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2018.12.08

映画『旅するダンボール』インタビュー【後編】岡島龍介監督

heroマタギ

みなさんこんにちは。S-style編集部のマタギです。12月7日(金)公開のドキュメンタリー映画『旅するダンボール』の主人公、段ボールアーティストの島津冬樹さんと、それを手がけた岡島龍介監督のインタビューを前編・後編で公開します。

後編の本日は、宮城県出身・岡島龍介監督に映画の内容、映画に対する想いなどをお聞きしました!

岡島龍介監督ロングインタビュー

島津さんの段ボールに対する熱い想いが感じられる『旅するダンボール』。島津さんと岡島監督の出会いは?

岡島監督もともと島津君がセルフドキュメンタリーを撮っていて、それに編集として関わることになって初めて会いました。島津君って、段ボールをみると子どものように興奮するんですよね。好きだという想いがあふれすぎて、映像にするためにはもっと内容を充実させる必要があったんです。そこで、第三者の目線で撮ってみようということになり、僕が監督となって制作が本格スタートしました。

島津さんの最初の印象は?

岡島監督最初はもう野生児(笑)。段ボールを探す様子を撮影する時も自分のペースでどんどん進んでいっちゃうので、何度も話し合いましたね。撮影が進み、同じテントで寝泊まりしたりするうちに、距離が縮んで撮影も良い方向に進みました。

制作を進める中で、大変だったことやこだわったことはありますか?

岡島監督ドキュメンタリーということもあって、ゴールが見えない中での撮影は結構不安な部分ももありました。オーディエンスの興味を惹いて最後まで飽きさせない演出にはかなりこだわりましたね。「段ボールで財布を作る」って彼の活動内容だけ聞くと、「えっ?」てなりますよね。そこで島津君がどんな人でどんな活動をしているのかを丁寧に紹介し、映画の中に入りこんでもらう要素を散りばめました。いろんな感情を持ってもらうための工夫をしているので、意識して観てもらうと映画の楽しみ度合いもグッと深まると思います。

映画のキーワードである“温かい”。制作中に感じる場面はありましたか?

岡島監督ロケ地や撮影場所で出会う人たちに温かく迎え入れてもらって、何度もご協力いただいた時は感無量でしたね。市場での撮影の時は、廃棄予定の段ボールを僕らのために取っておいてくださったんです!

10月20日に仙台でもワークショップが開催されましたがどうでしたか?

岡島監督段ボール財布は最後にパチンとボタンを付けて完成なのですが、ワークショップに参加するお客さんの反応はどこに行っても同じなんです。みなさん「わ~♪」といった感じで感動するか、「あ…ずれた…」って苦笑いするか(笑)。海外でもそれは変わらず同じ反応が見えますね。仙台もお客さんがみんな感動していて、この活動の良さを改めて実感できました。

最後にS-style読者のみなさんへメッセージをお願いします

岡島監督島津君は大手広告代理店を辞めてまで、この活動をしています。活動への思いが強く勇気があるからできることですよね。一歩踏み出す勇気がなくて何かにチャレンジできない人って多いと思うんです。好きなことにチャレンジし続ける姿を観て、ちょっとの勇気を出して踏み出す人が増えればいいなと願っています。仙台は僕の原点です。映像の仕事をするために修行した地なんです。下積み時代を過ごした地で、自分が監督を務めた映画が公開されるなんて、当時は想像もしなかったでしょう。あの頃の自分にも観て欲しかったな…なんて感慨に浸っています。宮城の皆さん、せひMOVIX仙台でご覧くださいね!

12月15日(土)には、島津冬樹さんと岡島監督が来仙し公開記念イベントが開催されます!島津さんと監督から映画の話や撮影エピソードなどを直接聴ける貴重な機会。仙台の方は大チャンスですよ~!

日時/12月15日(土)11:00~
会場/MOVIX仙台
https://www.smt-cinema.com/site/sendai/

『旅するダンボール』
公開日/2018127日(金)
出演/島津冬樹
ナレーション/マイケル・キダ
監督・撮影・編集/岡島龍介
プロデューサー/汐巻裕子
[2018年/日本/91]
上映館/MOVIX仙台
公式サイト/http://carton-movie.com

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マタギ

大学4年間を関西で過ごし、お笑いに魅せられたひよっこスタッフ。山に登り、山頂で珈琲を楽しむのが理想の休日。仙台・宮城の情報通になるべく日々修行中。「本売る人に会いに」「ハローペンパル」などを担当。