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2018.11.02

【Special Interview】石崎ひゅーい

石崎ひゅーい独占インタビューを公開!

Q.今回のツアー「アンコール」は、5月から開催していたワンマンツアーの2巡目のような感じですか?

そういうイメージですね。同じ会場で再び歌うところもありますし、会場が大きい場所に変更になって、あたらめて歌わせてもらう地域もあります。

Q.1年に2度ツアーをやるというのも結構珍しいですよね。今回なんでまた2巡目を開催することになったんですか?

一度目の弾き語りワンマンツアーの時に、どんな反応になるか不安もあったし、自分自身も少しチャレンジ的な要素もあって、ドキドキしながらツアーを周っていたんですけど、各会場でアンコールをたくさんもらったんですね。でも僕、人生で、というか石崎ひゅーいとしてデビューをしてから、ライブでアンコールを一度もやったことがないんですよ。それは自分の中で決まり事になっていて、1時間半とか2時間のライブの間にすべてを出しきろうっていう意思を持っているのと、あんまり予定調和のようなものが好きじゃない。そういう気持ちがあってアンコールをずっとやってこなかったんですけど、今年一度目のツアーで各地方のみんなのあったかい声援を聞いて、戻ってきたいなという想いもあるけどアンコールやらないって決めてるしみたいな。そういう想いもこめて、“アンコール”という題名でもう一度ツアーで周ってしまおうと。

Q.本当は今年のツアーは1巡目で終了する予定だった?

そうですね。一周目はじまって少ししてから、チームのみんなで、よしもう今年2巡目回ろう! みたいな形になって。前回のツアーが終わったのが9月ですからね。スタッフのみんなはスケジュール調整とか大変だったと思いますよ(笑)。今年はもう歌いまくりの年ですね。

Q.仙台での二巡目は1123日(金・祝)、『retro Back Page』にて開催。

今回の『retro Back Page』は僕自身はじめての会場なので、楽しみです。結構弾き語りって、各地のイベンターさんがおもしろい会場を選んでくれたりすることも多くて。洒落た洋館とか、ジャジーなライブハウスとか普通の小さな家みたいなところとか。色々あっておもしろいですし、自分も試されますね。

Q.セットリストはもう決まっていますか?

一度目に来てくれた人も、今回初めて来てくれる人も楽しめるようなものにしたいなと思っています。もちろんはじめて石崎ひゅーいを見に来てくれる人もいると思うので、誰でも楽しめるような作戦を練っているところです!

Q.そして来年1月には石崎ひゅーいさん出演の映画『そらのレストラン』が公開になりますね!

北海道のせたな町が舞台になった、大泉 洋さん主演の映画です。せたな町は自然豊かな場所で、そこには<やまの会>という実在する人たちがいて、有機栽培とか海で獲れる魚とか、そういったものを世に広めるという活動を行っているんです。僕はその中でもイカ釣り漁船をやっている方がモチーフとなった野添という役を演じます。

Q.『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』に続く、北海道映画シリーズ第三弾に加わるのは、どんな気持ちでしたか?

映画へ出演すること自体が2本目なので、最初は不安だらけでしたね。実は撮影スケジュールもライブと被ったりもしていて、大丈夫かなと現場入りしました。でもやっぱり現場に入ると、俳優のみなさんがつくる空気感みたいなものがあって、その中に入っていける、一緒に参加できることがうれしいし、楽しい。音楽とはまた違う表現の喜びがあって、うれしかったですね。決まったときは心配だったけど、やり始めてみたらものすごく楽しかったです。

Q.撮影中の思い出はありますか?

大泉さんがものすごくおもてなしをすごくしてくれる人で。日本酒とか、おいしいお店とかすごく教えてくれるんですよ。大泉さんの地元の北海道だからというのもありますけど、“どうだい、北海道いいだろう!” という想いがすごくて(笑)。映画中は太っちゃいけないんですけど、大泉さんがすごく食べさせてくるから結果太っちゃう(笑)。マキタスポーツさんは以前からドラマとかでご一緒していたんですけど、岡田将生さんや高橋努さんともオフの日に遊んだり。マキタさんが持ってきたニムトっていうトランプのゲームをみんなで四六時中やっていましたね。

Q.完成した作品はどうでしたか?

ひと言、ものすごくいいですよ。自分が出演している作品で、まさか嗚咽して泣くことになるとは思わなかったです。僕とマネージャーとディレクターと、石崎ひゅーいチームで観に行ったんですけど、自分たちが出ている映画で3人揃いも揃って感動して泣いて“ああ、よかったね”って。こんなことで果たしていいのかというのはあったんですけど(笑)、そのぐらいもう最高でした。きっと、いま自分たちに足りないものみたいなのがすごく詰まっている作品なんだと思います。

Q.それでは最後にメッセージをお願いします!

11月23日(金・祝)、『retro Back Page』ワンマン弾き語りライブ、ぜひ遊びにきてください。そして来年1月には『そらのレストラン』に出演させていただいます。こちらもぜひ楽しみに待って、観に行ってくれたらうれしいです!

石崎ひゅーい
12年にミニアルバム『第三惑星交響曲』でメジャーデビュー。翌年、園子温総指揮テレビ東京系ドラマ24「みんな!エスパーだよ!」のエンディングテーマに「夜間飛行」が抜擢され、話題に。さらに、多彩な表現力を活かし、音楽活動にとどまらず舞台や映画、CMへの出演なども果たしている。

hamaji
はまじ

小学2年の息子を追いかけながら、日々せっせと働くワーキングマザー。「せんだいタウン情報S-style」第18代目編集長やってます。BTSが好きすぎて、やたらと韓国料理ばかり作っているただのARMY。