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2019.02.25

【S-style2月号掲載】ラーメン総選挙 総合第1位に輝いた『自家製太麺 渡辺』に密着!

「みそ」「しょうゆ」「しお」「とんこつ」「つけ麺」「まぜ・油そば」「その他」のジャンルを問わず、総合的に評価された“今、仙台人にもっとも愛される”ラーメン店を一挙に紹介する「仙台・宮城 ラーメン総選挙」特集。

1,054人のラーメン好きから生の声を吸い上げた本企画で、栄えあるグランプリの栄冠を手にした店。その名店の名は『渡辺』。東日本大震災のさなかに産声を上げ、8年をかけて信じた味を磨き続けてきた一軒だ。

『渡辺』の開店は、午前11時。しかし早い日には9時過ぎには店先に人が並び始める。店もまた、客たちの熱情に応えるように、準備が整い次第の10時半過ぎには暖簾を掲げる日がほとんどだ。そして行列は、閉店時間まで途切れることはない。

超絶個性と普遍性を併せ持つ『渡辺』の“麺”

準強力粉の「中華のちから剛」に全粒粉をブレンドし、冷蔵庫で一晩冷やしたかん水を加え、練り込む。麺帯に4回、圧を加え、角刃12番手で切り出す。切り出した麺は一昼夜寝かせ、ぎゅうぎゅうと手揉みを入れてアトランダムなうねり、太さ、薄さ、ダマを作り出す。この不規則かつ複雑な形状が、硬く締まった麺にさらなる弾力性を与える。

【煮豚】背の脂を外側に、くるりと巻いてタコ糸で縛り、煮込む。肉の旨みをキープしつつ柔らかさを出す、程よい煮加減

【メンマ】穂先メンマを醤油やみりん、砂糖などで炒め煮にして味を含ませる。甘じょっぱい、どこか懐かしい味わい

「らー麺 大」(680円)

普通盛でも200g、しかも250g弱はある「らー麺」。ちなみに特大は400g、激大が500g、超特大が600g。歯を押し返すような弾力の麺は、目いっぱい頬張ってもぐもぐ噛むのが一番うまい食べ方だ

「油ソバ」(680円)

茹でたての麺を特製の醤油ダレで和えた油ソバは、麺の香りや風味、歯応えがよりダイレクトに楽しめるツウ好みのバージョン

自家製太麺 渡辺(わたなべ)

住所:〒981-3117 宮城県仙台市泉区市名坂新道18-1

営業情報:11:00~14:30

定休日:不定休

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osakana
おさかな

仙台在住16年、編集長5年目。好きな温泉地は須川高原温泉(岩手)、野地温泉(福島)、鳴子温泉(宮城)。仕事柄食べることは大好きだが、withコロナ時代は「生活の時短」をテーマに、最新家電や在宅ワークに役立つアイテムにハマり中。Amazonヘビーユーザー。