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2018.05.16

「ハロー・ペンパル」お返事のお返事~齋藤惣菜店 齋藤さんへ~

誌面を飛び越え、文通はまだまだ続く!

こんちにちは、イラストレーターの佐藤ジュンコです。

S-style誌面では今気になる人との文通をお届けする「ハロー・ペンパル」を連載中ですが、いただいた「お返事のお返事」も紹介したい…ということで、ゆる~り気ままにWeb連載としてお届けします。

さて、今回は第1回のペンパル『齋藤惣菜店』の店主・齋藤達也さんオススメの「ビビンバ丼」を食べに、仙台朝市へ行きました。ビビンバ丼のある庄屋さんは、齋藤惣菜店さんの斜め向かい。券売機の前に立ち、名物の「朝市丼」のボタンに指が伸びそうになるのを、齋藤さんからいただいたお返事の言葉を思いかえして、ぐっとこらえます。

券を出して奥の席に掛けて、お腹をぐうぐう鳴らして待っていると
「ビビンバ丼のお客さま~」「はーい!」
席を立ち、カウンターに向かうと…

どん!

丼!

どどーん!!

以前参加したイベントで、ビビンバをいただいた時「ビビンバは混ぜてこそおいしくなる」と教えられたことを思い出し、混ぜて混ぜて混ぜまくって、おいしくいただきました。混ぜた後の様子もとってもおいしそうなよい眺めですが、あまりのおいしさに写真を撮るのをすっかり忘れてしまい、気がつけばペロリ、器がすっからかんになっていたのでした。

もちろん齋藤惣菜店さんにも寄りました。いつもの「じゃがじゃがころっけ」と、期間限定の「さくらえびのクリームころっけ」。初めて食べるクリームころっけは、ふわとろクリームの中に海老の香り、春の味。じゃがじゃがころっけは、配達員いちぼさんのレポートで知った、いつものおいしさに秘められた、季節に合わせたひと工夫をひと口ごとにかみしめながらいただきました。

朝市に通う楽しみが、また一つ増えました。齋藤さん、ありがとうございました。またおじゃましまーす!

イラスト・文:佐藤ジュンコ

satojunko
佐藤ジュンコ

元書店員の在仙イラストレーター。著書に『佐藤ジュンコのひとり飯な日々』(ミシマ社)、『月刊佐藤ジュンコ』(ちくま文庫)、『仕事場のちょっと奥までよろしいですか?』(ポプラ社)などがある。現在S-styleにて「ハロー・ペンパル」を連載中。