」(650円)

ストレートティーは450〜530円で提供。多彩な味わいの紅茶が数多く揃うのもこの店ならでは

盛岡城址公園近くの裏通りに立地。個性豊かな飲食店が建ち並ぶなか、古き良き面影をにじませる

店主の児山さん夫婦。20代の頃から二人三脚でこの店を切り盛りしてきた

TEA HOUSEリーベ

住所: 岩手県盛岡市内丸5-3

電話:019-651-1627

営業情報:7:30~23:00(土曜・祝日9:00~、日曜11:00~)

定休日:不定休

Map

有沙高橋
メリ田

出産を機にS-style編集部を卒業し、現在は在宅ライターとして仙台・宮城の注目情報を発信!ラーメンソムリエの資格をとっちゃうくらいラーメンが好きで、子連れで行けるラーメン屋開拓が趣味。家にいられないアウトドア派の息子(1歳)と格闘する日々で、最近は常にHP0状態です。