TSUTAYA 築館店・齋藤さんのおすすめ本をさらに紹介!
S-style編集部のいちぼです。
『S-style5月号』の日帰り温泉特集、P159の「本売る人に会いに。」ではTSUTAYA 築館店・齋藤さんが今紹介したい一冊を紹介しています。誌面では『百万光年のちょっと先』をおすすめしてくれました。Web限定の番外編「本売る人に会いに。―Side story」では、誌面でご紹介しきれなかった、“これもおすすめ!”な本を、お届けしちゃいます。
まずは『涙の招待席 異形コレクション傑作選』。このSFアンソロジーに収められている「異なる形」の著者・斎藤 肇さんのかねてからのファンだったという築館店の齋藤さん。
『涙の招待席 異形コレクション傑作選』井上雅彦(編)/光文社文庫/¥713
「少し前に発売された文庫本ですが、私が昔から呼んでいた斎藤 肇さんの素敵な短編が収められている一冊です。斎藤 肇さんは、この人でないと書けないような独創的で、奇想天外な展開が魅力。千編を超える作品から選ばれた“泣ける物語10編”が入っていて、どのお話も読み応え抜群ですよ!」と力説してくれました。
『辺獄のシュヴェスタ』竹良 実(著)/小学館/1~5巻¥596、6巻¥750
次に紹介してくれたのは全6巻完結のコミックス『辺獄のシュヴェスタ』。「この本は読み始めた瞬間からめちゃくちゃおもしろかった!」というこちらの作品は、1人の少女が圧倒的理不尽さに立ち向かいながら、自分の信念を貫き通す、16世紀を舞台にした物語です。全6巻で完結するキレの良さと、読者をあっという間に物語の世界観に引きずり込むストーリー展開が醍醐味。取材でおすすめされた私も1巻を購入してしまい、あっという間に全巻読みきってしまいました! 描かれている時代背景や、登場人物たちを取り巻く環境はかけ離れているように見えて「明日から仕事がんばろう」と踏ん張れる素敵なお話です。
ほかにも『TSUTAYA 築館店』には幅広いジャンルの書籍がずらり。素敵な書店員さんがいる店で、素敵な一冊に出会ってくださいね。