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2019.04.25

【日刊Web独占インタビュー】5月10日(金)公開 『轢き逃げ -最高の最悪な日-』毎熊克哉さん 後編

文代梅津Kappo・別冊チーム

毎熊さんが演じた刑事の前田は、まさに水谷さんの“笑いのツボ”を体現しているような役どころですね。シリアスな場面でコミカルなセリフや仕草を交えるのは、さじ加減が難しかったのではないでしょうか。

毎熊克哉そうですね。ふざけているのとは違いますし、サラッと流してもいけないですし。役割はわかっているのですが難しかったです。ただ、撮影の初めの頃に劇中で一番砕けた雰囲気のシーンを撮ることになって、“ここまでやってOK”という指標ができました。自分で思っているよりもふざけたので、その後は楽になりましたね。演出も、水谷さんが演じてくれるので、割と具体的でした。ニコニコしながら近づいてくるんですよ(笑)。「こんな感じ!わかる?」って。監督で演じながら教えてくれる方もたまにいるのですが、そこは水谷さんですからね。楽しかったです。でも、全く同じじゃいけないな、とかいろいろ考えました。

水谷さんご自身も思い入れのある役どころだと伺いました。

毎熊克哉はい。映画を観た後に「昔、若かった自分が演じるような役だったのかな」と仰ってました。

(C)2019映画「轢き逃げ」製作委員会

前田は岸部一徳さん演じるベテラン刑事・柳 公三郎と2人で捜査にあたっていました。撮影時も岸辺さんと過ごす時間が長かったと思いますが、どんな雰囲気でしたか?

毎熊克哉よく、「岸部さんに何か教えてもらいましたか?」って質問されるんですけど、教えてもらってないです(笑)。映画の中でも、前田は柳に何かを教えてもらう、というシーンは無いんですよね。冷静に観察されて、「で、君はどう考えるんだい?」って委ねられる。撮影以外の時も柳と前田の関係そのままでしたね。大先輩の岸部さんに気軽に声はかけられませんでしたし、勇気を出して話しかけても柳のように「うん、そんな感じかなあ」って。

(C)2019映画「轢き逃げ」製作委員会

共演するシーンは少なかったと思いますが、主人公の宗方秀一役の中山麻聖さん、その親友・森田 輝役の石田法嗣さんなど、同世代の方たちとはいかがでしたか?

毎熊克哉神戸でのロケが長く、夜は空いている時間があったので、みんなで何回かご飯を食べに行きました。お互い登場シーンも違うのと、役によって背負っているものがバラバラだったので、それぞれ大変だったことを言い合ったり。

今回初めての刑事役でしたが、毎熊さんご自身が今後演じてみたい役はありますか?

毎熊克哉う~ん…普通のサラリーマンの役をやってみたいですね。今までは悪いことしているか、エロいことしているか、何かしらよろしくない役だったので(笑)。一般家庭のパパとか、普通というのをどうやって演じようか、と思います。あとは絶対難しいんですけど、弁護士、医者にもチャレンジしてみたいです。いや、やりたくないんですけど、やったら勉強になるしプラスになるだろうな、と思います。

ありがとうございました。最後に、仙台で公開を待っている人たちに、メッセージをお願いいたします!

毎熊克哉作品の舞台は東京ではない“地方の街”。仙台の劇場で観ると作品の世界をより身近に感じられると思います。誰にでも起こり得る事件と、人が持ち合わせる汚い部分をリアルに描いているので、見てはいけないものをのぞき見しているような感覚になります。身近に感じられる要素がたくさんあるので、ぜひ劇場で観て、作品の世界に浸っていただきたいですね。

【映画公開情報はこちら】

『轢き逃げ -最高の最悪な日-』
公開日/5月10日(金)
監督・脚本/水谷 豊
出演/中山麻聖、石田法嗣、小林涼子、毎熊克哉
水谷 豊、檀 ふみ、岸部一徳
[2019年/日本/東映]
上映時間/127分
上映館/MOVIX仙台、イオンシネマ名取
http://www.hikinige-movie.com/

(C)2019映画「轢き逃げ」製作委員会

文代梅津
Kappo・別冊チーム

隔月5日発行の「Kappo 仙台闊歩」をはじめ、「ランチパスポート」、カフェや日帰り温泉などの別冊制作を手がける、S-style「じゃないほう」チーム。横丁探訪家のKappo編集長、カフェマスターあんこ、スイーツ女子ころりんこ、ランパス隊長まんじゅうこわいと個性豊かなスタッフ揃い。