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2019.01.23

【S-style1月号掲載】東京パフォーマンスドールインタビュー全文公開

新たなTPDをたくさん出せた一枚。 生活のお供として、肌身離さず聞いてほしいです

大人数でスタイリッシュに歌って踊る、女性アイドルグループの先駆け的存在だった初代東京パフォーマンスドール。今や日本を代表する女優の一人とも言える篠原涼子が在籍していたグループと言えば、その名を思い起こす人も多いだろう。その東京パフォーマンスドール・通称TPDが、いま新たな形で旋風を巻き起こそうとしている。

13年にオーディションで集まった9人のメンバーで復活し、’18年6月には6人の新体制に。「デビューしてからの5年間はあっという間でしたね」と振り返る上西に頷きながら続くのはリーダーを務める高嶋。「デビューする前は、歌もダンスも未経験のままTPDに入って、メンバーみんなで初めてのことをたくさん経験させていただきました。今年6月に、活動当初から一緒だったメンバーの3人が卒業することになった時は本当にさみしくて。でも今は、新体制でやるべきことも明確になってきたし、自信を持って進んでいきたいと思っています」。そんな彼女たちが渾身の2ndアルバム『Hey, Girls!』をリリース。「これまでは、“夢に向かってがんばろう!”みたいなテーマの曲が多かったんですけど、今回は私たちと同世代の女の子たちに向けて、いろんな方向からアプローチしている曲がたくさん収録されています。同世代はもちろん、叶えたい夢や目標があるという方たちにも聞いてほしいです」(高嶋)。「『my dearest』という曲がすごくお気に入りで。“ありがとう”という言葉を伝えたい人に対しての想いを歌った曲なのですが、その相手が好きな人でも、大切な家族や友だちでも、どんな人にも当てはめて聴けると思います」(上西)。「私のお気に入りは『Collection feat.Taku Takahashi(m-flo)』ですね! m-floの☆Taku Takahashiさんが制作してくださったクラブチューンです。英語の歌詞やラップが盛り込まれていて、これまでのTPDになかった一面を見せることができた曲だと思います」(高嶋)。「このアルバムは、車に乗っている時でも家に居る時でも、どんなシチュエーションにもぴったりな曲が盛りだくさんです。皆さんの生活のお供の一枚として、肌身離さず聞いていただきたいです!」(上西)。「今作は本当に、TPDの新しい一面をたくさん出せた一枚だと思っています。新生TPDを、じっくり楽しんでください!」と声を揃える自信作をリリースした彼女たちに、次なる目標を聞いた。「最近東京でしかライブをしていないので、もっともっと努力して仙台でもたくさんライブに来られるようにがんばりたいです。2019年、実現します!」(高嶋)と、仙台のファン待望の言葉を満面の笑顔で話してくれた。

上西星来

高嶋菜七

PROFILE

篠原涼子などを輩出した伝説のグループ・東京パフォーマンスドール(通称TPD)が、約17年の時を経て、’13年に全国8,800人の中から選出された新メンバーで復活。初代TPDDNAを継承し、唯一無二のパフォーマンスグループを目指すべく活動を続けている。’18年6月より、高嶋菜七、上西星来、櫻井紗季、浜崎香帆、脇 あかり、橘 二葉の6名での新体制となり、『Hey, Girls!』は新生TPD初のフルアルバム。

hamaji
はまじ

小学2年の息子を追いかけながら、日々せっせと働くワーキングマザー。「せんだいタウン情報S-style」第18代目編集長やってます。BTSが好きすぎて、やたらと韓国料理ばかり作っているただのARMY。